みなさま、いつも Device & Mobility Team Blog をご覧いただきありがとうございます。
本日は重要なお知らせをお送りします。
この度、「Office 365 メッセージ センター」でご案内させていただいておりますように、お客様環境のセキュリティ強化の一環として、Microsoft Azure Information Protection(以降、AIP)のライセンスをお持ちのお客様の AIP が2018年7月1日に自動的に有効化されます。これまでも2018年2月以降に作成されたテナントにつきましてはデフォルトで AIP が有効化する変更が行われておりました。今回は2018年2月以前に作成されたテナントにもその設定が反映されます。
AIPのライセンスを保有し、Active Directory Rights Management (AD RMS)の情報保護機能をご利用する場合又は、AIPの設定変更をオプトアウト(すなわち、AIPを有効化しない)する場合は以下の対策を実施していただけますよう、お願いします。
対象のお客様:
Microsoft 365 、Office 365を含む、AIPのライセンスを保有されAD RMSをご利用のお客様 又は、AIPのライセンスを保有されAIPの有効化を望まないお客様
設定方法:
現状の設定を維持し、設定変更のオプトアウトを実施するにはPowerShellを利用して以下のコマンドレットを実行します。
・全体管理者の役割を備えたユーザーとして Exchange Online PowerShell に接続
・以下のコマンドレットを実行
Set-IRMConfiguration -AutomaticServiceUpdateEnabled $false
上記を6月30日までに実行してオプトアウトしてただくことにより、2018年7月1日になってもお客様の環境で AIP が自動的に有効化されることはありません。
参考情報