(この記事は 2016 年 12 月 14 日に Office Blog に投稿された記事 Updates to the OneNote Class Notebook add-in—read/unread indicators in Review Student Work and more の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)
マイクロソフトでは、新学年が始まって以来、デスクトップ用 OneNote の Class Notebook アドインの強化を進めてきました。この記事では、主要な改良点と最近のリリースの更新についてお伝えします。OneNote Class Notebook アドインの最新バージョンは、ツール バーの [Update] ボタンをクリックするだけでダウンロード、インストールできます。Class Notebook アドインを初めてインストールされる方は、OneNote Class Notebook の Web サイトからダウンロードしてください。
生徒の課題のレビュー機能を強化
今回のリリースでは非常に魅力的な機能が追加されました。[Review Student Work] ウィンドウで、生徒の課題の更新状況を教師がすばやく確認できるようになりました。
これまで、教師の皆様からは次のようなご要望を多数お寄せいただいていました。
- 配布したページや課題に生徒がいつ着手したかを簡単に確認できるようにしてほしい。
- 教師が既にレビューを終えたページをすぐに確認できるようにしてほしい。
- 教師がレビューや評価を終えたページに生徒が新しいコンテンツを追加したかどうかを確認できるようにしてほしい。
新しい OneNote Class Notebook アドイン (バージョン 1.4.5.0) ではこのようなご要望にお応えし、馴染みやすい太字で未読状態が示されるようになりました。
[Review Student Work] ウィンドウで既読/未読を表示
ノートブックと生徒のマッピングを改良
- ノートブックのマッピング: ノートブック名と LMS や SIS のコース名が一致する場合、Class Notebook アドインで自動的にこの 2 つがマッピングされます。
- 生徒のマッピング: 生徒の名前が <姓>、<名> という書式で表記されている場合、生徒の名前が自動的にマッピングされます。
その他の機能強化の詳細
LMS での SEQTA のサポートが強化され、課題の配布と成績評価の機能が統合されました。また、パフォーマンスが強化されページをすばやく配布できるようになりました。
以下に、最近数か月間の Class Notebook アドインのすべての新機能と機能強化についてまとめました。このリストは Class Notebook アドインのサポート ページにも掲載されています。
バージョン 1.2.0.0 (2016 年 9 月)
- SEQTA の課題配布/成績評価の統合
- Class Notebook の自動マッピングの追加
- 姓、名による生徒名の自動マッピング
- トークンの更新により、教師の LMS/SIS へのサインイン操作が 2 回目以降不要に
- 添付ファイルが含まれるページ配布時に警告を表示
- ページ配布時にセクション名のアポストロフィを適切に表示
バージョン 1.3.0.0 (2016 年 9 月)
- MS Classroom コースで大量の課題を評価する場合に発生する不具合の修正
バージョン 1.3.1.0 (2016 年 10 月)
- Schoology のサインインに影響を与える不具合の修正
バージョン 1.3.2.0 (2016 年 10 月)
- 生徒のマッピングを保存できない不具合の修正
バージョン 1.4.0.0 (2016 年 11 月)
- ページ配布時に特定の種類のコンテンツで発生する不具合の修正
バージョン 1.4.5.0 (2016 年 12 月)
- 課題や配布物で生徒の課題のレビューの未読/既読を確認
- ページ配布時のパフォーマンスを向上
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