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Office 365 ユーザー向け Power BI の目指すところ

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こんにちは、Office 365 ビジネス インテリジェンス担当の川原 純一郎です。

Office 365 はユーザー生産性向上を目的としたツール群ですが、その中に BI (ビジネス インテリジェンス) ツールである Power BI が仲間入りしたことに対して違和感を覚える人もいらっしゃるかもしれません。Power BI とはどういったものなのか? どういった利用方法があるのか? BI 専門家ではない一般ユーザーの方に理解いただけるよう、本ブログにて皆様に紹介していきます。

 

Office 365 の目指す働き方

以下のスライドは上のバーを "現在の働き方"、下のバーを "Office 365 が目指す働き方" してそのイメージを記載したものです。

生産性向上は移動時間や情報検索といった価値を生まない時間をいかに減らすことができるか、また、価値を生む時間をいかに増やすことができるのか、が大きなポイントになってきます。

 

Power BI の活用が生産性を高める

では Power BI のようなデータ可視化ツールが皆様の日々の生産性向上にどのように貢献しているでしょうか? 日本マイクロソフトでは Power BI を利用することで経営会議に関わる準備作業、会議時間が大幅に削減しています。

Title: 事業生産性「26 %」向上 - 日本マイクロソフトが実現した「働き方改革」
URL: http://special.nikkeibp.co.jp/atclh/NBO/17/ms0623_02/vol3/index.html

 

実際に利用されている Power BI レポート (表示データや部署名、商談情報などはサンプル データです) は以下のものになります。

 

いかがでしょうか?全参加者が理解しやすい Power BI レポートを利用することでデータ解析作業 (会議参加者が提示された各データが同関連しているのか? といったことを理解し共通認識を得るための時間) を会議時間内にすることが減少し、即断・即決型の会議形態となり結果として会議時間の短縮にもつながりました。

ちなみにこの Power BI レポートを作成した担当者に聞いたところ、作成時間は約半日程度とのことです。

以下のスライドにあるように会議そのものの時間短縮だけでなく、一人の担当者が作成した Power BI レポートを利用することで会議前の準備作業 (おそらくこちらの作業時間の方が多い企業様がほとんどだと思いますが) も大幅に短縮され会議毎に発生していたレポート作成作業時間をそれ以外の分析作業などに割り当てることが可能になります。

Power BI を活用することで生産性を高める一例をご紹介しましたがいかがだったでしょうか?
本ブログでは様々な利用シーンでの Power BI 活用例を紹介していきますので是非ご期待ください。

 

Power BI サービス/Power BI Desktop の機能、Tips  等の情報をお探しの方は以下のブログをご参照ください。

Title: 日本マイクロソフト Data Platform Tech Sales Team Blog
URL: https://blogs.msdn.microsoft.com/dataplatjp/tag/powerbi/

 

 


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