こんにちは。Exchange サポートの山崎です。
今回は Exchange Online へ POP3/IMAP4 接続を行う際のサーバー側の変更点についてお話します。
Office 365 における SSL 3.0 脆弱性対策の為、2014 年 12 月 1 日より Office 365 では SSL 3.0 のサポートが無効になりました。
その為、Exchange Online をご利用時においても、OWA だけではなく POP3/IMAP4 にてメールを設定されている場合に SSL 3.0 が利用できなくなっております。
結果、明示的に SSL 3.0 にて POP3/IMAP4 接続を行っている場合は接続に失敗する現象が発生致します。
その場合は、POP3 接続を TLS 1.0 に設定変更することにより、問題を回避することが可能です。
今回の変更により、今後は TLS 1.0 以上を POP3/IMAP4 接続時にご利用いただくようお願い致します。
POP3/IMAP4 で接続失敗する場合は、各メーラーの設定をご確認いただき、SSL 3.0 になっている場合は、TLS 1.0 以上に暗号化方式をご変更下さいますようお願いいたします。
なお、SSL 3.0 の脆弱性対策につきましては、以下の記事をご参照下さいますようお願いいたします。
TITLE: 【重要】SSL 3.0 の脆弱性への対策
URL: http://community.office365.com/ja-jp/b/office_365_buzz/archive/2014/10/30/protecting-you-against-the-ssl-3-0-vulnerability.aspx