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「共感力」が職場の成功を支える重要な基盤となる【4/1更新】

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(この記事は2017年12月21日にMicrosoft Partner Network blog に掲載された記事 Empathy: the vital foundation for workplace success  の翻訳です。最新情報についてはリンク元のページをご参照ください。)

 

新しい合言葉

マイクロソフトの CEO を務める Satya Nadella は、マイクロソフトのような大手テクノロジ企業で働くにあたっては、他人の経験を理解し、共感する能力が非常に重要だと述べています。11 月に開催されたイベントにおいて、Nadella は自身の著書『Hit Refresh』を紹介する際に次のように語っています。「マイクロソフトの中核事業は何かと考えてみると、それはお客様が抱えている漠然としたニーズにお応えすることであり、深い共感の力を持ち合わせていなければ、それを実現することはできないと気付いたのです」

 

あらゆる人への共感

Nadella の指揮の下、マイクロソフトは社内外の業務のあり方を根本的に改革し、共感を重視する文化を根づかせようとしています。現在では、非常に競争の激しいこのテクノロジ業界でマイクロソフトが目標を達成できるかどうかは、日々どのような人間関係を構築できているかに左右されるのだと強く意識するようになりました。社内外のさまざまな視点を取り入れることで、仕事の質を高め、価値観を広げ、製品やサービス提供の効率化を実現しています。

 

共感力を高めるための主な 3 つの方法

マイクロソフトは、次の 3 つの主要分野に焦点を当てて共感力を高めることで、チームやお客様との一体化を図っています。

  1. 耳を傾ける: だれもが自分の意見を聞いてほしいと考えています。だからこそ、時間を割いてお互いの意見に真剣に耳を傾けることは、目的の達成を支える大きな力になります。従業員が自分の意見、考え、アイデアが尊重されていると感じれば、自身の役割を果たすうえで励みになります。テクノロジとイノベーションによって世界を一新するためには、私たち 1 人ひとりが周りの人々のニーズを理解する必要があります。
  2. 信頼する: 職場では、アイデアを気軽に伝えることが難しいときもあります。しかし、だれの功績で利益が得られたか、だれの責任で損失が生じたか問うのをやめれば、チームは想像以上に大きな目標を達成できるようになるでしょう。特に、競争が激しい環境で、だれもが間違いを犯したくないと考えている場合はなおさらです。このように集団として責任を共有することで、チームのパフォーマンスは向上します。
  3. 理解する: 他人のその日の気分は、たずねてみないことにはそう簡単にわかるものではありません。同僚の取った行動や感情の理由を理解しているかどうかで、やり取りが生産的なものになるか、非生産的なものになるかが左右される場合があります。お互いの共感を深めることでコミュニケーションの質が向上し、これまでとは違う方法で課題を乗り越えることができます。

 

 

マイクロソフトでは、パートナー エコシステムが漠然と抱えているニーズにお応えしようと取り組んでいます。それらの目標を達成するうえでも、深い共感の力が大きな役割を果たします。

Hit Refresh』の中で、Nadella はマイクロソフトの従業員たちに日常生活の中で共感を重視するよう奨励してきたと述べています。そしてこう語っています。

「私が情熱を注いでいるのは、あらゆるものの中心に共感を据えることです。リリースする製品から、新たに参入する市場、従業員、お客様、一緒に仕事をするパートナー様まで、私が追い求めるすべてを支えるものが共感力なのです」

 

共感力は、パートナー様にとってあった方がよいという程度のものではなく、「あらゆる人々、あらゆる組織がより多くの成果を達成できるように支援する」というマイクロソフトのミッションを果たすうえで不可欠なツールです。

 

職場における共感力については、今後の記事でも取り上げる予定です。ぜひご期待ください。マイクロソフト パートナー コミュニティの会話には、こちら (英語) からご参加いただけます。

 


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