(この記事は 2017 年 5 月 3 日に Office Blogs に投稿された記事 Dentsu Aegis Network manages growth and goes global with Office 365 の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)
今回は、電通イージス・ネットワークのグループ CIO (暫定) 兼 EMEA CIO を務める Gideon Kay 氏による寄稿記事をご紹介します。
メディアとデジタル マーケティングの世界は移り変わりが激しく、業務のあらゆる面で怒涛のような変革を引き起こしています。その急速な変化の中で常に一歩先を行くには、当社と同様に変革に取り組むテクノロジ ベンダーの存在が欠かせません。そこで電通イージス・ネットワーク (DAN) は、マイクロソフトのクラウド テクノロジを採用し、当社の将来を見据えた独自のコネクテッド デジタル ワークプレースを構築しました。
社名に「ネットワーク」という言葉が入っているとおり、コラボレーションは当社の中核を成す強みです。異なる地域のさまざまな部署からあらゆるスペシャリストが集まり、1 つのプロジェクトに共同で取り組む光景が、ごく当たり前となっています。こうした共同作業には、Microsoft Office 365 のような、俊敏性に優れ、革新的で、コンプライアンスが確保された、包括的かつ統合されたテクノロジが必要です。Office 365 の中でも Microsoft Teams の柔軟性は大きなメリットをもたらしています。当社の仮想グループにおいて、異なるチャネル、ブランド、タイム ゾーンでの多様な働き方に対応し、クライアントにさらなる効率性をもたらしています。Office 365 のおかげで、従業員どうしが深くつながれるようになっただけでなく、外部のクライアント、サプライヤー、パートナーとも安全に共同作業が行えるようになりました。これにより、大規模なブランド マーケティングを展開するプロジェクトにおいて、きわめて高い競争力を維持しています。
当社では現在、さらなる成長へ向けたロードマップを掲げており、Yammer や Skype for Business Online などのエンタープライズ クラスのネットワーキング サービスを活用して、社内のさまざまな壁を取り払おうとしています。円滑なコラボレーションによって、これまで構築してきた革新的なブランドを強固なものとし、高品質なメディア、デジタル、クリエイティブ、コミュニケーションのソリューションの提供を推進していきます。重要なのは、急速に拡大している人員の力を結集し、効果的に共同作業を行うことで、会社としての能力の向上とナレッジの強化に取り組み続けることです。Office 365 のクラウド インフラストラクチャはきわめて拡張性に優れており、当社の大きな資産となっています。おかげで、コミュニケーションを図り、企業文化のつながりを維持しながらも、グローバルな規模でコンプライアンスを確保することができます。
Office 365 を使用することで、社内の生産性も向上しています。PowerPoint Online や Word Online の共同編集機能を活用したところ、3 日間かけて資料の準備のために何度も会議を行っていたのが、3 時間の会議 1 回で済むようになりました。チーム メンバー間で長々と会話をしたり少しずつ手を加えたりしなくても、リアルタイムに資料を推敲し、整理し、完成させることができます。
もちろん、堅牢なセキュリティ対策という支えがなくては、いくら機能が豊富であっても意味がありません。その点 Office 365 は、生産性とセキュリティのバランスが取れています。コンプライアンスとセキュリティへの懸念が最小限に抑えられれば、世界中から優れた革新的なアイデアを得ることで、創造性と俊敏性が求められるビジネスに力を注ぐことができます。
Office 365 を使用すると、グローバル ネットワーク内のエキスパートが他の従業員とすばやくシームレスにつながることができます。これは、最高のメディアおよびデジタル・マーケティング ソリューションをクライアントに提供するうえで、重要な鍵となっています。
—Gideon Kay
電通イージス・ネットワーク社が優れた革新的なアイデアを得ている方法については、こちらの導入事例 (英語) をご覧ください。
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