このポストは、9 月 25 日に投稿された Cloud Platform Release Announcements for September 25, 2017 の翻訳です。
この記事では、クラウド プラットフォーム チームが進める一連の新しい更新をまとめてご紹介します。
マイクロソフトでは、ユーザーの皆様によるクラウドの利用をサポートする取り組みを日々行っています。私たちは幅広い製品ポートフォリオを通じてマイクロソフトならではの最新技術、総合的なモバイル ソリューション、開発ツールを提供しており、ユーザーの皆様にはこれらをご活用いただくことで皆様が本来持つ力を余すところなく発揮していただきたいと考えております。今回お届けする最新リリース情報は以下のとおりです。
- Azure Reserved Virtual Machine (VM) Instances のリリース
- Azure のセキュリティと運用の管理に関する新機能と更新 - Cloudyn、Azure Security Center、Monitor
- 可用性ゾーンのプレビュー
- Azure Batch の Low-Priority VM の一般提供
- Azure Batch Rendering サービスの一般提供
- Azure Cloud Shell での PowerShell のプレビュー
- Azure Data Box の限定プレビュー
- Azure DDoS Protection のプレビュー
- Azure File Sync のプレビュー
- Azure IoT Hub Device Provisioning Service のパブリック プレビュー
- Azure IoT Suite Remote Monitoring の販売を開始
- Azure Migrate のプレビュー
- Azure Network Watcher の Express Route 用 Connectivity Check
- Azure Traffic Manager Real User Measurements のプレビュー
- Azure Traffic Manager Traffic View のプレビュー
- Azure VPN Gateway での Mac 用 P2S VPN の一般提供
- Standard Load Balancer の HA ポートのプレビュー
- Standard Load Balancer のプレビュー
- Project “Honolulu” のプレビュー
- SDN のグローバル仮想ネットワーク ピアリングのプレビュー
- System Center のプレビュー ビルド (Semi Annual チャネル)
- Azure Storage および Azure SQL 向け VNet サービスのエンドポイントのパブリック プレビュー
- Azure Storage および Azure SQL 向け Virtual Network サービスのエンドポイントのプレビュー
- Windows Server バージョン 1709 の一般提供
- SDN – IP サービス タグのプレビュー
- Azure および Office365 の ExpressRoute で IPv6 をサポート
- Azure の新サービス Azure Essentials のプレビュー
- FastTrack for Azure のプレビュー
- Azure Machine Learning の更新のプレビュー
- Azure SQL Database のリフト & シフト サービスの事前発表
- AI ソリューションに関する発表
- Windows/Linux/Docker 用 SQL Server 2017 の一般提供
- Azure SQL Database の Native Scoring のプレビュー
- Azure SQL Database Premium レベルの 4 TB ストレージ プール
- Azure SQL Database の Virtual Network サービス エンドポイントのプレビュー
- Azure SQL Database の Vulnerability Assessment のプレビュー
- Cognitive Services のテキスト分析、Bing Search v7、Bing Custom Search の一般提供
- Machine Learning サービスの Hadoop 用 ML Server の SA の一般提供
- R Server から Machine Learning Server へ名称を変更
- Power BI Desktop の新機能の一般提供
- Azure Cosmos DB のデータベース監査機能の一般提供
- Azure Cosmos DB と Azure Functions の統合のプレビュー
- Azure Cosmos DB の新しいメトリックとヒートマップの一般提供
- Azure Data Factory の更新のプレビュー
- Azure SQL Database の適応型クエリ処理の一般提供
- Azure SQL Database でのグラフ サポートの一般提供
- Azure SQL Database の Intelligent Insights のプレビュー
- Power BI サービスの新機能の一般提供
- SQL Data Warehouse 分析ワークロード用の新しい高パフォーマンス サービス レベル
- Azure App Service での Premium サービス レベルの一般提供
- Azure Functions での .NET Core のサポート
- Azure Functions での Microsoft Graph バインディングのサポート
- Azure Service Fabric の新機能
- Azure OSS DevOps による Azure Cloud Shell の Hashicorp Terraform サポート
- Visual Studio Mobile Center プレビューで Android 8.0 Oreo をサポート
- Visual Studio Mobile Center プレビューでの iOS 11 のサポートの発表
- Visual Studio Mobile Center プレビューの Continuous Export
- 強化された新しい Azure Active Directory Cloud App Discovery の一般提供
- System Center Configuration Manager の共同管理 (ConfigMgr+Intune) に関する新情報
- Intune パートナーの Jamf を統合
- Microsoft Cloud App Security のプロキシ機能のプレビュー
- Azure HDInsight と OMS の統合のパブリック プレビュー
- Power BI Embedded に関する新情報
- Microsoft Azure Information Protection であらゆるユーザーのメールを保護
- Azure Active Directory のアクセス レビューのプレビュー
- Azure AD Conditional Access の新しい条件とコントロールのプレビュー
- Microsoft Cloud App Security の AIP 自動ラベリングのプレビュー
- EU データセンターにおける Microsoft Cloud App Security のサポート
- System Center Configuration Manager の複合権限と Intune Data Importer
- G シリーズおよび H シリーズの料金値下げに関する新情報
- アプリケーション セキュリティ グループのプレビュー
Azure Reserved Virtual Machine (VM) Instances のリリース
Azure Reserved VM Instances (RI) がリリースされました。これにより、Azure の仮想マシンを非常に安価な料金で予約できるようになります。
Azure Reserved VM Instances では、場所や時間に応じてワークロードに優先順位を付け、コンピューティング能力を予約することができます。従量課金制と比較して 72% もコストを削減でき、1 年または 3 年契約の一括前払いのため予算の管理や予測が容易になります。Azure RI の購入方法は、リージョン、VM シリーズ、契約期間の 3 項目を選択するだけの簡単なステップです。また、契約期間内に予約内容の変更やキャンセルの必要が生じた場合でもすぐに対応できます。さらに、Windows Server をご利用中の場合、Azure Hybrid Benefit と組み合わせることで最大 82% のコスト削減が可能です。Azure Reserved VM Instances では、コンピューティング能力の優先度に応じて、柔軟な RI を低価格で利用することができます。
Azure のセキュリティと運用の管理 - Cloudyn、Azure Security Center、Monitor
Azure のセキュリティと運用の管理に関する新機能と更新
Azure には独自のセキュリティと運用の管理機能が組み込まれており、ネイティブなインテリジェンス機能とハイブリッド機能を活用することで生産性を向上できます。このたび、クラウド ワークロードの保護と管理を強化する新機能と更新が発表されました。Azure、AWS、Google Cloud Platform が混在する企業のクラウド関連のコストの管理と最適化を行う目的で導入された Cost Management by Cloudyn は、Azure ユーザーおよびパートナーの皆様に無料でご利用いただけます。Cost Management のページ (英語) で詳細をご確認のうえ、こちらのサイト (英語) から使用を開始してください。
Azure Security Center は、Azure で実行されているワークロードをサイバー攻撃から保護します。今回、Ignite にて発表されたパブリック プレビューでは、オンプレミスおよび他のプライベート クラウドやパブリック クラウドで実行されているワークロードも対象となりました。また、アプリケーションの動的ホワイトリスト登録、Azure Logic Apps との統合、インタラクティブな調査経路やマッピングを使用したインシデントのドリルダウンなどの新機能が Security Center に追加されます。さらに、Azure でリソースを作成する段階から、リソースの監視、バックアップ、セキュリティを目的とするサービスを検索して追加し、セキュリティ リスクやコンプライアンス リスクを容易に軽減できるようになりました。新機能である Update Management は、あらゆるマシンで無料でご利用いただけます。新しいサービスや機能の詳細は、Azure ブログの記事 (英語) を参照してください。
可用性ゾーンのプレビュー
先週、2 つのリージョンでの Azure Availability Zones (英語) のパブリック プレビュー開始と、今後の対象リージョン拡大予定を発表しました。現在、急増するビジネス継続性のニーズに対応するため、Availability Zones を使用して、既存のリージョンで包括的な高可用性および災害復旧機能を提供できるように取り組んでいます。
Availability Zones は Azure リージョン内の障害から隔離された場所に、冗長性を持つ電源、冷却能力、ネットワーク機能を提供します。Availability Zones では、データセンターでの障害発生に備えて高可用性とフォールト トレランス性が確保されているため、ミッション クリティカルなアプリケーションを実行するのに適しています。このサービスが一般提供される際には、単一リージョン内の 2 か所以上のゾーンにデプロイされた仮想マシンについて、返金制度付きの SLA で 99.99% の可用性が保証されます。
ぜひ Azure Availability Zones を今すぐお試しください (英語)。詳細は製品概要のページを参照してください。
Azure Batch の Low-Priority VM の一般提供
Azure Batch Low-Priority VM の一般提供を開始
Azure Batch | 料金
通常のオンデマンド VM よりも大幅に割安な Low-Priority VM の一般提供が開始されました。中断可能で実行タイミングも柔軟なバッチ アプリケーションの場合、Low-Priority VM を使用することで、ワークロードの実行コストを大幅に削減したり、同じ料金のままでより大規模で多くの処理を実行したりすることができます。多くのバッチ処理ワークロードには Low-Priority VM を活用するメリットがあり、Azure Batch を使用して Low-Priority VM の割り当て、管理、発生したプリエンプションの処理などを簡単に実行できます。
Azure Batch Rendering サービスの一般提供
Azure Batch Rendering の一般提供を発表
Azure Batch Rendering を使用すると、Maya や 3ds Max などのクライアント アプリケーションやマイクロソフトの SDK でのレンダリングをシームレスに実行できるため、アーティスト、エンジニア、デザイナーが大規模なレンダリング ジョブの結果をすばやく確認することができます。
Azure Batch Rendering は、パブリック プレビューの終了と同時に一般提供を開始いたします。
このサービスの一環として、日常的なレンダリング ワークロードを Azure でシームレスに実行できるように、Azure チームは Autodesk や Chaos Group などのパートナーとの協力を進めています。Batch Rendering では今後、リッチな統合エクスペリエンスを実現するクライアント プラグインなどの各種ツールを提供予定で、容易なスケーリング、監視、資産管理のほか、アプリケーション内からジョブを送信できるようになります。さらに、既存の環境とのカスタム統合を可能にする SDK をさまざまな言語で提供します。
詳しくは Azure Batch Rendering のページ (英語) を参照してください。
Azure Cloud Shell での PowerShell のプレビュー
9 月 25 日 (月)、マイクロソフトが管理する Azure の、Azure のための管理マシンである Azure Cloud Shell で PowerShell のパブリック プレビューを開始しました (英語)。これにより、場所やデバイスを問わず、クラウドでホストされている承認済みのブラウザーベースのシェル エクスペリエンスから PowerShell を使用して Azure へ接続できるようになります。
Hemant Mahawar のブログ記事 (英語) で詳しく説明されているとおり、PowerShell エクスペリエンスでは、リソースの検索、現在のパスに応じたコンテキスト機能、PowerShell Gallery (英語) から新規コマンドを追加する拡張モデル、仮想マシンの管理など、Azure ドライブ (Azure:) のファイル システムを使用することで、すべての Azure リソースの検索や移動の操作が簡略化されます。
詳しくは Azure Cloud Shell のページを参照してください。
Azure Data Box の限定プレビュー
Azure Data Box の限定プレビューを発表
Azure Data Box の限定プレビューが発表されました。Azure Data Box は、大量のデータを Azure Storage に転送することができる、安全、高耐久性で改ざんに強いマイクロソフト製アプライアンスです。Data Box は Azure ポータルでご注文いただけます。Data Box は、DHCP 経由またはお客様の IP アドレスを使用してお客様のネットワークに接続されます。Azure Data Box へのデータ コピーでは、SMB 3.0 プロトコルを使用し、データは 256 ビットの AES 暗号化キーで暗号化されます。Data Box をマイクロソフトに返却する場合、データを Azure Blob または Files のストレージに保存でき、データのアップロード完了後にデバイスは消去されます。パートナー様は、大量のデータを Azure に転送するプロジェクトなどに Azure Data Box を活用していただけます。今回のプレビュー対象は米国リージョンに限定されますが、ご興味をお持ちの場合はぜひ参加の意思をお知らせください。プレビューへのサインアップをご希望の方は、Azure Data Box のプレビュー プログラムをご確認ください。Azure Data Box の詳細については、ブログ記事を参照してください。
Azure DDoS Protection のプレビュー
OSI 参照モデルの第 3 ~ 7 層を悪用した分散型サービス拒否 (DDoS) 攻撃からアプリケーションを保護する新サービス Azure DDoS Protection のプレビューが発表されました。このサービスは Azure 内のリソースのパブリック IP アドレスを監視しながらアプリケーションの通常のトラフィック パターンを学習し、攻撃検出時に即座に影響を緩和します。またこのサービスを登録すると、アプリケーションに対する攻撃の詳細なテレメトリとアラートを受け取ることができます。プレビュー期間中は、完全に無料でご利用いただけます。詳しくは Azure DDoS Protection のページ (英語) を参照してください。
Azure File Sync のプレビュー
Azure File Sync のプレビューを発表
Azure File Sync のパブリック プレビューが発表されました。Azure File Sync では、クラウドのファイル共有管理を安全に集約することができます。Windows Servers に File Sync エージェントをインストールすると、アクセス頻度が低いファイルをクラウドに保存しながら、アクセス頻度が高いデータをそのままローカル ファイル共有できるため、構成やコードを変更することなく一貫したファイル共有パフォーマンスを得られます。また、File Sync にファイル共有管理を集約することで、支社やリモート オフィスの IT サポート要件を緩和することもできます。パブリック プレビューは米国リージョンのみで提供されます。プレビューへのサインアップをご希望の方は、プレビュー版 Azure File Sync のページにアクセスしてください。Azure File Sync の詳細については、ブログ記事を参照してください。
Azure IoT Hub Device Provisioning Service のパブリック プレビュー
Azure IoT Hub Device Provisioning Service のパブリック プレビューが発表されました。これは、IoT Hub へのデバイスのプロビジョニングを完全に自動化する Azure IoT Hub の新しいサービスです。
膨大な数のデバイスを安全でスケーラブルな方法でプロビジョニングできるため、これまで時間とリソースを大量に消費していた無数の接続型デバイスの管理プロセスの自動化が実現します。Device Provisioning Service は、クラウドへのデバイスの登録とデバイスの構成の両方に対応した、クラウド唯一の完全自動プロビジョニング ソリューションです。9 月 6 日より米国東部、西ヨーロッパ、東南アジアで提供が開始されており、段階的に全世界の地域に拡大される予定です。
プロビジョニング サービスを利用しない場合、Azure IoT Hub へのデバイス接続をすべて手動で操作しなければなりません。各デバイスに一意の ID を付与し、競合が発生した場合にデバイスごとにアクセス権を失効できるようにします。デバイス数が少なければ手動でも行えますが、IoT の膨大な数のデバイスに接続用の資格情報を付与するのはほぼ不可能です。
IoT Hub Device Provisioning Service を IoT Hub のデバイス管理機能と組み合わせることで、大規模な IoT デバイスのライフサイクルを安全に管理できるようになります。
Azure IoT Suite Remote Monitoring の販売を開始
Ignite で発表された Azure IoT Suite Remote Monitoring ソリューションは、IoT プロジェクトの開発、デプロイ、メンテナンスを簡素化する取り組みの新たな一歩となります。マイクロソフトは、Azure サブスクリプションにデプロイ可能なマイクロサービス基盤のオープン ソース アーキテクチャを構築しました。このアーキテクチャは Java と .NET の両方の言語で使用できるため、Azure プラットフォーム上でのソリューション開発の選択肢が広がります。
利用方法などの詳しい情報は、以下の資料をご覧ください。
- こちらのページ (英語) でリモート監視ソリューションのデモをご覧いただけます。
- 概要については Ignite のブログ記事 (英語) を参照してください。
- 用途や機能の詳細については、技術資料をお読みください。
- こちらのページから新しいリモート監視ソリューションをプロビジョニングできます。
Azure Migrate のプレビュー
新サービスの Azure Migrate (英語) が発表されました。これにより、Azure への移行に必要なガイドや情報、メカニズムをお客様に提供できるようになります。
Azure Migrate では、アプライアンスを使用して以下のような機能を提供します。
- オンプレミスの仮想マシンとサーバーの検出と評価
- 多層アプリケーションを確実に検知するための組み込み型の依存関係マッピング
- Azure Virtual Machines の適切なサイジング
- 潜在的な問題の修正ガイドラインを含む互換性レポート
- データベースの検出と移行を目的とした Azure Database Management Service との統合
Azure Migrate を使用すると、移行によるビジネスへの影響を最小限にとどめ、またワークロードを期待どおりに Azure で実行することができます。適切なツールとガイドラインによって、パフォーマンスと信頼性の重要なニーズに確実に対応できます。
Azure Migrate の詳細をご確認のうえ、ぜひ限定プレビューをお試し (英語) ください。限定プレビューでは VMware ベースの環境の検出、コスト分析、推奨構成をご利用いただけます。なお、今後数か月以内に Hyper-V 環境の検出とレプリケーションによるサーバー移行にも対応する予定です。
移行に関する資料、ツール、サービスをご希望の方は、新しい Azure Migration Center (英語) にアクセスしてください。
Azure Network Watcher の Express Route 用 Connectivity Check
Azure Network Watcher の Azure ExpressRoute 用 Connectivity Check のプレビュー
Azure Network Watcher の Express Route 回線用 Connectivity Check のプレビューが発表されました。これは既存の接続チェックに追加された高度な機能で、Azure 仮想マシンからオンプレミスのマシンへの Azure ExpressRoute 回線を使用したハイブリッド接続の問題を特定することができます。
Connectivity Check を使用すると、接続問題の特定にかかる時間を大幅に短縮できます。確認できる内容は以下のとおりです。
- 接続元の仮想マシンからオンプレミスのマシンへの全ホップ
- ホップ バイ ホップと全体のレイテンシ
- Azure の各ホップのユーザー構成やプラットフォームに関する潜在的な問題。ポータルから、または REST API、PowerShell、CLI、SDK を使用して接続チェックを実施できます。
詳しくは接続チェックの概要ページを参照してください。
Azure Traffic Manager Real User Measurements のプレビュー
Azure Traffic Manager Real User Measurements のプレビュー
Azure Traffic Manager Real User Measurements のプレビューが発表されました。これは、Traffic Manager プロファイルへのクエリによって Azure Traffic Manager のルーティング精度を向上させる機能で、Azure Traffic Manager の既存のネットワーク レイテンシ インテリジェンスをエンド ユーザーの接続元のネットワークに適切に配置することができます。まず Azure で提供される JavaScript コードを Web プロパティ内で実行し、エンド ユーザーのネットワークから Azure リージョンへのレイテンシを計測します。この計測結果は Azure Traffic Manager サービスに送信され、ルーティング決定の精度向上に使用されます。Real User Measurements を活用することで、組織におけるネットワーク レイテンシ最小化の課題を解決することができます。料金などの詳細については、Real User Measurements の概要ページ (英語) と Azure Traffic Manager の料金ページを参照してください (注: パブリック プレビュー期間中は無料でご利用いただけます)。
Azure Traffic Manager Traffic View のプレビュー
Azure Traffic Manager Traffic View のプレビュー
Azure Traffic Manager Traffic View のプレビューが発表されました。この機能を使用すると、ユーザー拠点の位置情報 (ローカル DNS リゾルバー単位までの精度)、そのリージョンで発生するトラフィック量、ユーザーの平均レイテンシ、各ユーザー拠点から使用中の Azure リージョンへの特定トラフィック パターンなどを把握できます。情報は Azure ポータル上の表で確認でき、データをそのままダウンロードすることもできます。これにより、既存の Azure リージョンの容量管理の方法や拡張が必要な Azure リージョンなどの情報を基に、ユーザー エクスペリエンスを改善することができます。料金などの詳細については、Traffic View の概要ページ (英語) と Azure Traffic Manager の料金ページを参照してください (注: パブリック プレビュー期間中は無料でご利用いただけます)。
Azure VPN Gateway の Mac 用 P2S VPN の一般提供
Mac 用 P2S VPN および 専用 AD ドメイン認証の一般提供を開始
Azure Networking で Mac 用 P2S VPN および P2S VPN 用 AD ドメイン認証が一般提供されることになりました。
これにより、ネイティブな IKEv2 VPN クライアントを使用して Mac から P2S VPN で Azure Virtual Network に接続できます。SSTP は引き続き Windows 用 P2S ソリューションとして使用できます。IKEv2 と SSTP VPN を使用することで、Windows と Mac のクライアントを同じ環境で利用できるようになります。
RADIUS 認証を有効化して、IKEv2 および SSTP VPN の認証に組織のドメインの資格情報を使用できます。Azure VPN Gateway では、Azure またはオンプレミスのデータセンターで RADIUS と AD ドメイン デプロイメントを統合できます。RADIUS サーバーでは他の ID プロバイダーも統合可能で、多要素認証などの P2S VPN 用の便利な認証オプションを利用できます。
Standard Load Balancer の HA ポートのプレビュー
Azure Load Balancer の HA ポートのプレビューを開始
Azure Networking チームより Azure Load Balancer の Premium サービスである HA ポートのプレビューが発表されました。この機能では、単一の負荷分散ルールを構成してすべてのプロトコルとポートのトラフィックに適用するため、高可用性モードでサービスやアプライアンスをデプロイできます。このルールでは、ポート数にかかわらず、複数の接続元からのバックエンド プールへの仮想ネットワーク トラフィックの負荷分散が容易になります。複数の負荷分散ルールを 1 つにまとめることで、ルール数の制限がなくなり ARM テンプレートを簡素化することができます。これにより、ネットワーク仮想アプライアンスの高可用性やポート範囲の構成などの重要なシナリオが実現できます。この機能の詳細については、Microsoft Azure Load Balancer のドキュメント (英語) を参照してください。
Standard Load Balancer のプレビュー
Standard Load Balancer のプレビューを開始
Standard Load Balancer では、これまでよりもはるかに大規模で耐久性が高い負荷分散環境を作成可能なほか、仮想ネットワーク内のすべての仮想マシン インスタンスを容易に使用できます。非常に幅広いシナリオや機能を実現でき、Availability Zones、仮想ネットワーク内のすべての仮想マシン インスタンス、1,000 台規模の VM スケール セット、高可用性ネットワーク仮想アプライアンスのインスタンス負荷分散ルールのほか、データ プレーン正常性、エンドポイント正常性、トラフィック カウンターの診断などが可能です。
Project “Honolulu” のプレビュー
9 月 14 日に、Windows Server の次世代 GUI 管理エクスペリエンスの Project "Honolulu" (英語) が発表されました。このエクスペリエンスでは、ローカルにデプロイされる柔軟なブラウザーベースの管理プラットフォームおよびツール セットを利用できます。
お客様からいただいたフィードバックが製品のさまざまな部分に反映されており、ハイブリッドおよび従来の非接続型のサーバー環境をサポートし、デプロイの手間もいらず、一般の IT 管理者向けに手軽で使いやすいエクスペリエンスとなっています。
Project “Honolulu” は、Windows Server の GUI 管理エクスペリエンスの将来のビジョンに沿って開発されています。
マイクロソフトは、まずプラットフォームとツールを刷新し、デプロイやツールの利用における方法や場所がより柔軟になりました。これによりパートナー様は、進化するツールや機能のエコシステムを利用して容易に社内外のソリューションを構築できるようになります。プラットフォームを導入して発展させるためには、最新バージョンだけでなく一定範囲の既存の Windows Server のバージョンもサポートし、追加料金なしで Windows Server の一部としてライセンスを付与することが重要です。GUI 管理プラットフォームの刷新により、最新の管理ツールを開発する負担を軽減することができます。
マイクロソフトは、次にエクスペリエンスを適切に簡素化し、インターネットなしで、すばやく簡単にデプロイできるようになりました。ツールは使いやすく、トラブルシューティング、構成、メンテナンスにおける主要な管理タスクをサポートしています。従来 PowerShell でしか管理できなかった Windows Server の機能も GUI で操作可能になります。
さらに、管理エクスペリエンスを根本から統合し、さまざまなツールを 1 か所から使用できるだけでなく、コンテキストに応じたデータをフィルタリングして他のツールで表示できるようにしました。コンテキストを含んだツールの URL リンクを別のツールに提供し、外部ソースから起動することができます。このアーキテクチャは今後、クラウドとの統合にも対応する予定です。
最後に、安全なプラットフォームを提供することで、ソリューションの安全を既定で確保すると共にセキュリティ ソリューションのサポートを最適化しました。今後も、セキュリティと保証の取り組みについて詳しく説明していきます。
Project “Honolulu” をお試しになる場合は、パブリック プレビューをダウンロード (英語) のうえ、こちらのドキュメント (英語) を参照してください。
SDN のグローバル仮想ネットワーク ピアリングのプレビュー
グローバル仮想ネットワーク ピアリングのパブリック プレビュー
グローバル仮想ネットワーク ピアリングでは、異なる Azure リージョンに属する仮想ネットワークとのピアリングが可能になります。従来、ピアリングできるのは、同一リージョンに属する仮想ネットワークに限られていました。今回のプレビューでは、さまざまなシナリオで、異なるリージョン間のピアリング接続をセットアップできます。例として、災害復旧、データベースのフェールオーバー、プライベート IP を使用したデータ レプリケーションなどが挙げられます。グローバル仮想ネットワーク ピアリングでは、異なるリージョンの仮想ネットワークに属する VM 間を低レイテンシで直接接続します。このトラフィックは、インターネットではなくマイクロソフトのバックボーンのみを使用した完全な専用回線です。さらに、グローバル仮想ネットワーク ピアリングでは、仮想マシンのサイズに応じた範囲内であれば帯域幅制限を受けません。グローバル仮想ネットワーク ピアリングの詳細については、グローバル ピアリングの Web ページを参照してください。
System Center のプレビュー ビルド (Semi Annual チャネル)
System Center では、2018 年の初旬に Semi Annual リリースの提供を開始する予定で、System Center バージョン 1801 のパブリック プレビューを 11 月に開始します。このリリースでは主に、System Center の Operations Manager、Virtual Machine Manager、Data Protection Manager を対象に、最新バージョンの Windows Server や Linux がサポートされるほか、Azure ベースのセキュリティおよび管理サービスによってパフォーマンス、操作性、信頼性、拡張性が向上されます。限定プレビューは、Windows Server Technical Adoption Program の参加者にのみ提供されます。詳しくはブログ記事 (英語) を参照してください。
Azure Storage および Azure SQL 向け VNet サービスのエンドポイントのパブリック プレビュー
Virtual Network サービスのエンドポイントを使用すると、Azure Storage アカウントや Azure SQL DB から仮想ネットワーク (VNet) に安全に接続でき、パブリック インターネットを使用してリソースにアクセスする必要がなくなります。また、仮想ネットワークから Azure サービスに直接接続することで、サポートされている Azure サービスを利用する際に VNet のプライベート アドレス空間を使用できるようになります。サービス エンドポイントから Azure サービスへのトラフィックは、必ず Microsoft Azure をバックボーンとするネットワークのみを経由します。お客様の仮想ネットワークでサービス エンドポイントを使用する場合には、追加コストは発生しません。
詳しくは Virtual Network の Web ページを参照してください。
Azure Storage および Azure SQL 向け Virtual Network サービスのエンドポイントのプレビュー
Virtual Network サービスのエンドポイントを使用すると、Azure Storage アカウントや Azure SQL DB から仮想ネットワーク (VNet) に安全に接続でき、パブリック インターネットを使用してリソースにアクセスする必要がなくなります。また、仮想ネットワークから Azure サービスに直接接続することで、サポートされている Azure サービスを利用する際に VNet のプライベート アドレス空間を使用できるようになります。サービス エンドポイントから Azure サービスへのトラフィックは、必ず Microsoft Azure をバックボーンとするネットワークのみを経由します。お客様の仮想ネットワークでサービス エンドポイントを使用する場合には、追加コストは発生しません。
詳しくは Virtual Network の Web ページを参照してください。
Windows Server バージョン 1709 の一般提供
Windows Server バージョン 1709 がリリースされました。このバージョンは、新しい Semi Annual チャネルのリリース サイクルに従ってリリースされる初の Windows Server となります。このチャネルは、主にコンテナーやマイクロサービスで構築されたアプリケーションの開発を行うお客様や、ソフトウェア定義のハイブリッド データセンターに移行するお客様を対象としています。Semi Annual チャネルでは、Windows Server が 6 か月ごとにリリースされ、18 か月間サポートされます。
Windows Server バージョン 1709 では、開発者や IT プロフェッショナルの皆様が、コンテナーを使用してすばやく簡単に既存の従来型アプリケーションを刷新したり、クラウド アプリを新たに構築して Windows Server にデプロイしたりできます。これには、既存のアプリに最適化された Server Core コンテナー イメージや、新しいクラウド アプリケーション用に 79% 縮小された新しい Nano Server コンテナー イメージなどが含まれます。バージョン 1709 では Hyper-V の分離機能を備えた Linux コンテナーがサポートされているため、OS が混在する環境でも Linux と Windows のワークロードを並行して実行することができます。
Azure ユーザーの皆様は、10 月初旬から Windows Server バージョン 1709 をご利用いただけます。ソフトウェア アシュアランスや MSDN などのロイヤルティ プログラムに加入しているお客様は、10 月下旬からダウンロードできます。Windows Insider の皆様は、Semi Annual チャネルでプレビュー ビルドにアクセスできます。また、Microsoft Tech Community (英語) にもご参加いただけます。
SDN – IP サービス タグのプレビュー
Azure サービスへのアクセス許可をカスタマイズしてセキュリティ コンプライアンスのニーズへの対応を簡単に
サービス タグでは、簡単に仮想マシンのネットワーク アクセスを実際に使用する Azure サービスに制限できるため、Azure Virtual Machines や Virtual Networks のセキュリティ対策がシンプルになります。
今回のプレビューでは、Storage、SQL、Traffic Manager のネットワーク セキュリティ グループで使用可能なサービス タグが提供されます。
サービス タグおよびネットワーク セキュリティ グループは、無料でご利用いただけます。
こちら (英語) からサービス タグに関するドキュメントを参照してください。
Azure および Office365 の ExpressRoute で IPv6 をサポート
マイクロソフトのピアリングを通じて、Office 365 および Azure のサービスでホストされる IPv6 エンドポイントにアクセスできるようになります。マイクロソフトのピアリングはデュアル スタックであるため、すべての対象エンドポイントにアクセスするには、IPv4 と IPv6 の両方を構成していただく必要があります。ルート フィルターを使用して、接続先のサービスやリージョンを選択することができます。
この機能は API、PowerShell、CLI で完全にサポートされます。
Azure の新サービス Azure Essentials のプレビュー
Microsoft Azure Essentials は、クラウド コンピューティングの可能性に関心があり、実践的なスキルを習得したいと考えている IT プロフェッショナルや開発者の皆様向けの新しい無料サービスです。すぐに Azure を使用して新しいスキルを習得したい場合にお勧めです。3 ステップの簡単な手順でトピックを選択すると、基本を紹介する短いデモ ビデオを視聴できるようになります。Azure の無料アカウントを取得して、ライブのガイド付きラボで学習したことを実際に活用することができます。
Pluralsight とのパートナーシップによる無料のガイド付き Azure 学習サービスでは、対面またはオンラインの形式で、マイクロソフト公式カリキュラムを担当する業界エキスパートから高度なスキルを習得できます。習得事項はマイクロソフト認定で証明されるため、キャリア形成にも役立ちます。
Azure の成長と共に Azure Essentials で提供される内容も進化します。お客様のキャリアを支援するため、Azure Essentials のコンテンツとエクスペリエンスは継続的に更新されます。
FastTrack for Azure のプレビュー
FastTrack for Azure のプレビューの提供地域を拡張
FastTrack は 8 月に米国、カナダ、オーストラリアで提供を開始していますが、10 月上旬より英国と西ヨーロッパも対象となります。FastTrack for Azure はマイクロソフトのエンジニアが直接的な支援を行うサービスで、パートナー様と協力してご希望のソリューションをすばやく確実に構築する作業をお手伝いします。FastTrack では、お客様がスムーズに作業を完了できるよう、Azure ソリューション製品のセットアップ、構成、開発に関するガイドを提供します。詳しくは FastTrack for Azure のページを参照してください。
Azure Machine Learning の更新のプレビュー
Azure Machine Learning の更新のパブリック プレビュー
料金 | Azure Machine Learning (英語)
Azure Machine Learning の新機能をパブリック プレビューでご利用いただけます。今回の新機能は AI 開発者とデータ サイエンティストを対象に、クラウドやオンプレミス、エッジ デバイスで、あらゆる場所、あらゆる規模で使用される AI モデルの構築、デプロイ、管理を支援します。TensorFlow、Cognitive Toolkit、Spark MLlib などのきわめて強力な機械学習フレームワークと、Jupyter、PyCharm、Visual Studio といった使いやすい IDE を使用して、すぐに実験を開始することができます。あらゆる規模での AI の構築に対応しており、ローカルでプロトタイプ モデルを開発した後、クラウドでの利用に合わせて簡単にスケーリングできます。料金は、実際に使用したクラウド リソースの分が請求されます。構築したモデルは Azure Machine Learning から数分でデプロイでき、エッジ コンピューティングなどの要求数の多い情報も、どこでもリアルタイムで得ることができます。運用環境にデプロイされたモデルは管理および保持できるため、インテリジェント アプリケーションの最大限のパフォーマンスを維持できます。組み込み型のインテリジェントなデータ準備機能による機械学習のライフサイクル全体の調整、モデル アセットの追跡による実験頻度の向上、Git などの使いやすいツールのサポート、最適なモデルを選択し再現するためのバージョン管理など、さまざまな新機能によりデータ サイエンスの生産性が大きく向上します。マイクロソフトは、すべての機能におけるエンタープライズ クラスの安全性を保証します。
- 高コスト効率の機械学習: まずは無料シートをお試しください。クラウド リソースは、実際に使用した分のみお支払いいただきます。
- モデルの実験頻度を向上: モデルのコード、構成、パラメーター、トレーニング データを追跡することで、最適なパフォーマンス モデルをすばやく特定し、再現性を確保します。
- あらゆる場所で開発、デプロイ、管理が可能: デスクトップでプロトタイプをすばやく作成した後、仮想マシンを使用したスケールアップや、Spark クラスターを使用したスケールアウトが可能です。Docker コンテナーを使用すると、さらに手軽かつ柔軟にトレーニングやデプロイを実施できます。
- あらゆるユーザー環境に対応: データ サイエンティストや AI 開発者が使い慣れているツールやテクノロジを使用できるため、新たなスキルを習得する必要はありません。Visual Studio Code に統合されています。
- 準備を簡素化してモデリングに集中: 組み込みのインテリジェントなデータ準備機能が、手動でのデータ準備の作業手順を学習し、残りのデータ準備を実行します。作業内容を Python または Spark でエクスポートして、すべてのデータを再現およびスケーリングできます。
Azure Machine Learning の新機能は、米国東部 2、米国中西部、オーストラリアでパブリック プレビューを実施しており、今後さらに提供地域を拡大する予定です。Azure Machine Learning の新機能は無料 (英語) です。
Azure SQL Database のリフト & シフト サービスの事前発表
Azure SQL Database でクラウドへのリフト & シフトが容易に
今日の市場競争で優位に立ち続けるために、IT 企業は常に、データのメンテナンス方法や利用方法を最適化してビジネスに活用しようと模索しています。クラウドへ移行することで、企業の継続的な成長に必要な運用効率化とビジネス実現の両方が可能になります。この秋に開始予定の、Azure Database Migration Service、SQL Database Managed Instance、および新しい Hybrid Use Benefit のパブリック プレビューにより、SQL Server のデータをすばやく Azure SQL Database に移行できるようになります。近日、完全自動の Database Migration Service を使用して、オンプレミスの SQL Server から SQL Server と互換性の高いマネージド型のインスタンスに、大規模にリフト & シフトできるようになります。使い慣れたツールや機能はそのまま使用でき、アプリを設計し直す必要もありません。また、新しい Hybrid Use Benefit ではマネージド型インスタンスに割引が適用されるため、既に所有しているライセンス資産を最大限に活用できます。これらの新サービスは、SQL Server ワークロードを Azure SQL Database で経済的に実行できるようにするための取り組みの一環です。提供開始のお知らせをご希望の方は、こちらからサインアップ (英語) してください。
AI ソリューションに関する発表
マイクロソフトは、新しい AI ソリューションで Dynamics 365 を拡張。企業ユーザーの日常業務を変える、ビジネス クリティカルなシナリオの変革を実現。
Microsoft Dynamics 365 の AI ソリューションは、価値の高い複雑なビジネス シナリオを対象に、既存のプロセス、システム、データを考慮した設計となっています。主に、カスタマー ケア用のインテリジェント 仮想エージェント、カスタマー サービス スタッフ用のインテリジェント アシスタント、会話管理ツールなどでマイクロソフトの AI が活用されています。オーストラリア政府の福祉省、HP Inc、Macy’s、マイクロソフトでは既にこのテクノロジを採用し、顧客満足度の向上やリクエスト処理の時間短縮などを目的に活用しています。
AI 基盤の新ソリューションの詳細は、AI ソリューションのブログ記事 (英語) を参照してください。
Windows/Linux/Docker 用 SQL Server 2017 の一般提供
SQL Server 2017 の一般提供を開始
2017 年 10 月 2 日より、SQL Server 2017 を通常購入いただけるようになります。これにより、業界最高レベルのパフォーマンスとセキュリティを備えた SQL Server を、Linux および Docker コンテナー環境での運用ワークロードに使用して、お好みの言語と環境でインテリジェント アプリケーションを開発できるようになります。業界最高レベルのパフォーマンス、保証された先進的なセキュリティ機能、ビジネスを変革する組み込み済みの AI 機能、あらゆる場所のユーザーに情報を配信できるモバイル BI ツール などを体験していただけます。
2018 年 6 月 30 日以降、Linux のお客様は SQL Server から SQL Server 2017 にアクセスできるようになっており、年間サブスクリプションではさらにお得にご利用いただけます。ぜひこちらからお申し込みください。
Azure SQL Database の Native Scoring のプレビュー
Azure SQL Database で Native Scoring のプレビューを開始
Azure SQL Database の Native Scoring プレビューが開始され、RevoScaleR または RevoScalePy のパッケージで生成された機械学習モデルを Transact-SQL でスコアリングできるようになります。PREDICT 関数を使用すると、外部言語のランタイムを呼び出すことなくトランザクションの一部としてモデルにスコアを付けることができるため、パフォーマンスが低下しません。詳しくは、PREDICT 関数のドキュメント (機械翻訳) を参照してください。
Azure SQL Database Premium レベルの 4 TB ストレージ プール
Azure SQL Database の Premium レベルで容量が拡張されたエラスティック プールの一般提供を開始
最大のコンピューティング能力を持つ Premium レベルのストレージ プールの容量が、1 TB を超える最大 4 TB に拡張されました。現在、一部のリージョンでの一般提供を開始しており、今後さらに多くのリージョンに拡大する予定です。詳しくは Azure ブログ記事 (英語) を参照してください。
Azure SQL Database の Virtual Network サービス エンドポイントのプレビュー
Virtual Network サービス エンドポイントで細かいセキュリティ管理が可能に
Azure SQL Database で Virtual Network サービス エンドポイントのパブリック プレビューが開始されました。特定のパブリック IP に対してファイアウォール ルールを設定し、すべての Azure サービスの IP からお客様のサーバーに接続することができます。接続を細かく制限するには静的パブリック IP をプロビジョニングする必要がありますが、大規模な環境の場合、管理が複雑でコストもかかります。Virtual Network サービス エンドポイントでは、仮想ネットワークの特定のサブネットから Azure SQL Database のサーバーへの接続を制限することができます。
Azure SQL Database の Vulnerability Assessment のプレビュー
Azure SQL Database で潜在的なデータベースの脆弱性を追跡して修復
Vulnerability Assessment (英語) は、Azure SQL Database サービスに組み込まれているスキャン サービスです。構成ミス、過剰なアクセス許可、機密データ漏洩などに関して、ベスト プラクティスからセキュリティ上の脆弱性や逸脱を特定するルールのナレッジ ベースを提供します。評価結果と共に問題解決のための実際的な手順が示され、カスタマイズされた修正用スクリプトが提供される場合もあります。評価レポートは環境ごとにカスタマイズ可能で、特定要件に特化させることもできます。
Cognitive Services のテキスト分析、Bing Search v7、Bing Custom Search の一般提供
Microsoft Cognitive Services のさまざまな技術が大きく進化しました。データ サイエンティストに頼ることなく、画像や音声認識、感情やセンチメントの検知、言語理解など、業界屈指の AI サービスを網羅した API およびサービス セットをアプリケーションに追加できるようになります。
今回の更新内容は以下のとおりです。
- Text Analytics API の一般提供: 生のテキストに高度な自然言語処理を実行できるクラウドベースのサービスです。このサービスには、センチメント分析、キー フレーズ抽出、言語検出を行う API 関数が含まれます。
- Bing Custom Search API が 10 月から一般提供され、高度なカスタマイズで対象を絞った Web 検索ができるようになります。これにより、商用レベルのサービスで、対象が限定された Web 空間からより適切な結果を得ることができます。わかりやすいユーザー インターフェイスを備えた Bing Custom Search は、コーディング一切なしで独自の Web 検索エンジンを作成できます。Web での検索の対象範囲を指定したり、最新の AI テクノロジを使用して識別したりできます。さまざまな規模のビジネス ユーザー、愛好家、起業家が、優れた Web 検索アプリケーションを設計しデプロイできるように、あらゆるシナリオに対応します。
- Bing Search V7 が 10 月より一般提供され、地球上の莫大な知識をアプリケーションに組み込めるようになります。Bing Web Search API のクエリ パフォーマンスが向上し、すばやく検索結果を得られます。新しい並べ替えとフィルターのオプションでは、話題のニュース トピックや画像の中から関連性の高い結果を取得できます。またエラー メッセージが改良され、簡単にクエリのトラブルシューティングや診断を行うことができます。ドキュメントは最新状態に更新されるため、Bing Search API の能力を手軽に活用できます。
- インテリジェントなボット構築や接続のための機能を搭載した Language Understanding Intelligent Service および Microsoft Bot Framework が年内に一般提供されます。
- さらなる機能がサービスに追加される予定です。
- 製品マニュアルの簡単な質問に答えるシンプルなボットの構築、トレーニング、公開に使用するプレビュー版 QnAMaker API をリリースします。
- Face API、Computer Vision API、Content Moderator の提供地域に、米国中南部、米国西部 2、米国東部、ブラジル、北ヨーロッパ、オーストラリア東部、東アジアの 7 つのリージョンが追加されます。
詳しくは Cognitive Services のブログ記事 (英語) を参照してください。
Machine Learning サービスの Hadoop 用 ML Server SA の一般提供
Hadoop 用 Machine Learning Server のソフトウェア アシュアランス特典
Microsoft R Server ブランドを Microsoft Machine Learning Server に刷新すると同時に、購入方法や取得の手順を簡素化します。10 月 1 日より、SQL Server Enterprise Edition ユーザー向けの Hadoop/Spark 用 Microsoft Machine Learning のソフトウェア アシュアランス特典を提供します。10 月 1 日時点で新しいソフトウェア アシュアランス特典が有効な場合、Hadoop 用 Microsoft Machine Learning Server を SQL Server Enterprise Edition 2 コアごとに最大 10 個のサーバーで実行する権利が付与されます。
Microsoft R Server 単体 (データベース エンジン コンポーネントが付属しないもの) は、Microsoft Machine Learning Server という名称に変更されます。このサーバーは、SQL Server との同時購入のみの販売となります。機械学習や Microsoft Machine Learning Server のスケールやパフォーマンスを必要とするデータ サイエンティストを対象としており、データベース コンポーネントやその他のサービスは付属しません。
Linux 用 Machine Learning Server のライセンスを SQL Server Enterprise Edition から付与
10 月 1 日より、Linux 用 Machine Learning Server のライセンスは SQL Server 2017 Enterprise Edition から付与されるようになります。SQL Server Enterprise Edition を通じた Windows 用 R Server のライセンス付与により、SQL プラットフォーム上の Linux ワークロード用 Machine Learning Server との一貫性が保たれます。
R Server から Machine Learning Server へ名称を変更
SQL R Services が SQL Server ブランドの傘下の Microsoft Machine Learning Services に変更されるのに伴い、Microsoft R Server は Microsoft Machine Learning Server という名称に変更されます。サポート言語が追加されたほか、機械学習機能への高度な分析ワークロード追加など、AI に重点が置かれています。
R および Microsoft ML ライブラリに加えて Python がサポートされたことにより機械学習機能がさらに強化され、SQL Server 2017 の企業向けの機能とオープン ソースのメリットを組み合わせた新しいインテリジェント アプリケーションを作成できるようになります。
Python はデータ サイエンスや機械学習アプリケーションで最も広く普及している言語です。マイクロソフトは 2 年前に Revolution Analytics を買収し R での開発を進めていましたが、お客様やユーザーのデータ サイエンスのニーズに応えられるよう、対応言語を拡大しています。
Power BI Desktop の新機能の一般提供
ご要望の多かった Power BI Desktop の新機能がビジネス アナリストの皆様に向けてリリースされました。
他のレポート ページへのドリル スルー: ドリル スルー フィルターを使用すると、顧客、メーカー、製品、場所などのモデル内の単一の「エンティティ」の詳細ページをレポート内に作成し、レポート全体の「エンティティ」列を参照する任意のデータ ポイントを使用して、フィルターのコンテキストに一致するドリル スルー ページに移動できます。
増減の理由の説明 (プレビュー): この機能では、折れ線グラフのデータ ポイントかバーを右クリックし、そのデータ ポイントが以前のポイントよりも増加または減少している理由を入力できます。該当するデータに対してインサイト機械学習アルゴリズムを実行し、値の増減の原因となっているカテゴリのグラフをポップアップ ウィンドウで表示します。
Visio visual (プレビュー): Visio visual を使用すると、ユーザーが求める形式で Power BI データを表示できます。ビジネス プロセスのワークフローやフロア プランなどの設計図を Visio でデザインして、すばやく Power BI に連携することができます。基盤となる Power BI のデータは、図形のプロパティに基づいて自動でインテリジェントにリンクされるため、手動でリンクを作成する必要はありません。これは非常に優れた描画機能で、Visio の図をインタラクティブな Power BI 表示に変換し、情報に基づくすばやい意思決定を支援します。こちらのブログ記事 (英語) で Visio visual の詳細をご確認のうえ、Office ストア (英語) からダウンロードしてください。
ESRI Plus: 先日、ArcGIS Maps for Power BI の一般提供を発表いたしました。Power BI と ArcGIS の統合により、ビジネス ユーザーは、これまで専用ツールに限定されていた地図や高度な GIS 技術を使用した新しいデータ活用ができるようになります。Esri とマイクロソフトは、Ignite で発表された ArcGIS Maps for Power BI の新しい Plus サブスクリプションを通じて、このエクスペリエンスをさらに強化してまいります。Plus サブスクリプションでは、地図、世界の統計データ、検証済みの整形されたデータなどを利用して、精密なグラフィックを作成し、将来の計画や意思決定に利用できます。この新しいサブスクリプションは、第 4 四半期に Esri から提供されます。詳しくは、こちら (英語) を参照してください。最新の Power BI Desktop をダウンロードして今すぐ新機能をお試しください。今回ご紹介した新機能やその他の機能の詳細については、Power BI ブログ (英語) をお読みください。
Azure Cosmos DB のデータベース監査機能の一般提供
Azure Cosmos DB のデータベース アカウントの監査機能
Azure Cosmos DB の Azure 診断ログ (英語) の一般提供を開始いたします。これは、各データベース アカウントに対するすべての要求のログを要求レベルで個別に確認する機能です。診断ログでは、データベースにアクセスされた日時とアクセス方法を追跡できます。また、特定ユーザーのログの保存先を簡単に構成できます。保存先には、ストレージ アカウント、Event Hubs、Operation Management Suite の Log Analytics を選択できます。
Azure Cosmos DB と Azure Functions の統合のプレビュー
Azure Cosmos DB と Azure Functions をネイティブに統合
Azure Cosmos DB と Azure Functions がネイティブに統合 (英語) され、Azure Cosmos DB アカウントから簡単に直接トリガー関数を追加できるようになりました。トリガー関数の特徴は、呼び出しをトリガーするように設定したイベントの発生時にのみ実行されることです。Azure Functions と Azure Cosmos DB を使用することで、イベント主導型の世界規模のサーバーレス アプリの構築およびデプロイが実現します。さらに、きわめて低いレイテンシで、膨大な数の世界中のユーザーに関する豊富なデータにアクセスできます。
Azure Cosmos DB の新しいメトリックとヒートマップの一般提供
Azure Cosmos DB の新しいメトリックとヒートマップ
新しいメトリックとヒートマップの一般提供が発表されました。これにより「ホット パーティション」問題の検出とトラブルシューティングが容易になります。スロットリング シグナルからパーティションのヒートマップおよび問題のパーティション キーのレコードへの移動をわずか 2 クリックで操作することができます。スループット、可用性、レイテンシ、SLA の一貫性に対するリージョンごとの使用状況パフォーマンスをすべて把握できます。詳しくはメトリック ドキュメントのページ (英語) の発表内容をご確認ください。
Azure Data Factory の更新のプレビュー
Azure Data Factory は完全に管理されたクラウドのデータ統合サービスで、データの移動と転送を自動化します。ファクトリを作成して監視することで、生のデータ ポイントを有意義なビジネス情報に変換し、ビジネスを成長させるための意思決定に活用することができます。データ主導型ワークフローをオーケストレーションし、オンプレミスとクラウドのデータ ストアの間でデータを移動したり、Apache Spark for Azure HDInsight、SQL Server、SQL Database、SQL Server Integration Services (SSIS)、Azure Data Lake Analytics などのコンピューティング サービスを使用してデータを処理したりできます。
現在パブリック プレビュー中の Azure Data Factory の新機能を使用すると、クラウドや自社ホスト ネットワークなどのデータの格納場所にかかわらず、大規模な ETL/ELT ワークフローの作成、スケジュール、オーケストレーションを実行するハイブリッド データ統合を構築することができます。セキュリティとコンプライアンスのニーズに対応した広範な機能を活用しながら、使用した分のみの料金を支払います。また、サービスでネイティブな複数のデータ ソース コネクタを使用してデータ統合を加速できます。現在パブリック プレビュー中の SSIS では、Data Factory の新しいマネージ SSIS ホスティング機能を使用して SSIS パッケージを容易にクラウドに移行できます。
マイクロソフトは、すべての機能におけるエンタープライズ クラスの安全性を保証します。
- クラウドや自社ホスト ネットワークなどデータの場所を問わず、データ統合ワークフローをオーケストレーションします。
- 複数のネイティブなデータ コネクタと完全なマネージド サービスとしてのデータ移動機能により、データ統合を加速します。
- Azure のビッグ データ、および Azure HDInsight や Azure Data Lake Analytics などの高度な分析サービスにより、既存のデータ ウェアハウスを刷新します。
- SSIS ワークロードをクラウドに容易に移行します。
Data Factory の新機能は、米国東部リージョンでパブリック プレビューが提供されています。料金の詳細は料金ページを、Data Factory の詳細は製品ページを参照してください。
Azure SQL Database の適応型クエリ処理の一般提供
Azure SQL Database の適応型クエリ処理をサポート
SQL Server 2017 および Azure SQL Database に新世代の適応型クエリ処理が導入され、アプリケーションのワークロードのランタイム条件を最適化できるようになりました。適応型クエリ処理機能の初期バージョンには、バッチ モード適応型結合 (英語)、バッチ モード メモリ割り当てフィードバック (英語)、マルチステートメント テーブル値関数の交互実行 (英語) の 3 つの機能強化が実装されています。
Azure SQL Database でのグラフ サポートの一般提供
Azure SQL Database でグラフをサポート
データ量の増加と複雑化が急速に進む中、データ間の複雑なリレーションシップを解決するためにスキーマやクエリの設計を最適化しなければなりません。グラフ データベースはノードとリレーションシップがシンプルなリンク構造になっており、複雑なモデリングにも対応できます。Azure SQL Database では、完全統合されたグラフ データベースの拡張機能がリリースされ、グラフ オブジェクトを使用してグラフ スキーマを定義できるようになりました。また、T-SQL 言語の拡張機能により、パターン検出やマルチホップ ナビゲーションなどが可能になります。グラフ サポートの詳細は、TechNet ブログ (英語) を参照してください。
Azure SQL Database の Intelligent Insights のプレビュー
Azure SQL Database の Intelligent Insights にパフォーマンス低下診断ログが登場
Azure SQL Database に組み込まれたインテリジェント機能では、データベースの使用状況を常時監視し、パフォーマンス低下の原因となる危険なイベントを検出すると Intelligent Insights 診断ログを生成します。このログでは、パフォーマンス低下の根本原因の詳細を確認でき、可能な場合はその改善策も示されます。この機能を Azure Log Analytics やサードパーティ製ソリューションと組み合わせて、アラートやレポートをカスタマイズすることもできます。
Power BI サービスの新機能の一般提供
Power BI では、ユーザーやビジネス アナリストの皆様に向けて皆様からのご要望の多く寄せられた新機能が一般提供されます。
Power BI アプリの一般提供: 組織全体に柔軟な方法でコンテンツを配布できる新しい Power BI アプリの一般提供を開始いたします。
Power BI Premium 機能の追加により、大規模モデル、仮想コア、スケールアップ機能などが利用できるようになります。企業向け機能の追加には、AAD B2B、データ系列、高度な管理機能、ユーザー レベルの使用状況メトリックなどが含まれます。こちらからサインインして、ぜひ新機能をご利用ください。今回ご紹介した機能やその他の新機能については、Power BI ブログ (英語) にてご確認ください。
SQL Data Warehouse 分析ワークロード用の新しい高パフォーマンス サービス レベル
ミッション クリティカルなアプリケーションでより高いコンピューティング能力を必要とするお客様に向けて、SQL Data Warehouse で 2 つのサービス オプションの提供を開始いたします。これにより、クラウドにおける分析パフォーマンスと規模を大幅に向上した、新しい「コンピューティング最適化」パフォーマンス サービス レベルのプレビューをご利用いただけます。コンピューティングに最適化されたサービス レベルでは、30,000 Data Warehouse ユニットまでスケーリングできるように強化されています。プレビューはこの秋から開始される予定です。
Azure App Service での Premium サービス レベルの一般提供
Azure App Service で新たに Premium サービス レベルが一般提供となります。このオプションでは、より高速なプロセッサ、SSD ストレージ、同一コアに対して従来のコンピューティング イテレーションの 2 倍の容量のメモリが搭載された Dv2 シリーズ VM を採用しています。これは、高いパフォーマンスとスケーラビリティが必要なアプリに理想的と言えます。詳しくはブログ記事 (英語) を参照してください。
Azure Functions での .NET Core のサポート
Azure Functions で .NET core がサポートされ、.NET Core を対象とした関数コードを使用できるようになります。これにより、開発者はクロスプラットフォームの .NET Core コード資産をサーバーレス環境で使用できるようになります。さらに、Windows、Mac、Linux のあらゆる開発プラットフォームのローカルで、関数の開発とデバッグを行うことができます。詳しくはブログ記事 (英語) を参照してください。
Azure Functions での Microsoft Graph バインディングのサポート
Azure Functions では、個別のデータ ソースの煩雑さに関係なくコード内から宣言的にデータに接続できる、バインディングという機能を提供しています。このサポートをさらに強化し、開発者が独自のバインディングを構築できるようにしました。これにより、カスタム データ ソースの Azure Functions 用のバインディング作成が容易になります。また、開発者以外のユーザーもサーバーレス関数を構築し、カスタム データ ソースをシームレスに操作することができます。
Microsoft Graph 用と Office 用のバインディングが新たに提供されます。Graph や Office の複雑な API を使用せずともサーバーレス コードから Graph や Office の情報を変更でき、非常に便利です。
詳しくはブログ記事 (英語) を参照してください。
Azure Service Fabric の新機能
Service Fabric の更新版のリリースと同時に、すべてのリージョンを対象とした Service Fabric 上の Linux コンテナーのオーケストレーション機能が一般提供されます。今回の発表により、リソースのガバナンス、DNS サービス、コンテナー ログの OMS との統合、ボリューム ドライバーのサポートなど、Windows Server コンテナーと同等の豊富な機能を Linux でも使用できるようになります。また、今回のリリースから Docker Compose API のサポートがプレビューとして提供され、compose.yaml ファイルを再利用できるようになります。さらに、Linux クラスターで実行される Service Fabric のサポート OS に Ubuntu 16.04 が追加されます。
このほか、ステートレスおよびステートフルな Reliable Services を含む Java および .NET Standard 2.0 のプログラミング モデルのプレビューがリリースされます。ステートフルな Reliable Services では、サービス実行中のノードと同じノードにデータを自動的に配置し、データと演算処理を近づけることでレイテンシを短縮できます。さらに、使いやすい C# および Java の Reliable Actors プログラミング モデルもリリースされます。
Azure OSS DevOps による Azure Cloud Shell の Hashicorp Terraform サポート
Terraform と Azure のサポートを強化
Terraform は Hashi Config Language (HCL) に基づいて API を宣言的な構成ファイルとして体系化した HashiCorp のオープン ソース ツールです。HCL は、チーム間での共有、コードとしての取り扱い、編集、レビュー、バージョン管理などを行うことができます。AzureRM Provider (英語) への Azure リソースの新規追加に伴い、Terraform が Azure Cloud Shell に直接組み込まれます。また、新しい Azure 用 Terraform モジュール (英語) により、Azure でさらに便利に Terraform を使用できるようになります。詳しくは、Azure ブログの記事 (英語) を参照してください。
Visual Studio Mobile Center プレビューで Android 8.0 Oreo をサポート
Android 8.x Oreo で信頼性の高いアプリケーション構築をする開発者の皆様に向けて、Visual Studio Mobile Center のテスト サービスで Oreo プラットフォームをサポートいたします。マイクロソフトのデータセンターでは、実際の Oreo デバイス プラットフォームを複数提供しており、今後数か月以内にさらなるデバイスを追加予定です。実際に使用される環境を正確に反映した主要サンプル デバイスでテストを実施できます。サンプル デバイスには、Android 2.2 FroYo までさかのぼる数百種類の Android デバイスと OS プラットフォームが含まれます。
Visual Studio Mobile Center プレビューで iOS 11 をサポート
Apple の最新 iOS 11 で信頼性の高いアプリケーション構築をする開発者の皆様に向けて、Visual Studio Mobile Center のテスト サービスでこのプラットフォームをサポートいたします。マイクロソフトのデータセンターでは (シミュレーションではない) 実際の iOS 11 デバイス プラットフォームを複数提供しており、今後数か月以内にさらなるデバイスを追加予定です。実際に使用される環境を正確に反映した主要サンプル デバイスでテストを実施できます。サンプル デバイスには、iOS 8 までさかのぼる数百種類の iOS デバイスと OS プラットフォームが含まれます。
Visual Studio Mobile Center プレビューの Continuous Export
Visual Studio Mobile Center ユーザーがデータの管理や操作に他の Azure サービスを使用できるようにするため、Application Insights と Blob ストレージの 2 つの主要 Azure サービスに統合する Continuous Export 機能を提供いたします。
Mobile Center SDK を追加し Continuous Export を Application Insights で有効化すると、ファネルやユーザー フロー、保持期間、ワークブック、カスタム クエリ機能などの高度な分析機能や、その他の Application Insights の高度な分析ツールのホストなどに安定的にデータを提供します。
Azure Blob ストレージは、テキスト データやバイナリ データなどの非構造化オブジェクト データを大量に保存するサービスで、HTTP または HTTPS を通じて世界中どこからでもアクセスできます。Blob ストレージで Continuous Export を有効化すると、プライベートまたはパブリックなデータ格納、自動スケーリングが可能になるほか、必要な期間データを保持していつでもアクセスすることができます。
強化された新しい Azure Active Directory Cloud App Discovery の一般提供
従業員の 80% 以上が、未承認の SaaS アプリを業務目的で使用しています。クラウドを採用していない企業でも、従業員が個人で使用している場合があります。データを保護するためには、まず可視性を確保することが重要です。把握している範囲外を守ることはできません。
Azure Active Directory Premium P1 の機能を持つ Azure Active Directory Cloud App Discovery が強化され、組織でクラウド アプリの使用状況を詳細に把握できるようになりました。この最新エクスペリエンスは Microsoft Cloud App Security を基盤としており、追加コストなしでご利用いただけます。
使用を開始する場合は、Azure Active Directory の資格情報で強化された新しいエクスペリエンスにサインインしてください。Cloud App Discovery の詳細については、こちらのドキュメントを参照してください。
System Center Configuration Manager の共同管理 (ConfigMgr+Intune) に関する発表
デジタル改革で IT インフラストラクチャ、ポリシー、プロセスを刷新することで、コストの削減、デバイスやアプリ管理の簡素化を実現し、より優れたエクスペリエンスをユーザーや IT プロフェッショナルに提供できるようになります。Microsoft 365 はデジタル改革を目的に設計されており、今回新たに Windows 10 および Office 365 ProPlus をクラウドからデプロイおよび管理する機能が強化され、Microsoft 365 のメリットを最大限に活用できるようになります。
既存の System Center Configuration Manager (ConfigMgr) ユーザーは、共同管理を使用して最新の管理機能にアクセスできるため、ConfigMgr エージェントと Intune MDM の両方で Windows 10 デバイスを管理できます。たとえば、VPN プロファイル、OS の更新、条件付きアクセスの管理を ConfigMgr から Intune に移行し、引き続き ConfigMgr で詳細なデバイス セキュリティの強制適用などのワークロードを使用することも可能です。今後、より多くのワークロードを Intune に移行できるようになる予定です。これにより、クラウドベースの管理を小規模で管理しやすい方法で開始し、リスクを抑えながら思いどおりの制御性を維持することができます。
Intune パートナーの Jamf を統合
Jamf と Microsoft Enterprise Mobility + Security (EMS) の提携に伴い、Azure AD 認証を使用したアプリケーションにアクセスする Mac デバイス向けの自動コンプライアンス管理ソリューションが発表されました。EMS は ID 主導型の独自のエンドポイント管理ソリューションであり、デジタル改革におけるモバイルおよびセキュリティに関する課題を総合的なアプローチで解決できます。Jamf は、標準的な Apple エコシステム管理ソリューションです。Jamf は、Mac デバイスの管理状態や正常性に関する情報を Microsoft Intune のデバイス コンプライアンス エンジンに提供します。Azure AD Conditional Access と統合されているため、管理対象外のコンプライアンスに準拠していない Mac デバイスを特定して対応することができます。
Microsoft Cloud App Security のプロキシ機能のプレビュー
Microsoft Cloud App Security によるクラウド アプリのアクセス制御と制限
情報漏えいの 80% 以上が、パスワードの盗難やパスワード強度の不足によるものです。強力な条件付きアクセス戦略を策定し、フロント ドアを狙った攻撃から企業を保護することが重要です。Azure Active Directory Conditional Access を使用すると、アクセス条件、継続的なサイバーセキュリティ脅威インテリジェンス、リスク シグナルなどを、リアルタイムでのアクセス制御に設定することができます。マイクロソフトは Ignite にて、この条件付きアクセス機能を Microsoft Cloud App Security に拡張することを発表しました。
Azure AD Conditional Access と統合された Microsoft Cloud App Security では、リアルタイムでクラウド アプリケーションを監視、制御できるようになります (2017 年 10 月よりプレビュー開始)。クラウド アプリのユーザー セッションで実行されるアクティビティを、ユーザー ID、場所、デバイス、検出されたサインイン リスク レベルなどに基づいて制限および制御できます。Conditional Access のポリシーを使用すると、Cloud App Security のプロキシを通じてセッションを制限することができます。たとえば、知らない場所や管理対象でないデバイスに対して、クラウド アプリへのアクセスは許可しつつ、機密ドキュメントのダウンロードを禁止することができます。詳しくは製品ページを参照してください。
Azure HDInsight と OMS の統合のパブリック プレビュー
Azure HDInsight での Interactive Data Warehouse の一般提供、および Azure Log Analytics 統合のパブリック プレビュー
HDInsight に 2 つの機能が追加されました。HDI Interactive Query (旧称 Interactive Hive) では、クエリのインタラクティブ性とパフォーマンスを向上させるインメモリ キャッシュが使用できるようになりました。また、Azure Log Analytics 統合がパブリック プレビューにて提供されることになり、ログとメトリック データをプロアクティブに監視および分析して、リソース全体の可用性やパフォーマンスの最適化に活用できるようになりました。機能詳細については、Web ドキュメントを参照してください。
Power BI Embedded に関する発表
Microsoft Power BI で性能ベースの SKU を Power BI Embedded に導入
10 月初旬に、Power BI Embedded に性能ベースのサービスが新たにリリースされます。Azure インフラストラクチャ上でアプリを構築するのと同様に、Power BI の機能を使用して魅力的なグラフィック、レポート、ダッシュボードを手軽にインテリジェント アプリに追加できるようになります。Power BI Embedded では、Power BI 付属のグラフィックを使用することも新たに自身で作成することもできます。また、無数のデータ ソースに接続してユーザーに情報を公開したり、ビジネスやユーザーの要件に基づいてアプリやサービスのニーズを容易に管理したりできます。さらに、Azure でのトランザクション、構築、デプロイが可能なため、包括的な API セットや完全にドキュメント化された SDK を活用してアプリの開発期間を短縮することができます。詳しくは製品ページを参照してください。
Microsoft Azure Information Protection であらゆるユーザーのメールを保護
Office 365 Message Encryption の新機能と機能強化の一般提供を開始
Azure Information Protection を基盤とする Office 365 Message Encryption の機能が強化され一般提供されました。今回の機能強化では、社内および社外のあらゆるユーザーと保護された電子メールを簡単に共有できるようになります。受信者は、保護された Office 365 のメールを、主なメール クライアント、および Gmail、Outlook.com、Live.com などの一般メール サービスで読むことができます。詳しくは Office 365 ブログ (英語) を参照してください。
さらに、コンプライアンス ニーズへの対応として、Exchange Online で Bring Your Own Key (BYOK) をサポートいたします。この詳細はこちらの技術ドキュメントを参照してください。
Azure Active Directory のアクセス レビューのプレビュー
Azure Active Directory のアクセス レビューのプレビューを開始
Azure Active Directory に新たに導入された新機能では、ハイブリッド環境やクラウド サービス全体におけるアクセス対象とユーザー権限を企業が制御できるようになります。現在プレビュー期間中の機能は以下のとおりです。
- グループのアクセス レビューを開始すると、グループ メンバーシップ継続の必要性を証明するように、グループの所有者やメンバーに依頼することができます。
- アプリケーションに対するアクセス許可を継続する必要性の再認定を、エンタープライズ アプリケーションへのアクセス許可を所有するユーザーや社内のその他のユーザーに依頼することができます。アクセス レビューの再認定エクスペリエンスでは、アプリケーションに対するユーザーのサインイン履歴などのアクセス概要を表示することで、わずらわしい構成証明に対処しやすくなっています。
アクセス レビューは、Azure AD Premium P2 サービスの一部として提供されます。詳しくはこちらのドキュメントを参照してください。
Azure AD Conditional Access の新しい条件とコントロールのプレビュー
Azure Active Directory の条件付きアクセスの機能強化のプレビュー
Azure Active Directory の条件付きアクセスの強化に伴い、新たな条件およびコントロール セットのプレビューが提供されます。
- リアルタイム監視の新しいコントロールは Cloud App Security との統合が基盤となっており、承認済みどうかにかかわらず、クラウド アプリケーションの使用状況を IT 担当者が制御できます。SaaS アプリケーション上のユーザー操作には、条件付きアクセス ポリシーに基づいた制限や制御が可能です。たとえば、知らない場所や管理対象でないデバイスに対して、クラウド アプリへのアクセスは許可しつつ、機密ドキュメントのダウンロードを禁止することができます。
- ファイル レベルでのセキュリティをさらに強化するため、機密ファイル向けの条件付きアクセスが導入されます。Azure Information Protection と Azure Active Directory の統合により、条件付きアクセスを設定して、Azure Information Protection で保護されたドキュメントへのアクセスを許可および禁止できるようになりました。また、多要素認証やデバイス登録などの高度なセキュリティ要件を強制適用することもできます。
- サインイン前またはエンタープライズ アプリケーションへの初回アクセス時に、ユーザーはプラットフォーム、ユーザー、アプリ、リスク条件などに基づく完全にカスタマイズされた使用条項ドキュメントを参照し承諾する必要があります。
- 管理者は、2 つ目の認証要素プロバイダーを矯正的に使用するように、プラットフォーム、ユーザー、アプリ、場所、リスク条件に基づくポリシーを設定することができます。今回のプレビューで対応したサードパーティ認証ベンダーは Duo、RSA、Trusona です。
- アプリケーション ベースの条件付きアクセス (MAM ポリシー): MDM のコンプライアンスに準拠したデバイスで実行中の MAM ポリシーを強制適用して、SaaS からモバイル アプリへのアクセスを制限できます。
- Windows 10 VPN クライアントで条件付きアクセス ポリシーを使用できます。
- 国や地域の IP アドレスに基づく新しい条件を使用できます。
詳しくはこちらのドキュメントを参照してください。
Microsoft Cloud App Security の AIP 自動ラベリングのプレビュー
クラウド アプリの機密ファイルを分類し自動でラベルを付与
マイクロソフトの情報保護ソリューションでは、保存場所や共有されている場所にかかわらず、データの検出、分類、保護、監視が実現します。重要なポイントは、より一貫して統合された分類、ラベリング、保護のアプローチを情報保護テクノロジ全体に採用し、持続的にデータを保護することです。
クラウド アプリの情報保護に関して、Microsoft Cloud App Security では細かい制御ポリシーをカスタマイズして適用することで、高度な修正操作を実行できます。マイクロソフト製またはサードパーティ製にかかわらず、出荷時のままのポリシーや自身で作成したポリシーを、Box、Dropbox、Salesforce などのクラウド アプリにすぐに適用できます。また、Microsoft Cloud App Security では Azure Information Protection でネイティブに設定されている分類ラベルを使用して、ファイルの検疫、ネイティブな暗号化、分類に基づく共有削除、ファイルの共有レベルなどのさまざまなガバナンス操作を強制適用できます。
マイクロソフトは、クラウド アプリの情報保護機能の開発に力を入れています。マイクロソフトの情報保護機能により、Microsoft Cloud App Security はクラウド アプリのファイルをスキャンして分類し、暗号化を含む Azure Information Protection のラベルを自動適用して保護できるようになります (2017 年 10 月にパブリック プレビューを開始)。
EU データセンターにおける Microsoft Cloud App Security のサポート
2017 年 10 月より、Azure の西ヨーロッパ リージョンで Microsoft Cloud App Security の提供を開始し、ヨーロッパでのユーザー サービスの向上と共にコンプライアンス要件のサポートが実現します。
System Center Configuration Manager の複合権限と Intune Data Importer
System Center Configuration Manager を Microsoft Intune (ハイブリッド MDM) に接続して使用しているお客様より、Azure で Intune を使用したクラウド専用エクスペリエンスに移行したいという要望が多数寄せられていました。これを実現することで、規模の拡大、統合管理コンソール、RBAC などの多くの新しいメリットが得られます (英語)。お客様の移行支援として、ハイブリッド MDM から Intune 単体環境への新しい移行プロセスを導入いたします。
従来、ハイブリッド MDM から Intune 単体環境に移行するには、一度でテナント全体を移動して権限を切り替える必要があり、全デバイスの再登録などの Intune 設定を管理者がすべて構成し直す必要がありました。新しいアプローチでは、エンド ユーザーに影響を与えることなく、制御しやすい方法でハイブリッド MDM から Intune 単体環境に移行できます。このプロセスは、Microsoft Intune Data Importer、複合権限、改良された MDM 権限切り替えの 3 フェーズで構成されます。
詳しくはこちらのブログ記事 (英語) を参照してください。
G シリーズおよび H シリーズの料金値下げに関する発表
H シリーズおよび G シリーズ VM を値下げ
10 月 1 日より、H シリーズおよび G シリーズの VM が最大 21% 値下げされます。H シリーズの値下げは、米国東部、西ヨーロッパ、東日本、米国中北部の各リージョンで実施されます。G シリーズの値下げは、オーストラリア東部、カナダ東部、カナダ中部、イギリス南部、米国政府機関バージニア、ドイツ中部の各リージョンで実施されます。
H シリーズ VM は、金融リスク モデリング、地震や油層のシミュレーション、分子モデリング、ゲノム研究などのハイ パフォーマンス コンピューティングに最適です。G シリーズ VM は、特に SAP HANA、SQL Server、Hadoop、DataZen、Hortonworks の大規模データベース ワークロードに最適です。
料金の詳細は Virtual Machines の料金ページ、サービスの詳細は Virtual Machines の Web ページを参照してください。
アプリケーション セキュリティ グループのプレビュー
アプリケーション セキュリティ グループのパブリック プレビューを発表
セキュリティに関して、複数の論理階層や異なるアプリケーション ロールのワークロード間で、ネットワーク アクセスを細かく制御したいというユーザーのニーズがあります。
アプリケーション セキュリティ グループ (ASG) では、Azure Virtual Machines のセキュリティ定義を簡素化し、ユーザーが定義したグループに基づいてネットワーク セキュリティ ポリシーを容易に管理できます。
ユーザーは、明示的な IP アドレスを使用することなく、アプリケーションやロール、階層などの任意の抽象化レイヤーに基づいて VM をグループ化できます。同一の VM が同時に複数の ASG に参加することも可能で、複数の異なるポリシーを同一 VM に適用することができます。
また、ネットワーク セキュリティ グループ (NSG) のルールを使用してセキュリティ ポリシーを定義することもできます。NSG は仮想ネットワークのサブネットや個別の仮想マシンに適用することが可能で、柔軟かつ容易にワークロードのセキュリティを設定できます。
また、ASG と NSG のスケーリングも可能で、VM の新規作成中に適切なアプリケーション セキュリティ グループに割り当てるだけで VM のセキュリティを設定できます。
アプリケーション セキュリティ グループは、無料でご利用いただけます。
詳しくはアプリケーション セキュリティ グループのドキュメントを参照してください。