Quantcast
Channel: TechNet Blogs
Viewing all articles
Browse latest Browse all 34890

FY19 コンピテンシーを獲得する新しい方法 (1)~ISV コンピテンシーの新設【8/13 更新】

$
0
0

マイクロソフトパートナーネットワークは進化を続けています。Inspire 2018 で発表されたように、コンピテンシーを取得し、パートナーの専門知識を顧客に紹介するための新しい方法が提供され、パートナーがビジネスニーズに合わせて柔軟に対応できるようにします。私たちは、より多くのパートナーが業界有数のパートナープログラムに参加し、マイクロソフトブランドの評判を引き出すメリットを享受できるよう、コンピテンシーを追加して更新しています。

FY19 では以下の 3 点が大きく追加される予定です。
(※ 未実装のコンピテンシー要件は実装までに変更される可能性もあります)

  • 新しいISVプログラム: ISV Starter Kit とISVゴールド/シルバー コンピテンシーは、パッケージアプリケーションを作成してAppSourceまたはAzure Marketplaceに公開するパートナーに最適です。小規模な店舗から成熟した会社まで、MPNはアプリケーションの開発と拡張を支援するリソースを提供し、顧客の手に渡します。
  • Small and Mid-Market Cloud Solutions コンピテンシーで新たに Office 365 以外のクラウドサービスのサポート:このコンピテンシーはまもなく、対象となるクラウドサービスの幅をOffice 365を超えて拡張してゴールドまたはシルバーのステータスを達成する柔軟性を提供します。更新されたコンピテンシーには、Azure、Enterprise Mobility and Security Suiteなどが含まれます。また、対象となるクラウドサービスの利用状況や顧客獲得数をカウントする機能を追加することで、パートナーにパフォーマンス要件を満たすさまざまな方法を提供します。
  • Windows and Devices コンピテンシー:近日中にアップデートが予定されています。SurfaceリセラーやOEMパートナーに新しいオプションを含めるため、このコンピテンシーを拡張しています。これらのオプションは、デバイスパートナーが専門知識を発揮するのに役立ちます。

 

ISV コンピテンシー

この記事では、すでに利用可能になっている ISV コンピテンシーについて解説します。

ISV コンピテンシーは、パッケージアプリケーションを作成してAppSourceまたはAzure Marketplaceに公開するパートナー向けのコンピテンシーです。従来のクラウドコンピテンシー (Office 365, Azure, Dynamics 365) では、サービスを展開する SI パートナーやマネージドサービス プロバイダーにフォーカスが当たっており、これらのパートナーと異なる動きをする ISV パートナーがコンピテンシーを取得できる手段が限定されていました。

ISV パートナーがクラウドコンピテンシーを取得できるようにするための手段 (各コンピテンシーで ISV オプションを実装するなど) が検討されていましたが、この度、ISV コンピテンシーとして独立して実装することになりました。

 

コンピテンシーを取得するメリット

詳しくは、ページ内の「コンピテンシーの特典」を見ていただきたいのですが、ISV コンピテンシーを取得する一番のメリットは、Microsoft Azure の社内的な開発目的の使用とテストに利用できるバルク クレジットです。

  • Silver: 登録年度につき 6,000 米ドルの Azure クレジット (コンピテンシー基本特典の 100 米ドルの Azure 月間クレジットに加えて)。
  • Gold: 登録年度につき 12,000 米ドルの Azure クレジット(コンピテンシー基本特典の 100 米ドルの Azure 月間クレジットに加えて)。

提供されるバルク クレジットの量は、Cloud Platform コンピテンシーのSilver/Gold で提供される量と同じであり、他のAzureパートナーと遜色のないクレジットを受け取ることができます。

 

コンピテンシー取得要件

詳しくは、ページ内の「コンピテンシー取得要件」を見ていただきたいのですが、ISV コンピテンシーの取得要件には、クラウドアプリケーションであれば AppSource または Azure Marketplace にアプリを掲載する、オンプレミスアプリケーションであれば、Windows Server 2016、Windows Server 2016 Hyper-V、SQL Server 2016、System Center Operations Manager 2016、System Center Configuration Manager 2016、Microsoft Dynamics のいずれかでアプリ認定 (英語) を取得していただく必要があります。Silver コンピテンシーの取得に要求されるパフォーマンス要件はこのいずれかだけです。

Gold コンピテンシーの取得には、これらに加えてクラウドコンピテンシー (Cloud ProductivityCloud PlatformCloud CRM)のGoldレベルのクラウド消費パフォーマンス要件が必要となります。

 

Small and Midmarket Cloud Solutions および Windows and Devices コンピテンシーにおけるプログラム変更も、実装され次第、ブログ記事でご紹介する予定です。

 

ご参考: AppSource と Azure Marketplace で対応しているサービス内容の違い

AppSource と Azure Marketplace の違いについてよく聞かれることがありますので、この記事でもスペースを割いて解説します。リスティングできるサービス内容や提供形態が両者では異なります。詳細は「AppSource と Azure Marketplace の比較」の記事をご覧いただきたいのですが、両者の違いを表にまとめると以下のようになります。

 

関連記事


Viewing all articles
Browse latest Browse all 34890

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>