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OneNote for iPad で手書き入力と OCR 機能が利用可能に

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(この記事は 2015 年 2 月 19 日に Office Blogs に投稿された記事 Handwriting in OneNote for iPad and OCR everywhereの翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

 

日々の暮らしの中で覚えておかなくてはならないことが増え、ますます頭を抱えていらっしゃる方も多いかと思います。事実、2013 年に ポストイット ブランドが実施した調査では、人間は 1 日に平均 4 つの重要なことを忘れているという結果が得られました。これは 1 年間に換算すると 1,460 件にもなります。なんという多さでしょう。いつでもどこにいるときでもこのような大切な情報をすべて把握しておくことは、やはり多くの人にとって答えの出ない課題なのです。

 

OneNote ではあらゆるものを取り込み、それを補足したり整理したりして、時間や場所を問わずそれを呼び出すことが簡単にできるため、日々の生活の中で物事を記録し整理するうえで便利です。

 

今回の OneNote の大きな変更点は、コンテンツの取り込み機能と、コンテンツを補足し簡単に呼び出すための機能の 2 つです。まず、OneNote for iPad に手書き機能が追加されました。これは今までに最も多くのご要望が寄せられていた機能で、今回の更新により、マイクロソフトがお勧めする Surface Pro 3 を含むほぼすべての主要プラットフォームの OneNote でご利用いただけるようになりました。次に、光学式文字認識 (OCR) 機能が追加され、OneDrive に保存されているノートブックに追加されたすべての画像に対してテキスト検索を実行できるようになりました。OCR 機能は、Windows Phone や Mac、OneNote Online など、すべてのバージョンの OneNote でご利用いただけます。

 

取り込み: iPad で絵や図を手書き入力

多くの方からご指摘 (英語)いただいていたとおり、OneNote for iPad には重要な機能の 1 つである手書き機能が実装されていませんでしたが、今回の更新では OneNote、Windows ストア アプリの OneNote、OneNote for Android、OneNote for iPad といった各タブレット向けのすべての OneNote アプリで、ペンを使用してノートを取れるようになりました。

iPad でこの機能を使用する場合は、リボンに新たに追加された [Draw] タブをタップします。この機能では、ペン、マーカー、または蛍光ペンを選択し、思いどおりに文字を書いたり、スケッチをしたり、落書きをしたりできます。

(Please visit the site to view this video)

Windows 向けの OneNote では 2003 年からインク機能がサポートされていましたが、その後もノートを取るときのインターフェイスがより自然になるように開発を進めてきました。こうした取り組みの中でマイクロソフトではユーザーがペンをどのように使用するのかについて理解を深め、経験を蓄積しており、それが今回の iPad 用 OneNote の更新に生かされています。たとえば、[Draw] タブを見ると、色が重要な役割を果たしていることがおわかりになるかと思います。これまでの経験から、熱心にノートを取る人は色をよく使い分けていることがわかっており、また、それほど熱心ではない人でも色の使い分けはよく利用しているようです。

学校の授業でノートを取るとき、多くの生徒が色を使い分けます。紙のノートを使用するときには数色のペンを並べ、さまざまな色で文字を書いたり、円を描いたり、マーカーや下線を引いたりしています。このため、OneNote for iPad では一般的な 4 色のペンを手軽に使用できるようにしました。また、さらに他の色を使いたい場合は、カラー ホイールをタップすると 16 色から選択できます。その中からお好みの色を見つけてください。

OneNote には、無限に広がるデジタル キャンバスを使用できるという特長があります。このため、書き込んでいるときにスペースが足りなくなる心配はありません。OneNote では入力や手書きの範囲に合わせて自動的にページが拡張されるため、思いつくままに書き込む余裕はいくらでもあります。メモを書き込んでいるときには、2 本指でページをスクロールできます。また、紙と違って、ピンチ操作で細かい部分を拡大して操作したり、ズーム アウトして全体を把握したりすることも可能です。

スタイラスをお持ちの方は、手書き操作のときに画面上に手を置くこともできます。OneNote for iPad では手のひらが検出されるため、手のひらで誤操作が起きる心配はありません。また、重要な機能として、左利きの方でも右利きの方でも、お好みの持ち方でスタイラスを使用できます。この設定はリボンの [Palm Rejection] から行います。ここから、自分の普段のペンの持ち方に最も近い画像を選択します。

  

補足と呼び出し: 画像内のテキストを検索

Office Lens や Genius Scan などのモバイル スキャナー アプリを使用して領収書やレシピ、メニュー、買い物リストなどの画像を OneNote に取り込むユーザーの方はますます増えてきています。また、共有拡張機能を使用して Web サイトや PDF ファイル、スマートフォンのスクリーンショットを取り込むこともよくあります。

今回の更新では、OneDrive に保存されているノートブック内の画像に対してテキスト検索が実行できるようになりました。この機能はすべての PC、スマートフォン、タブレット向けの OneNote、および OneNote Online でご利用いただけます。テキストを入力すると OneNote が処理を実行し、通常は数分程度で検索結果が表示され始めます。

OneNote では多数の言語の印刷された文字を認識可能ですが、今後さらにサポートを強化していく予定です。この機能は、テキストを含む画像を OneDrive に保存されている任意のノートブックに追加するだけで簡単にお試しいただけます。5 分もすると、OneNote で画像のテキスト検索が行えるようになります。この OCR 機能は、iPhone や iPad だけでなく、OneNote Online を含む任意の OneNote クライアントで使用可能です。

今後数か月以内には、OneDrive for Business でのサポートと、古いノート内の画像の検索機能を追加する予定です。

 

フィードバックのお願い

手書き機能と OCR 機能の強化はまだまだ始まったばかりです。これらの機能を含め、今後さらに各種機能の強化を進めてまいります。ご意見などがありましたら、記事下部のコメント欄かフィードバックおよびご提案用のサイト (英語)までお寄せください。

各デバイス向け OneNote のダウンロード: onenote.com
学生向けの OneNote の使い方: onenote.com/students

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