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Outlook で IMAP のキャッシュ ファイルの保存先を変更する方法 (Outlook 2013 以降で [OST ファイルの既定の場所] ポリシーまたはレジストリ ForceOstPath を使用して既定の保存先を変更できない)

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Outlook に設定されている IMAP アカウントのキャッシュ ファイルは保存先を変更することができないため、保存先を変更したい場合は以下のいずれかの方法で PST ファイルの既定の保存先を変更してから Outlook プロファイルを作成し直す必要があります。

Outlook 2010 以前では IMAP アカウントのキャッシュ データの保存先が PST ファイルでしたが、Outlook 2013 以降では OST ファイルに変更されています。しかし、Outlook 2013/2016 の内部では現在も PST ファイルとして扱われているため、申し訳ございませんが [OST ファイルの既定の場所] ポリシーやレジストリ ForceOstPathでは制御できません。Outlook 2010 以前と同様に以下のいずれかの方法で PST ファイルの既定の保存先を変更する必要がありますのでご注意ください。

方法 1. [PST ファイルの既定の場所] ポリシー

[ユーザの構成] の [Microsoft Outlook 201X]-[その他]-[PST 設定] にある
[PST ファイルの既定の場所] を [有効] に設定し、変更先の場所を指定する。

Outlook の管理用テンプレートの設定方法については、こちらのブログ記事 をご覧ください。

方法 2. レジストリ ForcePstPath

以下のレジストリを作成する。

Outlook 2010 の場合: HKEY_CURRENT_USERSoftwarepoliciesMicrosoftoffice14.0outlook
Outlook 2013 の場合: HKEY_CURRENT_USERSoftwarepoliciesMicrosoftoffice15.0outlook
Outlook 2016 の場合: HKEY_CURRENT_USERSoftwarepoliciesMicrosoftoffice16.0outlook

名前: forcepstpath
種類:REG_EXPAND_SZ
データ : <変更先の場所>


本情報の内容 (添付文書、リンク先などを含む) は、作成日時点でのものであり、予告なく変更される場合があります。


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