(この記事は 2015 年 2 月 26 日に Microsoft Partner Network Blog に掲載された記事 Announcing two exciting updates for partners interested in Enterprise Mobility Suite (EMS)の翻訳です。最新情報についてはリンク元のページをご参照ください。)
私たちは IT のコンシュマライゼーションがパートナー様にエキサイティングな課題と機会を提供してきたのを目の当たりにしました。BYOD は多くの企業で普通に受け入れられる事例として確立してきて、企業が所有する単一のデバイスを提供するモデルから、従業員が使っているデバイスにかかわらず、彼らが必要な会社のアプリケーションやデータにアクセスさせる人が中心のモデルに移行してきました。これにより、モビリティと仕事の効率が格段に上がりましたが、同時にセキュリティ上の課題や複雑性も出てきました。
お客様によっては複数のベンダーや製品について調べてみるものの、高価で複雑なソリューションを利用することになってしまっていました。これを軽減するため、マイクロソフトはこれらの課題を解決する、単純でコストがかからない方法を開発しました。これは Enterprise Mobility Suite (EMS) (Azure Active Directory Premium、Microsoft Intune、Azure Rights Management が含まれる) と呼ばれるもので、これはまだクラウドに移行中、つまりハイブリッド環境のお客様でも利用することができます。以前までは、EMS はマイクロソフトとの Enterprise Agreement (EA) 契約でしか購入することができませんでした。
このたび、EMS についてパートナー様にとって 2 つの良いニュースを共有します。
最初に、EMS が 2015 年 3 月 1 日より Open ライセンスで提供開始されます。 Office 365、Azure、Dynamics CRM Online など最近 Open ライセンスで提供が開始されたほかの多くのクラウド サービスと同様に、Open ライセンスモデルが提供する柔軟性とコスト削減の力により、流通と販売店が中堅中小規模企業のお客様に追加のクラウドサービスを販売することができるようになります。今回のアナウンスにより、より簡単にクラウドサービスを始めることができ、お客様により多くの価値を提供するクラウドサービスを提案することが可能になります。我々のパートナー様と販売店との間の戦略的なパートナーシップがすぐに機能し、追加の販売機会を提供します。
これに加えて、パートナー様が EMS についてお客様にご案内するのを支援する方法をご用意しています。2 つ目の良いニュースは、3 月上旬から、マイクロソフト アクション パックの購読者、およびシルバー/ゴールド コンピテンシーを持つパートナー様は、EMS と Azure AD Basic に社内利用ライセンス (IUR)特典を通じてアクセスできるようになります。これにより、社内利用、EMS のお客様へのデモ、および内製の開発やテストを行うことができるようになります。もちろん、加えてアドバイザリー時間とプリセールス技術サポートを通じて、貴社が競争力をつけて概念検証を経て EMS ソリューションをお客様に販売することを支援します。また、中堅中小規模企業向けの営業マーケティング資料やキャンペーンをフルに活用することをお勧めします。
私たちは、Open ライセンスで提供されるサービスと、お客様の変わっていく需要をパートナー様がつかみビジネスを成長させるのに必要な特典の改善を今後も続けていきます。