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職場におけるダイバーシティの実現【3/30 更新】

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(この記事は2017年12月21日にMicrosoft Partner Network blog に掲載された記事 Building diversity within the workplace の翻訳です。最新情報についてはリンク元のページをご参照ください。)

 

 

 

マイクロソフトの Include ポッドキャスト シリーズでは、マイクロソフトのパートナー様やエグゼクティブが職場におけるダイバーシティ、インクルージョン、メンターシップの重要性についてご説明します。この記事では、シリーズの一部を抜粋して、ダイバーシティが今日のビジネスとテクノロジの形成に与える影響をご紹介します。

 

多文化企業のヒント

グローバル企業にとって、さまざまな国籍の従業員を雇用することは非常に重要です。しかし、その結果としてコミュニケーションに支障が出ることも多くなります。たとえば、文化が異なると、メールの内容を誤解されやすくなります。Qorus Software の CEO を務める Ray Meiring 氏をお招きした Include ポッドキャスト (英語) では、このようなデリケートな問題の対処方法について伺っています。Meiring 氏は、同社がメールの優先度を下げ、Web ミーティングや電話会議を重視する文化に移行したときの体験を基に、ヒントを紹介してくださいました。

 

 

ダイバーシティと収益の関係

ダイバーシティは企業文化に良い影響を及ぼすだけでなく、企業にグローバルな視点をもたらすという点でも有益です。District Computers LLC の CEO を務める Steve Hall 氏は、こちらの Include ポッドキャスト (英語) で「成功への道は従業員から始まる」とコメントしています。Hall 氏によると、重要なのは自分とは考え方の異なる人材を採用することです。それは、単にさまざまな要素を持った人材を揃えるためだけでなく、異なる視点を持つ人々から有益な知見を得ることにもつながります。まだ雇用プロセスにかかわる立場にいなくても、チームに多様な考え方を取り入れようという意識を常に持っていることはきわめて重要です。

「重要なのは自分とは考え方の異なる人材を採用することです。

それは、単にさまざまな要素を持った人材を揃えるためだけでなく、

異なる視点を持つ人々から有益な知見を得ることにもつながります」

– District Computers LLC、CEO、Steve Hall 氏

 

 

共通点を探す

すべての従業員の声に耳を傾けるには、どうしたらよいでしょうか。マイクロソフトの One Commercial Partner プログラムのゼネラル マネージャー Toby Richards が Include ポッドキャスト (英語) でこの疑問に答えています。時間はかかりますが、Richards は 15 人から 20 人ほどの従業員を集めて、オープンにアイデアを出し合う方法を気にいっています。このアプローチは非常にシンプルです。チーム メンバー全員に付箋を 10 枚ずつ渡し、ビジネス上の特定の問題について頭に浮かんだことを 5 分間で書き出してもらいます。その後、それぞれのメンバーから数分間で自分のアイデアについて発表します。そうすると、共通のテーマが浮かび上がってきます。こうして、さまざまなメンバーから集めた情報を 1 つにまとめるのが Richards の役割です。

 

 

自分から率先してメンターを見つける

仕事で成功を収めている人たちの共通点は、メンターがいることです。しかし、Windows Insider のエンジニアリング リードを務める Dona Sarkar の Include ポッドキャスト (英語) によると、自分から行動を起こさなくては、上級管理職が自分に合ったメンターになってくれることは期待できません。まず、メンターから何を学びたいのか、自分のどのような部分を改善したいのかを明確にする必要があります。Sarkar は、フォローアップの重要性についても語っています。ただお礼を言うだけでなく、メンターのアドバイスをどのように実践したか、それがうまくいったかどうかを伝えるのです。きちんとフォローアップすると、メンターからさらなる助言を引き出すことができます。

「メンターを集めて、自分だけの個人的な取締役会のようなミーティングを

開催することを強くお勧めします。ちなみに、私のメンターはほとんどが同僚です」

– Azure エンジニアリング、Colleen O'Brien

 

 

多様な人材を獲得するには新しい考え方が必要

Azure エンジニアリング チームのビジネス マネージャー Colleen O'Brien と Surface コマーシャル マーケティング チームの Sonia Dara による Include ポッドキャスト (英語) では、アドボケイト (支援者) と協力者の違いについて説明しました。2 人は、一般的な雇用パイプライン以外を当たることが、多様な人材を見つけるうえでどれほど役立つかについても語っています。さらに、メンターシップの守備範囲と、Colleen が Sonia のメンターとして、自らの経験をどのように活用したかという話にも触れています。

 

 

終わりのない取り組み

こうした取り組みには、自己評価と努力の繰り返しが欠かせません。だからこそ、マイクロソフトは、世界中のあらゆる個人と組織がより多くの成果を達成できるよう支援する方法を模索し続けています。

 

 

 


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