本日、11月9日(日本時間)に Internet Explorer と Microsoft Edge のセキュリティ更新プログラムを公開しました。
10月の更新プログラムより、提供方法が変更となりロールアップとして提供される OS の更新プログラムに
IE の更新プログラムも含まれて提供されています。
各更新プログラムについては以下の URL よりご確認ください。
■Internet Explorer
マイクロソフト セキュリティ情報 MS16-142 – 緊急
Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム (3197655)
https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/security/ms16-142
更新プログラムを適用後の Internet Explorer のバージョン情報に表示される更新バージョンは以下のようになります。
IE9 : 9.0.56 (KB3197655) / Windows Vista SP2, Windows Server 2008 SP2
IE10 : 10.0.45 (KB3197655) / Windows Server 2012
IE11 : 11.0.37 (KB3197655) / Windows 7 SP1, Windows Server 2008 R2 SP1, Windows 8.1, Windows Server 2012 R2, Windows 10
更新プログラムに含まれるセキュリティ以外の更新については、以下の公開情報をご確認ください。
MS16-142: Cumulative security update for Internet Explorer: November 2016
https://support.microsoft.com/en-us/kb/3197655
■Microsoft Edge
マイクロソフト セキュリティ情報 MS16-129 – 緊急
Microsoft Edge 用の累積的なセキュリティ更新プログラム (3199057)
https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/security/ms16-129
Internet Explorer ならびに Microsoft Edge をより安全にご利用いただくため、
できるだけ早期に、今月公開のセキュリティ更新プログラムを適用くださいますようお願いいたします。
■主な更新
2016 年 9 月の更新プログラム MS16-104 を適用後の環境でお気に入りに含まれる .url のショートカットを Windows Explorer から
開いた場合にセキュリティの警告ダイアログが表示されるという動作となっておりました。
上記はセキュリティの目的での変更に伴う動作でしたが、お客様からのフィードバックを鑑み動作の見直しが行われており
お気に入りの .url のショートカットを Windows Explorer で利用しても警告が表示されないよう KB3199375 として修正が行われました。
今回のロールアップには、この KB3199375 の修正が含まれていますので
同問題に対する対処をご検討の場合にはロールアップの適用をご検討ください。