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MS クラウド ニュースまとめ – System Center 1807 の提供開始 他 (2018 年 7 月 25 日)

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執筆者: Cloud Platform Team

このポストは、2018 年 7 月 26 日に投稿された Cloud Platform Release Announcements for July 25th, 2018 の翻訳です。

 

Azure App Service での Linux 版 Java SE 8 のサポートのプレビュー

Azure App Service で Linux 版 Java SE 8 のサポートが開始されました (プレビュー)。これにより、修正プログラムが自己適用 (バグ修正やセキュリティ更新プログラムがマイクロソフトによって管理) されるスケーラビリティの高い Web ホスティング サービスで Java Web Apps を構築、デプロイできるようになりました。パフォーマンス機能は以下のとおりです。

  • フルマネージド型のエンタープライズ プラットフォーム: ログの収集、メール通知、Azure ポータルのアラート。近日中には、バージョン更新に修正プログラムの自動適用が追加されます。
  • パフォーマンスの監視: 任意のアプリケーション パフォーマンス管理 (APM) 製品と統合し、アプリケーションを監視、管理できます。
  • グローバル規模と高可用性: マイクロソフトのすべてのグローバル データセンターにおいて、99.95% の稼働率に加えて、低レイテンシ、自動スケーリング、手動スケーリング (スケールアップまたはスケールアウト) が提供されます。
  • セキュリティとコンプライアンス: App Service は ISO、SOC、PCI、GDPR に準拠しています。
  • 認証と承認: Azure Active Directory による組み込みの認証、IP アドレス制限を管理するロール ベースのアクセス制御 (RBAC) によるガバナンス。
  • ビルドの自動化と CI/CD のサポート: 一般提供の開始時には、Maven、Jenkins、Visual Studio Team Services がサポートされます。

Azure に Java Web Apps をデプロイするには、Azure ポータルから作成する、テンプレートを使用する、Maven から作成してデプロイするという 3 つの方法があります。

Azure App Service 用の Maven プラグインを使用すると、Maven プロジェクトへのシームレスな統合が可能になり、Linux 上の Java Web Apps をはじめとするさまざまな種類の Azure App Service を簡単にデプロイできるようになります。この Java ランタイムの前提条件は JRE 8 です。Azure App Service の詳細については、こちらのページをご覧ください。

すべてのパブリック リージョンでの Azure Event Grid の提供開始

Event Grid がすべてのパブリック リージョンで利用可能に

Event Grid は数か月前に一般提供が開始されましたが、このたびすべてのパブリック リージョンでご利用いただけるようになりました。これにより、世界中のお客様がこのフルマネージド型のインテリジェントなイベント ルーティング サービスを使用して、任意の Azure リージョンから、Azure サービスや Azure 以外のサービスの関連イベントにほぼリアルタイムで対応することができます。

この発表の詳細については、こちらのブログ記事 (英語) をご覧ください。

Azure Event Grid の開発エクスペリエンスの強化

Event Grid の開発エクスペリエンスを強化

先日マイクロソフトは、Event Grid の機能を強化しました。これにより、再試行ポリシーと配信不能イベントの処理がサポートされたほか、これらの機能をサポートするようにポータル UX の強化と SDK の更新が行われました。これらの機能強化に加え、イベント パブリッシャーとして Azure Container Registry が追加されたことで、開発エクスペリエンスがさらに向上しています。

この発表の詳細については、こちらのブログ記事 (英語) をご覧ください。

Azure API Management と Application Insights の統合の一般提供

Azure API ManagementAzure Application Insights の統合が可能になりました。

これにより、API Management のテレメトリを Application Insights に追加して、API のトラブルシューティングとデバッグをさらに効果的に行うことができます。

プレビュー中に特定された安定性に関する問題が修正されたほか、以下の新機能が追加されました。

  • グローバル レベル (すべての API など) および個々の API レベルでの診断設定
  • API Management から Application Insights に送信されるテレメトリの量を削減する固定レート サンプリング
  • サンプリング設定に関係なく、エラーまたは例外が発生した場合に常にテレメトリを送信するオプション
  • ログのヘッダーとペイロード

この統合の詳細については、こちらの手順ガイドをご覧ください。

Availability Zones での Service Bus のサポートのプレビュー

Azure Availability Zones で Service Bus がサポートされました。これにより、アプリケーションとサービス間のクラウド メッセージングを使用して、可用性とフォールト トレランスにさらに優れたミッション クリティカルなアプリケーションを構築できます。

Azure Availability Zones での Service Bus のサポートにより、業界トップレベルの返金制度付きの SLA が提供されるほか、Azure リージョン内の障害から分離された場所で、冗長な電力、冷却、ネットワークを利用できます。プレビューは、米国中部、米国東部 2、フランス中部から開始され、すべての Service Bus Premium のお客様に追加料金なしでご利用いただけます。

Azure Availability Zones での Service Bus のサポートを利用する方法については、こちらのブログ記事 (英語) をご覧ください。

Azure Application Insights のユーザー行動分析ツールの一般提供

マイクロソフトは、2017 年の Microsoft Build で、Application Insights のユーザー行動分析ツールのプレビューを発表しました。これらは、ビジネス指標の追跡、使用状況の傾向の調査、ページ設計の改善に役立てられるツールです。そして先日、このツールにさらに多くの機能を追加し、一般提供を開始しました。

詳細については、こちらのブログ記事をご覧ください。

System Center 1807 の提供開始

2018 年になって間もなく、マイクロソフトはお客様にこれまでよりも速いペースで新機能を提供できるように、System Center に Semi-Annual チャネル リリースを追加しました。最初の Semi-Annual リリースである System Center 1801 は 2018 年 2 月 8 日に提供を開始し、今回 2 回目のリリースとして System Center 1807 の提供を開始しました。今回のリリースでは以下の製品が更新されます。

  • Operations Manager 1807
  • Virtual Machine Manager 1807
  • Data Protection Manager 1807
  • Orchestrator/SMA 1807
  • Service Manager 1807

System Center 1807 は完全な製品ビルドではなく、更新版のリリースとなるため、System Center 1801 に上書きしていただく必要があります。

System Center 1807 の詳細については、こちらのブログ記事をご覧ください。

Azure のセキュリティと運用管理 – Security Center Adaptive Application Controls の一般提供

Azure Security Center Adaptive Application Controls では、新たに 2 つの機能強化の一般提供が開始されました。1 つ目に、MSI やスクリプトなどの新しいファイルの種類の推奨事項が提案されるようになりました。2 つ目に、実行しているアプリケーションの類似性に基づいて VM をグループ化できるようになりました。これらの機能強化はいずれも、特定のワークロードに含まれる VM に対して Security Center が推奨するホワイトリスト登録ポリシーの正確性を向上させると共に、不要なアプリケーションやマルウェアをさらに簡単にブロックできるようにすることを目的としています。

この機能の詳細については、こちらのブログ記事 (英語) をご覧ください。

Azure Cloud Shell でのブラウザー ベースのテキスト エディターのサポートのプレビュー

Azure Cloud Shell では、Visual Studio Code で使用されているオープンソースの Monaco エディターをベースに構築されたブラウザー ベースのテキスト エディターがサポートされました。「code」と入力するだけで Cloud Shell から直接起動できます。構成とスクリプトは、後で使用できるように CloudDrive ストレージにも同期されます。軽量のテキスト エディターと Cloud Shell 環境を組み合わせることで、インストールや追加の認証フローを必要とせずに、ブラウザーから直接ファイルの書き込み、デプロイ、保存を行うことができます。

詳細については、こちらのページをご覧ください。

Azure IoT Hub の手動フェールオーバーのプレビュー

IoT Hub の手動フェールオーバーのプレビューが開始されました。この機能を使用すると、IoT Hub インスタンスを Azure のプライマリ リージョンから同じ主要地域内の対応するリージョン ペアにフェールオーバーできます。

ソフトウェア システム、特に分散システムでは、万一の障害に備えて計画することが重要です。IoT Hub サービスは、実装のさまざまなレイヤーに冗長性を実装し、一時的な障害やデータセンター内の障害からお客様を保護します。このサービスでは、これらの冗長性を利用した高レベルの SLA が提供されます。しかし、リージョン全体の障害や長時間にわたるサービス停止が (遠隔地であっても) 発生する可能性もあります。IoT Hub サービスでは、このような障害に対する既定の軽減策として、リージョン間の自動災害復旧が提供されます。この復旧プロセスの目標復旧時間 (RTO) は 2 ~ 26 時間です。IoT ソリューションは長時間のサービス停止が許されませんが、手動フェールオーバー機能を使用して、IoT Hub をあるリージョンから別のリージョンにフェールオーバーできるようになりました。この手動フェールオーバーの RTO は 10 分~ 2 時間です。

この機能の詳細については、IoT Hub サービスの HA/DR 機能の概要説明に関する記事をご覧ください。

IoT Hub の手動フェールオーバーを実行する場合の具体的な手順については、手動フェールオーバーの手順ガイド (英語) をご確認ください。また、この機能の詳細については、Channel 9 の Internet of Things Show (英語) をご覧ください。

Azure DNS の SLA の引き上げ

今回、Azure DNS の SLA で 100% の可用性が保証されました。つまり、有効な DNS 要求に対して、最低 1 つの Azure DNS ネーム サーバーから 100% 応答が返されます。今回の発表により、Azure DNS は、SLA によって 100% の可用性を保証する初の Azure サービスとなりました。これは、マイクロソフトの多様性と地理冗長性に優れた DNS サービス インフラストラクチャによって実現したものです。

詳細については、こちらの SLA の定義をご覧ください。

英国南部リージョンでの Network Performance Monitor (NPM) の提供開始

英国南部リージョンにおいて、Network Performance Monitor の一般提供が開始されました。NPM は、クラウドのみ、オンプレミス、ハイブリッドの各ネットワーク環境向けのクラウド ベースのネットワーク監視ソリューションです。これにより、英国南部リージョンにある NPM ワークスペースを使用して、任意の場所のネットワーク、ExpressRoute 回線、URL を監視できるようになりました。

Network Performance Monitor の詳細については、こちらのドキュメント ページをご覧ください。

Azure Advisor の新しい推奨事項の提供開始

Azure Advisor で、追加の推奨事項 (英語) が提案されるようになりました。Azure Advisor は、お客様のニーズに合った Azure のベスト プラクティスを提案するサービスで、Azure ポータルから無料で利用できます。お客様はこれを利用することで Azure リソースを最適化し、コスト削減、パフォーマンス向上、セキュリティ強化、信頼性向上といったさまざまなメリットを実現できます。

このリリースを発表したブログ記事 (英語) では、新しい推奨事項についてより詳しく説明しています。たとえば、Azure Reserved Instances に切り替えてコストを節約する、Azure Service Health のアラートを設定してサービスの問題ごとにパーソナライズされたガイダンスを提示する、テクニカル サポート プランのメリットがあるサブスクリプションを特定する、Traffic Manager を構成してパフォーマンスと可用性を最適化する、といったアドバイスを受けられます。

詳細については、発表記事の全文 (英語) をご確認ください。また、Azure Advisor の Web ページも併せてご覧ください。

Kubernetes の利用を簡素化する Azure Kubernetes Service (AKS)

Kubernetes は、わずか 3 年という短い期間で、コンテナー化されたワークロード向けのオーケストレーターとして業界をリードする存在となりました。Azure Kubernetes Service (AKS) は、インフラストラクチャの複雑さを処理するだけでなく、マイクロソフト独自の企業要件に関する知識と開発者を支援してきた実績を活用して、クラウドで優れた Kubernetes エクスペリエンスを提供します。マイクロソフトは、さまざまな分野や業界のお客様を支援してきた中で、コンテナーや Kubernetes の導入時に想定される課題や、効果的な解決策とそうでないものについて学んできました。AKS と Kubernetes によって、既存のアプリケーションの移行、クラウドネイティブなマイクロサービス アプリケーションの構築、IoT、機械学習といった強力なユース ケースが実現されます。

AKS のユース ケースの詳細については、こちらのブログ記事  をご覧ください。

こちらのサンプル コード (英語) を利用して、簡単に開始することができます。

Azure Database for MySQL での 4 TB のサーバー ストレージの一般提供

Azure Database for MySQL: 4 TB のサーバー ストレージの提供を開始

現在 Azure Database for MySQL をご利用のお客様は、汎用またはメモリ最適化の料金レベルを使用している場合に、4 TB のサーバーを作成するか、あるいは、既存の MySQL サーバー ストレージを 4 TB に更新することができるようになりました。このサーバー ストレージのサイズ増加により、さらに大規模なワークロードがサポートされたため、お客様は、将来的な規模の拡大に簡単に対応することができます。詳細については、こちらのページをご覧ください。

Azure Database for PostgreSQL での 4 TB のサーバー ストレージの一般提供

Azure Database for PostgreSQL: 4 TB のサーバー ストレージの提供を開始

現在 Azure Database for PostgreSQL をご利用のお客様は、汎用またはメモリ最適化の料金レベルを使用している場合に、4 TB のサーバーを作成するか、あるいは、既存の MySQL サーバー ストレージを 4 TB に更新することができるようになりました。このサーバー ストレージのサイズ増加により、さらに大規模なワークロードがサポートされたため、お客様は、将来的な規模の拡大に簡単に対応することができます。詳細については、こちらのページをご覧ください。

Azure Cosmos DB での Change Feed のサポートのプレビュー

Azure Cosmos DB で Change Feed をサポート

Azure Cosmos DB で Change Feed のサポート のプレビューが開始され、効率的かつスケーラブルなソリューションを構築できるようになりました。Change Feed は、すべてのアカウントに対して既定で有効になっており、変更されたドキュメントの一覧を変更された順に並べ替えて出力します。変更は永続的に保持され、非同期かつ段階的に処理できるほか、出力を 1 つ以上のコンシューマーに分散して並列処理を行うことができます。

詳細については、こちらのページ (英語) をご覧ください。

Azure Cosmos DB Java Async SDK 2.0 の一般提供

Azure Cosmos DB Java Async SDK 2.0.0 の一般提供を開始

Azure Cosmos DB Java Async SDK (英語) では、人気の RxJava (英語) ライブラリを使用して、非同期 API の新しいプログラミング サーフェスを追加しており、シーケンスを確認できるイベント ベースのプログラムを作成できます。バージョン 2.0.0 では、SDK で使用される JSON シリアライザーが org.json から Jackson に変更されました。

詳細については、こちらのページをご覧ください。

Azure DevOps ツールの統合 – Ansible 2.6 での Azure のサポートの更新

Azure エンジニアリング チームは、Ansible を使用しているお客様のために Azure のネイティブ サポートを拡大しています。先日リリースされた Ansible 2.6 では、ネットワークと VM のサポートが更新されたほか、4 つの新しい Azure モジュール (英語) が追加され、Azure REST API を使用して Azure Kubernetes Service や Azure リソースを管理できるようになりました。今回の更新には以下が含まれます。

  • Azure Kubernetes Service: Azure Kubernetes Service を作成、更新、削除します。
  • Resource: Azure REST API を使用して、Azure リソースの作成、更新、削除、情報の取得を行います。

今回のリリースに伴い、Ansible の開発者向けハブで 3 つの新しいチュートリアルが公開されました。

  • AKS クラスターを作成して構成する: この記事では、Ansible を使用して、Azure Kubernetes Service クラスターを作成、構成する方法を説明します。
  • 仮想マシン スケール セットを作成して構成する: この記事では、Ansible を使用して、仮想マシン スケール セットを作成、スケールアウトする方法を説明します。
  • 仮想マシン スケール セットにアプリをデプロイする: この記事では、Java アプリケーションを仮想マシン スケール セットにデプロイする方法を説明します。

利用可能な機能の詳細については、Azure の Ansible 開発者向けハブをご覧ください。

Azure Active Directory (Azure AD) でのパスワード リセットと多要素認証の登録の統合

多要素認証とパスワード リセットのセキュリティ情報を一度に登録できる新しいエクスペリエンスのプレビューがリリースされました。ユーザーが確認コードを取得するために電話番号などのセキュリティ情報を登録した場合に、その番号をパスワードのリセットにも使用できるようになりました。同様に、セキュリティ情報を単一のページから変更または削除して、情報を最新の状態に簡単に維持できるようになりました。

 


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