Igniteで発表された最新情報をはじめ、Microsoft の今をお伝えするイベント「Tech Summit」が11月に日本で開催!
ぜひ皆様のご参加を楽しみにお待ち申し上げております!
「Microsoft Tech Summit」
日時:11月1日・2日
場所:ヒルトン東京お台場
お申込みURL: http://microsoft-events.jp/mstechsummit/
(この記事は 2016 年 9 月 26 日に Office Blogs に投稿された記事 Connect to expertise and content with new people experiences throughout Office 365 の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)
マイクロソフトには、お客様から情報やドキュメントが多すぎて困っているとの声が寄せられています。「何を知っているかではなく、だれを知っているかが大切だ」との格言は、まさしく真実でしょう。本当に重要なのは、他の人の知識を吸収してどのような発見ができるかという点なのです。Office 365 の People エクスペリエンスでは、周りの人の力を借りつつ、Microsoft Graph のインテリジェンスに基づいて直観的かつ積極的に知識を共有できます。
マイクロソフトはこのたび、Ignite で画期的な People エクスペリエンスのロールアウトを発表しました。具体的には、以下のとおりです。
- Windows 10 デスクトップおよびモバイル向けの新しいアプリ “Delve” (現在提供中)
- People カードを使って Office 365 にプロファイル情報とコンテンツを表示 (ロールアウト中)
- Office 365 プロファイルの更新 (現時点では初回リリース分までロールアウト)
ここに挙げた Office 365 の新しい People エクスペリエンスは、いずれも最新情報の把握に役立ちます。使っているアプリが何であれ、People からコンテンツを探したり、今までよりも簡単に専門知識を共有したり、別の場所で仕事をしていても互いに連絡を取ったりすることができるようになります。
それでは、人を中心とした新しい Windows 10 アプリ、Delve から詳しくご紹介しましょう。
Windows 10 デスクトップおよびモバイル向けアプリ “Delve” について
Windows 10 アプリ、Delve では、Windows デスクトップとモバイルに初めて People エクスペリエンスを導入しました。このアプリを使えば、現在作業が進められている重要ファイルがすべてアクティビティ ストリームという形で 1 つの場所に表示されるため、同僚の状況や作業内容をタイムリーに把握できます。また、Office 365 でだれかが変更を加えた場合には、それに関係する人々の写真に数字の入ったバッジが表示されるほか、重要であれば通知を受信できます。
新しい Windows 10 アプリ Delve では、以下のことが可能になります。
- バッジと通知で同僚の作業をタイムリーに把握
- 知り合いの中からドキュメントやメールの添付ファイルを検索
- 作業中の重要ドキュメントに戻る
- 専門知識の発見、自分とかかわりのある同僚に関する詳しい情報の確認
ぜひ、Windows 10 用 Delve アプリをインストールしてみてください。
Windows 10 アプリ Delve を使って情報の価値を引き出す方法については、こちらを参照してください。また、Windows 以外のデバイスを使用している方のために、Office Delve for iOS と Office Delve for Android もご用意しています (どちらも、既にストアで公開されています)。
SharePoint Online、OneDrive for Business、Outlook on the web でもインテリジェントな People カードを活用
Outlook で連絡先カードを見たことがあるという方もいらっしゃることでしょう。今回の更新は (SharePoint Online や OneDrive for Business などの) Office 365 アプリにも、作業の内容に応じて Delve のようなインテリジェントなエクスペリエンスを実現するものです。表示されている人の名前や画像にカーソルを合わせると、People カードが展開し、連絡先情報、組織との関係、作業中のドキュメントが表示されます。
Outlook on the web (英語) では、既に People カードの運用を始めています。SharePoint Online のチーム サイト、ドキュメント ライブラリ、リストのほか、OneDrive for Business については、現在ロールアウトを進めている段階です。このほか、SharePoint と OneDrive のモバイル アプリでも、People から重要な情報とインサイトにアクセスできます。特定の人物の情報や作業内容を確認するには、その人の名前または写真をクリックまたはタップします。People カードにはいつでもアクセスできるため、1 日を通して常に最新の情報を把握することができます。
Office 365 ではいつでも People カードが表示され、連絡先のほか、一緒に作業をしている人物や作業内容などの情報を確認できる
Office 365 プロファイルの更新
Office 365 プロファイルは、ユーザーがどのような人物であるか、どのような人と知り合いであるか、さらには、そのユーザーと知人が何をしているかを示します。プロファイルはコンテンツが豊富で実用的です。プロファイル ページからは、直接 Skype でチャットや通話を始めたり、メールを送ったりできます。連絡が取れるタイミングがわかりやすくなるように、Delve では Exchange Online の予定表から空き時間と忙しい時間に関する情報を取得し、1 日の状況を表示します。また、ユーザーが不在の場合には、その旨を示すメッセージが表示されます。
今回の更新では、他の人から自分自身やそのコンテンツを見つけてもらえるように、プロファイルの編集がきわめて簡単になりました。プロファイルでプロジェクト、スキル、学歴を一覧にしておけば、まだ知り合いでない人からも見つけてもらいやすくなるでしょう。新しくなったプロファイル編集エクスペリエンスでは、数回のクリックとキー操作で情報を更新できます。
Delve のスマート検索では、結果が人、ドキュメント、ボードの各セクションに整理されるため、探している人や物を見つけやすくなっています。専門分野、役職、地域を条件として人を探すことができ、これまでよりも直観的なエクスペリエンスを実現しています。プロファイルにビジネス関連の重要な情報が蓄積されていくにつれて、企業全体で専門分野の検索と検出に対する価値が高まります。
Office 365 の新しいプロファイルでは、空き時間と忙しい時間、スキル、プロジェクトなど、さまざまな情報を表示
新エクスペリエンスではインラインでのプロファイル編集が可能 ([Update profile] をクリック)
Office 365 プロファイルの詳細と Office 365 での共同作業の促進方法については、こちら (機械翻訳) を参照してください。
今後の予定
Office 365 で最新の People エクスペリエンスを提供できることをたいへん嬉しく思っています。新しい機能は、準備が整った時点で、自動でロールアウトしていく予定です。また、この分野では引き続き改良を続けていきます。現在は、Office 365 Groups のグループ カードの機能強化を進めています。また、Office 365 の利用者を対象に Outlook 2016 クライアントに新しい People エクスペリエンスを導入することや、People カードにさらに多くの Microsoft Graph インサイトを表示する計画もあります。
今後 Office 365 の People エクスペリエンスに追加する機能についてご提案がございましたら、Delve UserVoice ページ (英語) にて People Experiences カテゴリ タグを使用してフィードバックをお寄せください。また、他のアイデアへの投票にもご協力ください。このほか、Twitter でもご意見をお待ちしておりますので、@OfficeDelve までご連絡ください。皆様から寄せられたご意見を形にできるように、引き続き取り組んでまいります。
—Mark Kashman (SharePoint チーム、シニア プロダクト マネージャー)
よく寄せられる質問
Microsoft の今をお伝えするイベント「Tech Summit」が11月開催決定!「Microsoft Tech Summit」
日時:11月1日・2日
場所:ヒルトン東京お台場
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