こんにちは。
今日はたまにお問い合わせとしていただく Internet Explorer および Microsoft Edge での Flash の今後の対応についてご紹介します。
Adobe Flash のサポート終了のロードマップは、下記の資料に記載の予定のとおりです。
本記事では、下記の資料からポイントとなる点について抽出しています。
The End of an Era – Next Steps for Adobe Flash
https://blogs.windows.com/msedgedev/2017/07/25/flash-on-windows-timeline/
■ 2017 年末から 2018 年にかけて
Windows 10 Creators Update (v1703) 以降の Microsoft Edge では、初めて訪れる Web サイトでの Flash コンテンツの実行の許可を求め、許可した Web サイトの再訪問時には求められません。
また、Internet Explorer では Flash の実行に関しては特別な制御は行われておりません。
■ 2018 年後半にかけて
Microsoft Edge 上で Flash が含まれる Web サイトを閲覧するたびに実行の許可を求める動作となります。
Internet Explorer においては引き続き Flash の実行は許可され、特別な制御は行われません。
■ 2019 年後半にかけて
Microsoft Edge および Internet Explorer 上での Flash が既定で無効となります。
ただし、Flash を実行できるよう構成を変更することも可能です。
Flash を実行できるよう構成したい場合、Microsoft Edge については、[2018 年後半にかけて] と同様に、Flash が含まれる Web サイトを閲覧するたびに実行の許可が求められる動作となります。
■ 2020 年末
サポートされるすべての Windows 上の Microsoft Edge および Internet Explorer で Flash を実行することができなくなります。
Flash を再び実行できるように構成することもできなくなる予定です。
本日の記事は以上となります。
本情報はあくまでも現時点での予定となりますため、今後何らかの影響により本予定も変更となる可能性が十分にありえます。
そのため、Web サイト側での対応を計画されている場合には、十分に余裕をもった計画とされることをお勧めいたします。