このポストは、11 月 15 日に投稿された Cloud Platform Release Announcements for November 15, 2017 の翻訳です。
この記事では、クラウド プラットフォーム チームが進める一連の新しい更新をまとめてご紹介します。
マイクロソフトでは、ユーザーの皆様によるクラウドの利用をサポートする取り組みを日々行っています。私たちは幅広い製品ポートフォリオを通じてマイクロソフトならではの最新技術、総合的なモバイル ソリューション、開発ツールを提供しており、ユーザーの皆様にはこれらをご活用いただくことで皆様が本来持つ力を余すところなく発揮していただきたいと考えております。今回お届けする最新リリース情報は以下のとおりです。
- Azure IoT Edge の新機能のパブリック プレビュー
- Azure Cloud Shell の一般提供開始
- Azure のセキュリティと運用管理に関する更新: Visual Studio Team Services の Release Management と Application Insights の統合
- Azure Cosmos DB の Apache® Cassandra API のプレビュー
- Azure Cosmos DB の 99.999% の読み取り可用性の一般提供開始
- Azure Databricks のプレビュー
- Azure Cosmos DB の MongoDB API: Aggregation Pipeline のプレビューと Unique Index 機能
- Azure Cosmos DB の Spark コネクタの一般提供開始
- Azure Cosmos DB の Table API の一般提供開始
- Azure Time Series Insights の一般提供開始
- SQL Operations Studio のプレビュー
- Connect(); での Cognitive Services の更新に関する発表
- Visual Studio App Center の一般提供開始
- Visual Studio Team Services の Azure DevOps Projects のプレビュー
- 新しい Visual Studio サブスクリプション特典の一般提供開始
- 新しい Visual Studio Dev Essentials 特典の一般提供開始
- Visual Studio Team Services のホスト型 Mac ビルド プールのプレビュー
- Visual Studio Live Share の発表
- Visual Studio Team Services のリリース承認機能のプレビュー
- Team Foundation Server 2018 の一般提供開始
- Team Foundation Server の Database Import Service (Visual Studio Team Services 用) の一般提供開始
- Visual Studio Team Services のコマンドライン ツールのプレビュー
- Azure Container Service と Azure Container Registry のコンテナー関連のイノベーションの発表
- IoT Edge での Azure Functions のサポート
- Linux での Azure Functions のサポート
- Azure Functions Proxies の一般提供開始
- Azure App Service の新しいサポート センター エクスペリエンスの一般提供開始
- Azure Advisor: パーソナライズされたベスト プラクティス サービスの機能強化
- Azure Database Migration Service のプレビュー
- Azure Active Directory の Conditional Access の一般提供開始
- Multi-factor Authentication Server の Event Confirmation API の廃止
- Azure Reserved Virtual Machine Instances の一般提供開始
- Muti-factor Authentication Server の Direct SDK の廃止
Azure IoT Edge の新機能のパブリック プレビュー
このたび、Azure IoT Edge の新機能のパブリック プレビューが開始されました。これには以下のサポートが含まれます。
- Azure IoT Edge 用 AI ツールキット (英語)
- Azure Machine Learning (英語)
- Azure Stream Analytics (英語)
- Azure Functions (英語)
- コンテナー内の独自のコード
Azure IoT Edge は、AI や機械学習を含むクラウド インテリジェンスを IoT デバイス上で直接実行できるようにするサービスです。上記のようなクラウド サービスは、クラウドでパッケージ化され、コンテナーを利用してエッジ デバイスにデプロイされます。Azure IoT Edge は、クロス プラットフォーム (Windows や Linux の多数のバージョンを含む) で動作し、IoT デバイスにインストールできるようにサイズが抑えられています (Raspberry Pi よりも小容量)。
Azure IoT Edge には、IoT ソリューションを簡素化する以下のようなメリットがあります。
- エッジ デバイスで AI や高度な分析機能を利用可能: エッジ インフラストラクチャを構築するために、貴重な時間を費やす必要がありません。
- 開発の複雑さを軽減: ハードウェア、クラウド、エッジのプログラミングを行うために、それぞれ異なる言語を学ぶ必要がありません。C、Java、.NET、Node.js、Python がサポートされています。
- IoT ソリューションのコストを削減: エッジでデータを処理し、重要な情報のみをクラウドに送信します。
- 運用の信頼性を向上: クラウド接続が切断された場合にも、データが同期されているかどうかを心配する必要がありません。
Azure Cloud Shell の一般提供開始
11 月 15 日 (水)、Azure Cloud Shell で Bash の一般提供開始が発表されました。Cloud Shell は Azure 上でマイクロソフトが管理する Azure 専用の管理マシンで、あらゆる場所から Azure シェルへの認証済みアクセスを行うことができます。また現在、Cloud Shell では PowerShell のパブリック プレビューも提供されています。
Cloud Shell の Bash には、Linux シェル インタープリター、Azure ツール、テキスト エディター、ソース管理、ビルド ツール、コンテナー ツール、データベース ツールといった一般的に使用される CLI ツールが備わっているほか、Node.js、.NET、Python などの複数の主要プログラミング言語がサポートされています。Cloud Shell では、セッション間でファイルを保持するために Azure Files にファイル共有を作成し、後続のセッションで自動的に再接続することができます。
詳細については、ブログ記事の全文および Cloud Shell の Web ページをご覧ください。
Azure のセキュリティと運用管理に関する更新: Visual Studio Team Services の Release Management と Application Insights の統合
Visual Studio Team Services の Release Management と Azure Application Insights が新たに統合されました。これにより、Visual Studio Team Services で作成された Web アプリケーションやサービスのリリースに継続的監視機能を追加できます。この機能は現在プレビューとして提供されており、標準のリリース作成プロセスで新しいテンプレートを使用するか、CI/CD プロセスで Web アプリを作成する場合に有効になります。このため、Visual Studio Team Services の Release Management から離れることなく、デプロイした Web アプリケーションやサービスを監視したり、Application Insights リソースを手動で作成して Azure ポータルで関連付けたりすることができます。詳細については、こちらの記事 (英語) をご覧ください。
Azure Cosmos DB の Apache® Cassandra API のプレビュー
このたび、Azure Cosmos DB の Apache® Cassandra API のプレビューが開始されました。Cassandra に精通していて、Cassandra の SDK やツールを使用している開発者は、任意の数のリージョンにスループットとストレージをスケーリングするように設計され、包括的な SLA を提供する Azure Cosmos DB のグローバル分散型のマルチモデル データベース サービスに対して Cassandra API を使用することで、既存のアプリケーションをリフト & シフトしたり、新たにアプリケーションを作成したりできます。サインアップして、Apache® Cassandra API をお試しください。
Azure Cosmos DB の 99.999% の読み取り可用性の一般提供開始
Azure Cosmos DB SLA: グローバル規模で 99.999% の読み取り可読性を実現
マイクロソフトはスタックの継続的な改善に取り組んでいます。このたび、Azure Cosmos DB の SLA がさらに強化され、複数のリージョンに分散されたデータベースの読み取り可用性が 99.999% になりました。詳細については、Azure Cosmos DB の SLA の Web ページ (英語) をご覧ください。
Azure Databricks のプレビュー
2017 年 11 月 15 日、Azure Databricks の限定プレビューが発表 (英語) されました。Azure Databricks は Azure に最適化された高速かつ簡単で、共同作業が可能な Apache® Spark™ ベースの分析プラットフォームです。Azure Databricks は Apache® Spark™ の創始者と協力して設計され、Databricks と Azure のメリットを組み合わせたもので、ワンクリックでのセットアップ、ワークフローの合理化、データ サイエンティスト、データ エンジニア、ビジネス アナリストの共同作業を可能にするインタラクティブなワークスペースといった機能により、お客様のイノベーションを加速できます。お客様には、Power BI、SQL Data Warehouse、Cosmos DB といった他の Azure サービスとのネイティブ統合のメリットや、Active Directory との統合、コンプライアンス、エンタープライズ レベルの SLA といった Azure のセキュリティ上のメリットが自動的に提供されます。詳細については、こちらのブログ記事 (英語) および Azure Databricks の Web ページをご覧ください。
Azure Cosmos DB の MongoDB API: Aggregation Pipeline のプレビューと Unique Index 機能
Azure Cosmos DB の MongoDB API の Aggregation Pipeline プレビューと Unique Index
Aggregation Pipeline のサポート (英語) のパブリック プレビューが開始されました。これにより、MongoDB API を使用している Azure Cosmos DB 開発者は、単一クエリ内でも複数ステージのパイプラインのデータ操作を実行できるようになり、高度なアプリケーションの開発を合理化できます。Aggregation Pipeline は、Azure ポータルで有効化できます。また、Unique Index 機能の一般提供が開始されました。Azure Cosmos DB でインデックスが自動作成されているドキュメントのフィールドに対して一意性制約を設定することができます。Azure Cosmos DB には MongoDB 3.4 Wire Protocol が実装され、依存するツールやアプリケーションを使用できるようになりました。
Azure Cosmos DB の Spark コネクタの一般提供開始
Azure Cosmos DB 用 Spark コネクタの一般提供を開始
Azure Cosmos DB 用 Spark コネクタを使用すると、Azure Cosmos DB を Apache Spark に接続し、グローバル分散データに対してリアルタイムのデータ サイエンス、機械学習、高度な分析、データ探索を行うことができます。このコネクタは、Azure Cosmos DB でネイティブに管理されているインデックスを効率的に利用して、分析の実行時に列を更新できるようにします。また、急速に変化するグローバル分散データに対してプッシュダウン述語フィルタリングを利用して、IoT、データ サイエンス、分析といった幅広いシナリオ (英語) に対応します。その他に、Cosmos DB の変更フィードを使用した Spark 構造化ストリームのサポート、クエリ パフォーマンスの強化、Spark の最新バージョンのサポートも含まれています。
Azure Cosmos DB の Table API の一般提供開始
Azure Cosmos DB の Table API の一般提供を開始
すべての Azure リージョンで、Azure Cosmos DB の Table API の一般提供が開始されました。Azure Cosmos DB の Table API がサポートされたことで、Azure Table ストレージ用に作成されたアプリケーションでは、ターンキー型のグローバル分散、低レイテンシの読み取り/書き込み、セカンダリ インデックスの自動作成、専用スループットといった Azure Cosmos DB の Premium 機能を使用できるようになりました。Azure Cosmos DB の Table API には、Azure ポータルからアクセスできます。
Azure Time Series Insights の一般提供開始
Azure Time Series Insights の一般提供を開始
Azure Time Series Insights は、分析および視覚化用マネージド サービスで、時系列の IoT データの探索、分析を容易にすることで、IoT を民主化します。IoT ソリューションを迅速に検証し、ミッション クリティカルなデバイスのダウンタイムを回避できるように、未確認のトレンドの発見、異常の特定、ほぼリアルタイムでの根本原因分析を行うことができます。さらに、最大 400 日間の時系列データのリアルタイム分析と保存が可能なため、IoT データの長期的なトレンドを特定し、理解するうえでも役立ちます。
SQL Operations Studio のプレビュー
Microsoft SQL Operations Studio のパブリック プレビューを開始
Microsoft SQL Operations Studio のパブリック プレビューが開始されました。SQL Operations Studio では、キーボード操作に適した最新の T-SQL コード エクスペリエンスが提供され、複数タブ ウィンドウ、リッチな T-SQL エディター、IntelliSense、キーワード入力候補、コード スニペット、コード参照、ソース管理の統合といった機能が組み込まれています。SQL のアドホック クエリを実行し、結果をテキスト、JSON、Excel 形式で表示および保存して、データを編集し、お気に入りのデータベースへの接続を確立して、使い慣れたオブジェクト ブラウザー エクスペリエンスでデータベース オブジェクトを参照することができます。この機能は無償でダウンロード可能で、Windows、Linux、macOS 上で動作します。
Connect(); での Cognitive Services の更新に関する発表
Microsoft Cognitive Services は、開発者がデータ サイエンスの専門知識を習得することなく、画像認識、音声認識、感情検出、センチメント分析、言語理解など、業界で最も広範な AI サービスを使用したり、アプリケーションに追加したりできる API をまとめたサービスです。 今回、このサービスに関する複数の更新が発表されました。
- Text Analytics API のリージョンと言語: Text Analytics API は、未加工のテキストに対して高度な自然言語処理を実行するクラウド ベースのサービスで、センチメント分析、キー フレーズ抽出、言語検出といった API 関数が含まれます。今回、オーストラリア東部、ブラジル、米国中南部、米国東部、北ヨーロッパ、東アジア、米国西部 2 の各リージョンで新たに Text Analytics API の提供が開始されました。また、スウェーデン語、イタリア語、フィンランド語、ポルトガル語、ポーランド語、オランダ語でキー フレーズ抽出を利用できるようになりました。
- Azure Bot Service と Language Understanding Intelligent Service (LUIS): 現時点では、年末までに一般提供開始を予定しています。
- Custom Vision Service モデルのエクスポート: Custom Vision Service モデルのモバイル エクスポート機能の提供が開始されました。この新機能を使用すると、アプリケーションに分類子を直接埋め込み、デバイス上でローカルに実行することができます。エクスポートしたモデルはモバイル デバイスの制約に合わせて最適化されるため、デバイス上で簡単にリアルタイムに分類できます。分類子を REST エンドポイントでホストできるほか、モデルをエクスポートしてオフラインで実行できるようになりました。現在は、iOS 11 向けの CoreML 形式へのエクスポート機能が提供されており、数週間以内には Android へのエクスポートにも対応する予定です。これにより、かつてないほど簡単に、リアルタイムの画像分類機能をモバイル アプリケーションに追加できるようになりました。
- Translator API: 1 年前、Microsoft Translator で Neural Machine Translation (NMT) というニューラル ネットワークを活用した言語がリリースされました。ニューラル ネットワークは、文全体の文脈を捉え、高品質の翻訳や自然な出力を提供します。それ以来、Neural Machine Translation の用途の拡大に取り組んでおり、Microsoft Translator の Text API と Speech API や Microsoft Translator のすべてのサポート対象製品の翻訳を改善しています。
今回、Microsoft Translator チームによって、高度な AI 翻訳を手軽に利用できるようにする Neural Machine Translation テクノロジに関する複数の最新情報が発表されました。
- Neural Machine Translation の言語の追加: Translator Text API、Translator Speech API、Microsoft Translator アプリおよびサービスで新たに 10 か国語を利用できるようになりました。これにより、サポート対象の言語の数は合計 21 になりました。新たに追加された言語は、ブルガリア語、チェコ語、デンマーク語、オランダ語、ヒンディー語、ノルウェー語、ポルトガル語、ルーマニア語、スウェーデン語、トルコ語の 10 か国語です。
- 中国語とヒンディー語のすべての API トラフィックを Neural Machine Translation でサポート: これにより、開発したアプリで “generalnn” カテゴリを呼び出すことなく、新たに追加されたこれらのシステムを活用できるようになりました。
- 新しい「ハイブリッド」翻訳: API とアプリのユーザーの両方が利用できます。これにより、Neural Machine Translation をまだ利用できない言語でも NMT のメリットが得られます。翻訳前の言語と翻訳後の言語のうち一方のみが Neural Machine Translation でサポートされている場合でも、Microsoft Translator ではサポート対象の言語の翻訳に対して自動的に NMT が使用されるため、その部分の翻訳品質が向上し、結果的に翻訳全体が改善されます。
- Long Short Term Memory (LSTM) テクノロジにより、音声翻訳をエンドツーエンドでサポート: これにより、機械翻訳の品質に直接的な効果がもたらされます。音声認識の精度が向上するほど、翻訳結果の精度も向上するためです。
- オンプレミス版の Neural Machine Translation サービスの提供開始: Microsoft Translator のオンプレミス サービスに関する詳細については、こちらのページ (英語) をご覧ください。
Cognitive Services に関する発表の詳細については、こちらの記事 (英語) をご覧ください。
Visual Studio App Center の一般提供開始
先日、Visual Studio App Center の一般提供開始が発表されました。Visual Studio App Center は、マイクロソフトが提供するアプリ開発者向けの継続的インテグレーション、継続的品質改善、継続的監視サービスで、iOS、Android、Windows、macOS アプリのライフサイクルを自動化、管理することができます (プレビュー機能)。このサービスを利用することで、アプリのリリース頻度、品質、信頼性を向上できます。リポジトリを追加して数分で、ビルドの自動化、クラウドでの実機テスト、ベータ テスト担当者へのアプリの配布、クラッシュおよび分析データによる実際の使用状況の監視などを開始することができます。
詳細については、Visual Studio App Center の Web ページをご覧ください。無償で利用を開始できます。
Visual Studio Team Services の Azure DevOps Projects のプレビュー
Azure 管理ポータルで、Azure DevOps Projects の提供が開始されました。この新しいガイド形式のエクスペリエンスにより、お客様は多数の Azure プラットフォーム サービスを簡単に確認し、その過程で Visual Studio Team Services を活用した完全な CI/CD DevOps パイプラインを構成できます。
この機能を使用すると、5 分もかからずに DevOps が新規プロジェクトの基盤となり、多数のアプリケーション フレームワーク、言語、Azure でホストされているデプロイメント エンドポイントで動作します。
このプレビューの初回リリースでは、Azure Web Apps をターゲットとする ASP.NET、ASP.NET Core、Java と、Node.js、PHP、Python ランタイムがサポートされます。今後の更新により、Virtual Machines、Service Fabric、Azure Functions、Containers などもサポート対象となる予定です。
新しい Visual Studio サブスクリプション特典の一般提供開始
Visual Studio のサブスクリプションによって、サブスクライバーに引き続き新たな特典と付加価値がもたらされます。今回追加された特典は以下のとおりです。
- LinkedIn Learning サブスクリプション: 新しいプログラミング言語の学習、生産性の向上、データ視覚化のスキル向上、写真撮影技術の習得などを目指す方向けの月単位のサブスクリプションです。LinkedIn Learning では、Lynda.com の全コースをはじめ、より多くの成果を達成するために必要なすべてのスキルを身に付けることができます。
LinkedIn Learning メンバーシップのメリットは以下のとおりです。
- 広範なライブラリから適切な動画コースをすばやく検索できる
- 指導熱心な業界のエキスパートから学習できる
- 厳選されたおすすめコースを確認できる
- プロジェクト ファイルとクイズを使用して学習成果を確認できる
各コースは、サブスクライバーが最初から最後まで順を追って学習することも、特定の章にジャンプしてセクションごとに動画を短時間で視聴することもできるように構成されています。各動画には字幕も表示されます。世界中で利用できるため、どこにいても学習を進めることができます。 Visual Studio Enterprise サブスクライバーには LinkedIn Learning の 6 か月間のサブスクリプションが無償で提供され、Visual Studio Professional、Visual Studio Test Professional、MSDN Platforms のサブスクライバーには 3 か月間のサブスクリプションが無償で提供されます。
- Data Camp サブスクリプション: 自分のニーズや専門知識に合わせて、独自のペースで任意のブラウザーからデータ分析を習得できます。R、Python、データ視覚化など、いずれを学習する場合でも、Data Camp では直観的な学習プラットフォームを通じてインタラクティブなレッスンや魅力的な動画が提供されます。ソフトウェアやハードウェアのインストール要件はありません。すべての Visual Studio サブスクライバーには、Data Camp の 3 か月間のサブスクリプションが無償で提供されます。
- Pluralsight トレーニング: すべての Visual Studio サブスクライバーは、Pluralsight のトレーニング カタログに含まれるすべてのコースを利用できます。Enterprise サブスクライバーは 6 か月間、Professional、Test Professional、MSDN Platforms のサブスクライバーは 3 か月間利用できます。
- Visual Studio App Center: Objective-C、Swift、Java、Xamarin、React Native 開発者向けの最も包括的なアプリ開発ライフサイクル ソリューションで、iOS、Android、Windows、macOS アプリのライフサイクルを自動化、管理することができます。このサービスを利用することで、アプリのリリース頻度、品質、信頼性を向上できます。リポジトリを接続して数分で、ビルドの自動化、クラウドでの実機テスト、ベータ テスト担当者へのアプリの配布、クラッシュおよび分析データによる実際の使用状況の監視などを開始することができます。すべての機能には、Visual Studio サブスクリプション ポータルからアクセスできます。
- Azure Community: このサポート フォーラムでは、サブスクライバーが他の開発者や Azure エンジニアリング チームから直接サポートを受けることができます。個々のフォーラムは Visual Studio サブスクリプション限定ではありませんが、Azure Community のサポート特典には、Azure API Management や Azure SQL Databases など、Azure 関連の 21 種類の専用フォーラムがまとめられています。1 つのエクスペリエンスから各フォーラムにアクセスできるため、Visual Studio サブスクライバーは新たな方法でマイクロソフトとやり取りを行うことができます。また、コミュニティ メンバーと Azure エンジニアリング チームが対応するため、サブスクライバーは Azure のエキスパートが質問に回答してくれるという信頼感も得られます。このフォーラムは、すべての Visual Studio サブスクライバーが利用できます。
- Azure Advisory Chat: Visual Studio サブスクリプションの特典として Azure Advisory Chat が追加されました。Azure Advisory Chat は、Visual Studio のツールやサービスを使用して Azure でアプリを開発する場合に役立つリソースです。チャットにより、Azure に関するあらゆる質問へのアドバイスをリアルタイムで得ることができます。マイクロソフトのエキスパート サポート エンジニアは、月曜日から金曜日まで 24 時間常駐しており、開発者からの質問にいつでもお答えします。サポート エンジニアは、サブスクライバーによる新規テナントのセットアップのサポート、ID とネットワークに関する基本サポートの提供、アプリケーションの移行アプローチの相談などに対応します。今回、Visual Studio Enterprise および Visual Studio Professional サブスクライバーがこの特典を利用できるようになりました。
上記の特典はすべて、Visual Studio サブスクリプション ポータルからアクセスして有効にすることができます。
新しい Visual Studio Dev Essentials 特典の一般提供開始
Visual Studio Dev Essentials によって、メンバーに引き続き新たな特典と付加価値がもたらされます。今回追加された特典は以下のとおりです。
- LinkedIn Learning サブスクリプション: 新しいプログラミング言語の学習、生産性の向上、データ視覚化のスキル向上、写真撮影技術の習得などを目指す人向けの月単位のサブスクリプションです。LinkedIn Learning では、Lynda.com の全コースをはじめ、より多くの成果を達成するために必要なすべてのスキルを身に付けることができます。
LinkedIn Learning メンバーシップのメリットは以下のとおりです。
- 広範なライブラリから適切な動画コースをすばやく検索できる
- 指導熱心な業界のエキスパートから学習できる
- 厳選されたおすすめコースを確認できる
- プロジェクト ファイルとクイズを使用して学習成果を確認できる
各コースは、サブスクライバーが最初から最後まで順を追って学習することも、特定の章にジャンプしてセクションごとに動画を短時間で視聴することもできるように構成されています。各動画には字幕も表示されます。世界中で利用できるため、どこにいても学習を進めることができます。
Visual Studio Dev Essentials メンバーには、LinkedIn Learning の 3 か月間のサブスクリプションが無償で提供されます。
- Data Camp サブスクリプション: 自分のニーズや専門知識に合わせて、独自のペースで任意のブラウザーからデータ分析を習得できます。R、Python、データ視覚化など、いずれを学習する場合でも、Data Camp では直観的な学習プラットフォームを通じてインタラクティブなレッスンや魅力的な動画が提供されます。ソフトウェアやハードウェアのインストール要件はありません。すべての Visual Studio Dev Essentials メンバーには、Data Camp の 3 か月間のサブスクリプションが無償で提供されます。
- Visual Studio App Center: Objective-C、Swift、Java、Xamarin、React Native 開発者向けの最も包括的なアプリ開発ライフサイクル ソリューションで、iOS、Android、Windows、macOS アプリのライフサイクルを自動化、管理することができます。このサービスを利用することで、アプリのリリース頻度、品質、信頼性を向上できます。リポジトリを接続して数分で、ビルドの自動化、クラウドでの実機テスト、ベータ テスト担当者へのアプリの配布、クラッシュおよび分析データによる実際の使用状況の監視などを開始することができます。すべての機能には、Visual Studio サブスクリプション ポータルからアクセスできます。
- Azure Community: このサポート フォーラムでは、サブスクライバーが他の開発者や Azure エンジニアリング チームから直接サポートを受けることができます。個々のフォーラムは Visual Studio サブスクリプション限定ではありませんが、Azure Community のサポートには、Azure API Management や Azure SQL Databases など、Azure 関連の 21 種類の専用フォーラムがまとめられています。1 つのエクスペリエンスから各フォーラムにアクセスできるため、Visual Studio サブスクライバーは新たな方法でマイクロソフトとやり取りを行うことができます。また、コミュニティ メンバーと Azure エンジニアリング チームが対応するため、サブスクライバーは Azure のエキスパートが質問に回答してくれるという信頼感も得られます。このフォーラムは、すべての Visual Studio Dev Essentials メンバーが利用できます。
上記の特典はすべて、Visual Studio サブスクリプション ポータルからアクセスして有効にすることができます。
Visual Studio Team Services のホスト型 Mac ビルド プールのプレビュー
Visual Studio Team Services の一部として、macOS でクラウド ホスト型の継続的インテグレーション (CI) と継続的デリバリ (CD) の無償プレビューの提供が開始されました。これにより、Visual Studio Team Services で Apple の iOS、macOS、tvOS、watchOS アプリケーションのビルドとリリースがサポートされました。独自の Mac ハードウェアを所有、保守する必要はありません。今回のリリースにより、Visual Studio Team Services は、Linux、macOS、Windows を統合ソリューションとして提供する初のクラウド CI/CD システムとなりました。
マイクロソフトでは、ホストされた macOS のインストールを最新の状態に維持するために、Xcode、Android、Xamarin といったビルド ツールや SDK を常に最新バージョンに更新しています。Visual Studio Marketplace の Apple App Store 拡張機能を使用すると、ベータ テスト環境や運用環境にアプリケーションを簡単にリリースできます。また、Visual Studio Team Services の Secure Files ライブラリにより、CI および CD 中に証明書やプロビジョニング プロファイルを保護できます。さらに、Visual Studio App Center を利用すると、アプリのビルド、テスト、配布、監視を行ったり、プッシュ通知を実装したりできます。
Visual Studio Live Share の発表
Visual Studio Live Share
Connect(); 2017 において、今後リリース予定の Visual Studio Live Share のプレビューが発表されました。Visual Studio Live Share は開発者の生産性向上を目的として設計されており、プロジェクトをシームレスかつ安全に共有できるため、共同作業を行う開発者が各自のエディターや IDE で編集やデバッグを行うことができます。Visual Studio Live Share を使用すると、(画面だけでなく) プロジェクトのコンテキスト全体を共有し、双方向の慣れ親しんだ方法で、状況に応じて即興のペア プログラミングを瞬時に開始することができます。詳細については、こちらの記事 (英語) をご覧ください。
Visual Studio Team Services のリリース承認機能のプレビュー
Visual Studio Team Services には、リリース管理機能を強化する新機能が追加され、お客様は自動リリース承認機能を利用できるようになりました。
この初回リリースでは、現時点で提供されている最初の 2 つのリリース管理承認機能の利用をすぐに開始できます。
- Azure Monitoring との統合: Application Insights を使用して Azure Web アプリケーションのデプロイメントを継続的に監視し、ステージングが正常であると判断された場合にのみ運用環境へのリリースを承認することができます。また、任意の Azure Monitoring アラートを使用して、リリースの進行を承認する条件を設定することで、運用環境のデプロイメントの正常性や品質基準への適合性を確保できます。
- Visual Studio Team Services 内の作業項目クエリを利用: クエリ結果を使用してリリースを承認し、「P0 バグがない場合にのみデプロイする」などのシナリオを実現できます。他にもさまざまな条件の組み合わせが可能です。
今後のリリースでは、Google アナリティクス、ServiceNow などの監視プロバイダーのサポートを追加する予定です。さらに、承認の種類を追加して、お客様からのフィードバックに基づいてエクスペリエンスを強化していきます。
Team Foundation Server 2018 の一般提供開始
Team Foundation Server 2018 のダウンロード提供を開始
Team Foundation Server 2018 により、オンプレミスでサーバーをホストしているお客様も、クラウド ホスト版サービスである Visual Studio Team Services で既に提供されている機能を利用できるようになるほか、追加のバグ修正が提供されます。今回のリリースに含まれる主な新機能には、Git フォーク、GVFS (Git Virtual File System)、プル リクエスト ワークフローの改善、Wiki エクスペリエンスの強化、リリース定義エディターの改善、仮想マシン (VM) デプロイメントのサポート、モバイル作業項目フォームなどがあります。
詳細については、こちらのページをご覧ください。
Team Foundation Server の Database Import Service (Visual Studio Team Services 用) の一般提供開始
Team Foundation Server の Database Import Service の一般提供が開始されました。Import Service は、オンプレミスの Team Foundation Server から Visual Studio Team Services への移行をサポートするサービスです。
今後は、お客様がマイクロソフトからオンボードの承認を得ることなく、移行を開始できます。詳細および移行開始方法については、こちらのページをご覧ください。
Visual Studio Team Services のコマンドライン ツールのプレビュー
Team Foundation Server の Database Import Service の一般提供が開始されました。Import Service は、オンプレミスの Team Foundation Server から Visual Studio Team Services への移行をサポートするサービスです。
今後は、お客様がマイクロソフトからオンボードの承認を得ることなく、移行を開始できます。詳細および移行開始方法については、こちらのページをご覧ください。
Azure Container Service と Azure Container Registry のコンテナー関連のイノベーションの発表
マネージド Kubernetes サービスの Azure Container Service と Azure Container Registry の Geo Replication のプレビュー
マイクロソフトは、コンテナー サービスのイノベーションを継続しており、今回マネージド Kubernetes サービスの Azure Container Service と Azure Container Registry の Geo Replication のプレビューを開始しました。
Azure Container Service によって Kubernetes のホスト環境を管理することで、以下のようなメリットが得られます。
- 専門知識がなくてもコンテナーを簡単に管理: Kubernetes を使用することで、完全にオーケストレーションされたコンテナー化アプリケーションの計画とデプロイメントという複雑な作業が不要になります。組み込みのオペレーション コンソールを使用して、クラスターを迅速にプロビジョニングして起動させ、監視とクラスター管理を簡素化できます。
- オープンソース API を使用して好きな方法で作業: 特定のベンダーやリソースへのロックインを回避できます。引き続き、Helm などの使い慣れたツールで作業し、アプリケーションを Kubernetes の任意のデプロイメントに移行します。また、Azure Container Registry など、お好みのコンテナー レジストリと統合することもできます。
- 安心してアプリケーションをスケーリングして実行: アプリケーションをオフラインにすることなく、迅速かつ効率的にスケーリングして、リソース使用率を最大化します。インフラストラクチャの障害からアプリケーションを分離したり、需要の増加に応じて基盤インフラストラクチャを透過的にスケーリングしたりできます。同時に、Azure によってミッションクリティカルなビジネス ワークロードのセキュリティ、信頼性、可用性を向上できます。
- マネージド サービスの追加料金は不要: クラウド ベースの競合マネージド Kubernetes サービスとは異なり、Azure Container Service では、利用したリソースの分しか料金が発生しません。マネージド サービスの機能を使用するために追加料金は不要です。
さらに、現在プレビューの Geo Replication によって、Azure Container Registry は単一のレジストリとして機能し、レプリケートされたリージョンではローカルに運用できます。多数の Azure サービスでイメージを使用する場合に、単一の管理プレーンのメリットを得ると共に、ネットワークの近い場所からイメージをプルしてスピードと信頼性を確保することができます。
Azure Container Registry の Basic、Standard、Premium SKU の一般提供も開始されました。Azure Container Registry のお客様はマネージド SKU を使用して、Basic、Standard、Premium の各レベルに簡単に移行できます。Azure Container Registry では、ストレージ アカウントのキャッシュを管理して、スループットと API 呼び出しに対応します。Premium を選択した場合、Azure Container Registry で管理される複数の (保存中に暗号化された) ストレージ アカウントにイメージがレプリケートされるため、スループットが向上します。
マネージド Kubernetes サービスのプレビューの詳細についてはこちらのページ、Geo Replication のプレビューについてはこちらのページ、Azure Container Registry のマネージド SKU についてはこちらのページをご覧ください。
IoT Edge での Azure Functions のサポート
先日発表された Azure IoT Edge に加え、IoT Edge デバイスでの Functions の実行もサポートされました。これにより、クラウド接続の有無を問わず、すべてのデバイスで Functions のイベント駆動型プログラミング モデルを利用できます。この機能は、センサーからデータに対してカスタム処理を実行する、受信したシグナルを特定の基準に基づいてフィルタリングするなど、さまざまなシナリオで使用できます。このようなシナリオは現在すべてクラウドで実現できますが、今後は IoT Edge デバイスでも簡単に再現できるようになります。詳細については、こちらの記事 (英語) をご覧ください。
Linux での Azure Functions のサポート
Linux プラットフォームで Azure Functions を実行できるようになりました。これにより、特定の OS ターゲットを希望する場合に、追加のデプロイメント オプションが提供されます。Linux をターゲットとする場合、Functions をデプロイする方法は 2 種類あります。あらかじめ構成された Linux コンテナーで独自のコードを実行する方法と、すべての依存関係が含まれている独自のコンテナーをデプロイする方法です。いずれの場合も、トリガーやバインドなど、Azure Functions 固有のメリットをすべて利用できます。詳細については、こちらのブログ記事 (英語) をご覧ください。
Azure Functions Proxies の一般提供開始
Azure Functions Proxies の一般提供が開始されました。この機能により、Azure Functions を使用してサーバーレス API を作成し、マイクロサービス アーキテクチャを実装する作業が容易になります。詳細については、こちらの記事 (英語) をご覧ください。
Azure App Service の新しいサポート センター エクスペリエンスの一般提供開始
App Service Diagnostics の一般提供が開始されました。この機能はインテリジェントかつインタラクティブなエクスペリエンスを提供するもので、Web アプリの問題を分析して、お客様に適切な情報を速やかに案内し、問題のトラブルシューティングと解決を迅速化します。詳細については、こちらのブログ記事 (英語) をご覧ください。
Azure Advisor: パーソナライズされたベスト プラクティス サービスの機能強化
Azure Advisor は、Azure のベスト プラクティスを提供するパーソナライズされたクラウド サービスです。このベスト プラクティスを活用することで、Azure リソースを最適化して、可用性、セキュリティ、パフォーマンスの向上、コスト削減を図ることができます。
先日、お客様からのフィードバックに基づいて、複数の新機能の提供が開始されました。これらの機能により、すべてのサブスクリプションの推奨事項を包括的に把握したり、自社固有のニーズに合わせて Azure Advisor を適切にカスタマイズしたりすることができます。
Advisor の新しいダッシュボードでは、ニーズに合わせて Advisor を調整できます。これにより、複数のサブスクリプションの推奨事項の全体的なステータス、ダウンロード可能なレポート、カスタマイズ オプションを簡単に確認できます。推奨事項に含めるリソース グループをタグ付けして (たとえば、運用環境ワークロード以外を除外するなど)、CPU 使用率のしきい値を調整し、サブスクリプションごとに使用率の低い仮想マシンを特定することができます。
Azure Advisor の推奨事項は無料でご確認いただけます。
Azure Database Migration Service のプレビュー
クラウド移行をさらに加速
クラウド移行の複雑さを軽減するために、複数のツールではなく、1 つの包括的なサービスを使用できます。このたび、Azure Database Migration Service のプレビューが開始されました。このサービスは、オンプレミスの SQL Server、Oracle、その他のリレーショナル データベースをクラウドに移行するためのシームレスなエンドツーエンド ソリューションです。移行元と移行先が同種環境の場合と異種環境の場合の両方の移行がサポートされており、ガイド形式の移行プロセスは簡単に理解して実装することができます。詳細については、Azure Database Migration Service のページ (英語) をご覧ください。
Azure Active Directory の Conditional Access の一般提供開始
デバイス ベースの Conditional Access は、Azure Active Directory の最も注目すべき機能の 1 つであり、急速なペースで成長しています。11 月 15 日 (水)、Azure Active Directory のデバイス ベースとアプリケーション ベースの Conditional Access に関連する複数の機能の一般提供開始が発表されました。
- デバイス ベースの Conditional Access のプラットフォームとして macOS をサポート
- Azure ポータルで iOS および Android 向け Azure AD アプリケーション ベース Conditional Access をサポート
- Azure ポータルの [Azure Active Directory]、[Devices] ブレードでデバイス ID を管理
上記の機能の一般提供開始を発表した Alex Simon のブログ記事 (英語) で詳しく説明されているように、これらの機能により、プラットフォームを問わずに個人および企業デバイスのデータを柔軟に保護したり、ユーザーによる Office 365 および Azure AD 接続アプリへのアクセスのセキュリティを確保したりすることができます。
詳細については、ブログ記事の全文 (英語) をご覧ください。Conditional Access の利用開始方法については、こちらのページをご覧ください。
Multi-factor Authentication Server の Event Confirmation API の廃止
Event Confirmation は、Azure Multi-factor Authentication Server でサポートされている機能です。この機能により、Azure Multi-factor Authentication Server の管理者は、カスタムの音声メッセージを設定し、ユーザーが特定のアクションを実行した場合にそのユーザーのスマートフォンに発信することができます。その後、ユーザーはそのメッセージに応答して、自分がアクションを実行したことを確認します。2018 年 11 月 14 日に、Azure MFA での Event Confirmation 機能のサポートが終了します。また、Event Confirmation を設定する機能と新しいテンプレートを追加する機能は、直ちに (2017 年 11 月 15 日以降) 廃止されます。現在 Event Confirmation をご利用中のお客様は、2018 年 11 月 14 日までご利用いただけます。 MFA Server をご利用でない場合や、ユーザーが Event Confirmation を使用できるように設定していない場合は、この通知を無視してかまいません。
ご不明な点がございましたら、support@microsoft.com までお問い合わせください。
Azure Reserved Virtual Machine Instances の一般提供開始
Azure Reserved Virtual Machine Instances を使用すると、Azure の仮想マシンを非常に安価な料金で予約できます。このサービスでは、Azure Hybrid Use Benefit を利用した場合には従量課金制と比較して最大 82%、すべての仮想マシンでも最大 72% のコストを削減できます。Azure Reserved Virtual Machine Instances は、ビジネス ニーズの変化に応じて柔軟かつ簡単に変更、キャンセルできるほか、購入の手順もわかりやすく簡単です。Reserved Virtual Machine Instances の販売開始は年内を予定しています。詳細については、こちらのページ をご覧ください。
Multi-factor Authentication Server の Direct SDK の廃止
Azure Multi-Factor Authentication SDK (ソフトウェア開発キット) を使用すると、Azure AD テナントのアプリケーションのサインイン プロセスやトランザクション プロセスに直接 2 段階の検証を組み込むことができます。Multi-Factor Authentication SDK は、C#、Visual Basic (.NET)、Java、Perl、PHP、Ruby で使用できます。2018 年 11 月 14 日に、Azure MFA でこの SDK のサポートが終了します。Azure Active Directory を活用するためには、アプリケーションの移行を計画してください。
Microsoft Identity Manager の Privileged Access Management を使用している場合は https://docs.microsoft.com/ja-jp/microsoft-identity-manager/pam/use-azure-mfa-for-activation、セルフサービスによるパスワードのリセットを使用している場合は https://docs.microsoft.com/ja-jp/microsoft-identity-manager/working-with-self-service-password-reset で詳細をご確認ください。Azure MFA Server でオンプレミスの Azure Multi-Factor Authentication Web Services SDK を使用している場合は、この通知を無視してかまいません。
ご不明な点がございましたら、support@microsoft.com までお問い合わせください。