(この記事は2016 年 5 月 24 日にMicrosoft Partner Network blog に掲載された記事 Earn MPN Cloud Competency credit with Partner Association の翻訳です。最新情報についてはリンク元のページをご参照ください。)
パートナー様は互いに協力することで、サービスやリーチを拡大し、より多くのお客様のニーズに対応できます。MPN では、このプロセスを容易にして、収益性を高めるための方法を常に模索しています。
パートナーシップの収益性を向上するためには、まずマイクロソフトとのビジネスにかかるコストを削減する必要があります。そこで今回、MPN クラウド コンピテンシーを付与するための評価方法を変更しました。これにより、お客様のデジタル指名パートナーに指定されていない場合にもコンピテンシーを取得することが可能になります。
パートナーの関連付けを通じて実績を評価します
報酬はもちろん大切ですが、クラウド プロジェクトを完了したり、クラウド サービスを提供したりすることで得られるものは他にもあります。
お客様は同時に複数のマイクロソフト パートナー様と提携していることも少なくありませんが、最近まで、コンピテンシーの取得資格を得られるのは、プロジェクトのデジタル指名パートナー (DPOR) に指定されたパートナー様のみでした。1 月にブログ記事で述べたように、皆様からのご要望にお応えして、パートナー様の実績を評価する新しい方法を導入しました。そしてこのたび、パートナーの関連付けを通じて、お客様の同一サブスクリプションに関与している複数のパートナー様の実績を評価し、コンピテンシーを取得していただけるようにしました。
パートナーの関連付けのしくみ
MDC Research と共同で実施した調査から、マイクロソフトとの提携はお客様や見込み客にとって価値がある (英語) ことが判明しています。つまり、コンピテンシー取得に大きな意味があることは明白であり、パートナー様が関連分野で重ねた実績を評価して、コンピテンシーを取得していただけるようにする必要があります。
インセンティブについてはこれまでと変わらず、デジタル指名パートナーに指定されたパートナー様のみが対象ですが、以下のソースから収集されるお客様の使用状況および消費状況のデータに基づいて、クラウド コンピテンシーに関する実績を評価するようにプロセスを変更します。
- マイクロソフトの社内販売システムに記録され、現在取引中のパートナー様
- 代理管理の権限 (DAP): Office 365、Microsoft Intune、Enterprise Mobility Suite、Microsoft Dynamics CRM Online のいずれかの製品を利用しているお客様から DAP 権限を付与されたパートナー様
パートナーの関連付けプロセスは完全に自動化されているため、追加作業を行う必要はなく、上記のいずれかの条件を満たせば実績が評価されます。これからも、ぜひ他のパートナー様と協力して、すばらしいサービスやソリューションをお客様に提供してください。更新版のレポートは、2016 年 6 月 30 日以降にクラウド サービス ダッシュボードでご確認いただけます。
パートナーの皆様はお客様にクラウドの価値を実感していただくために日々取り組んでくださっており、マイクロソフトはそうした皆様の実績を適切に評価したいと考えています。今後も引き続き、パートナー様とその実績を評価する方法を検討してまいります。どうぞご期待ください。
ではまた、次回の記事でお会いしましょう。