こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。
Outlook 2013 以降では、Windows 8 以降の OS 上において、Outlook 独自のデスクトップ通知ではなく、Windows のデスクトップ通知を使用するようになりました。
本記事ではその詳細を説明します。
デスクトップ通知について
デスクトップ通知は、新規メールや会議出席依頼などを受信したときにデスクトップに表示される通知です。
Outlook 独自のデスクトップ通知
Windows のデスクトップ通知 (Windows 8 以降)
どちらのデスクトップ通知が使用されるか
使用するバージョンによって、Outlook 独自のデスクトップ通知を使用するか、Windows のデスクトップ通知を使用するか、異なります。(表 1 参照)
これは、Windows 8 以降でストア アプリを全画面で使用している状態でも、Windows のデスクトップ通知により新着メールの通知ができるための機能変更となります。
(表 1) バージョンごとのデスクトップ通知の表示
O: Outlook 独自のデスクトップ通知
W: Windows のデスクトップ通知
[デスクトップ通知の設定] ボタンについて
Outlook 独自のデスクトップ通知の場合、[ファイル] タブ –[オプション]-[メール]-[メッセージ受信] の [デスクトップ通知の設定] ボタンより表示時間や透明度の設定変更がすることができました。(図2, 図3 参照)
一方、Windows のデスクトップ通知では Outlook 独自の通知のような細かい制御はできないため、[デスクトップ通知の設定] ボタンは表示されません。(図 4 参照)
(図 2) Windows 7 + Outlook 2016 の画面
(図 3) デスクトップ通知の設定画面
(図 4) Windows 10 + Outlook 2016 の画面
デスクトップ通知の ON/OFF 切り替えについて
通知の ON/OFF の切り替えは Windows の通知設定画面でも Outlook のオプション設定からでも可能となり、どちらかが OFF に設定されていたらデスクトップ通知は表示されません。
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