(この記事は 2018 年 4 月 27 日に The SharePoint Community blog に投稿された記事 Increase in SharePoint Online storage allocation の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)
全世界におけるデジタル トランスフォーメーションにより、企業のお客様はテクノロジに投資して、従業員の業務を最大限に効率化できるように支援しています。この現状を受けて、マイクロソフトは Microsoft 365 と SharePoint を拡張します。現在、SharePoint をご利用の企業は 35 万社を超えており、そのデータ量は昨年 1 年間だけで 2 倍以上に増加しています。
お客様からは、オンプレミス サーバー、ファイル共有サービス、サードパーティのクラウド サービスから SharePoint に移行しつつ、さらに多くのコンテンツを SharePoint に保存し、チームの共同作業とエンタープライズ コンテンツの管理に役立つ新機能を活用したいというご要望が寄せられています。
そこで今回、SharePoint Online のユーザー ライセンスあたりのストレージ割り当てを従来の 20 倍、つまり「1 TB + 購入したユーザー ライセンスあたり 0.5 GB」から、「1 TB + 購入したユーザー ライセンスあたり 10 GB」に増量します。ただし、SharePoint Online Kiosk プラン (Office 365 F1 や Microsoft 365 F1 など) は対象外です。
この大幅なストレージの増量は、Microsoft Teams や Office 365 グループなど、コンテンツ サービスとして SharePoint を使用するすべての Office 365 サービスに影響します。
ストレージ割り当ての増量の例
ユーザー ライセンス数 100 | ユーザー ライセンス数 5,000 | ユーザー ライセンス数 100,000 | |
テナントの基本割り当て 容量 |
1 TB | 1 TB | 1 TB |
ユーザー ライセンスあたりの割り当て容量 | 1 TB (100 x 10 GB) | 50 TB (5,000 x 10 GB) | 1,000 TB (100,000 x 10 GB) |
テナントの合計割り当て 容量 |
2 TB | 51 TB | 1,001 TB |
この変更のロールアウトは 2018 年 7 月 1 日より開始され、2018 年 8 月末日までに完了します。変更が完了したら、SharePoint Online 管理センターでストレージの増量をご確認いただけます。現在、追加のストレージ容量を購入されている場合は、この変更がテナントに反映された後、必要に応じて容量を減らすことができます。
これまでと同様に、必要に応じて、SharePoint Online の管理センターから追加のストレージ容量を 1 GB 単位、月単位でご購入いただけます。
ますます多くのお客様に SharePoint Online をご利用いただいていることに感謝すると共に、このコンテンツ ストレージの増量を通じて、皆様のチームや企業がより多くの成果を達成するうえでサポートできれば幸いです。
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