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世界初、人工知能で中央銀行総裁の表情を解析してビジネスに応用も

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人工知能による表情分析で経済の先行きを予測!そんなことが実現できるようになるかもしれません。野村證券金融経済研究所と米マイクロソフトとの共同研究で、インターネット上に公開されている日銀総裁の記者会見の映像を解析、喜び、中立、怒り、驚き、嫌悪感、軽蔑、悲しみ、恐怖の8つに分類される感情のスコアを計測しました。感情のスコア化には、マイクロソフトが提供する Microsoft Cognitive Services の Face API を利用。人間がわからないようなレベルで出された特徴的な感情スコアの変化により、日銀が金融政策変更を発表した会合の1つ前と直後の記者会見で、「怒り」、「嫌悪」、「悲しみ」の感情スコアに特徴的な変化が確認できたと言うことです。

いままでエコノミストやアナリストは「マクロ指標」や、「日銀文学」ともいうべき難解で独特な発表文書の表現の読解を中心に分析を行ってきましたが、これからは経済・金融分野の要人の画像から表情スコアを計測することで経済の先行きがわかるかもしれません。今後は米連邦準備理事会 (FRB)や欧州中央銀行(ECB) のケースでも試してみるとのこと。今後の面白い展開に期待です。

詳しくは以下の記事をご覧ください。

 

 


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