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MS クラウド ニュースまとめ – Azure Container Instances | GA 他 (2018 年 5 月 7 日)

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執筆者: Cloud Platform Team

このポストは、2018 5 7 日に投稿された Cloud Platform Release Announcements for May 7, 2018 の翻訳です。

 

Azure IoT Edge の新機能

Azure IoT Edge 向けに開発された高度な新機能を活用することで、パートナー様やお客様は、エッジ コンピューティングのインフラストラクチャを気にすることなく、ビジネス価値を高められるようになります。以下に主な機能をご紹介します。

1 つ目は、Azure IoT Edge ランタイムのオープン ソース化です。ランタイムの改修や問題のデバッグをお客様自身で行えるようになり、エッジ アプリケーションの透過性や制御性が向上します。

2 つ目は、エッジでのデプロイにおける Cognitive Services のサポートです。強力な AI アルゴリズムを使用して、見る、聞く、話す、判断するといったエッジ デバイス アプリケーションを構築できるようになります。現在利用可能な Custom Vision サービスでは、ドローンや製造機器などのコネクテッド デバイスやエッジで AI を実行し、ネットワークやクラウドの常時接続を利用できない場合でも、迅速に重要なアクションを実行することができます。

3 つ目は、IoT Edge での Kubernetes のサポートです。エッジ デバイスの IoT Edge ソフトウェア スタックの管理に Kubernetes のボキャブラリと技術を使用できるようになります。

4 つ目は、HPAvnetMoxa などの企業とのハードウェアに関するパートナーシップです。エッジ ハードウェアのセキュリティを強化して、チップセットからクラウドまでのあらゆるレベルで IoT ソリューションを保護します。これを実現するため、Azure Certified for IoT プログラムを拡張して Azure IoT Edge 用ハードウェアをサポートし、AI、デバイス管理、セキュリティ保証などの主要な機能を持つハードウェア開発に重点的に取り組んでいます。

このほか、DJI と提携して、Azure IoT Edge とマイクロソフトの AI テクノロジを活用し、農業、建設業、公安機関などの主要な業界向けの業務用ドローン ソリューションを開発しています。

詳しくは IoT に関するブログ記事をお読みください。

Azure IoT Remote Monitoring の更新

//BUILD にて、即座に完全な運用を開始できるソリューション アクセラレータ、Azure IoT Remote Monitoring の最新版を発表しました。新たに実装された機能は以下のとおりです。

  • 新しい UI デザイン
  • 運用者向けシナリオの拡充
  • 容易なデバイス接続
  • 地図機能の強化
  • 統合オプションの拡充

詳しくはこちらのブログ記事 (英語) ACOM のページ (英語) をご覧ください。

Azure Container Instances の一般提供

Linux Windows の両方のコンテナーをサーバーレスで実行できる Azure Container Instances の一般提供を開始します。これは、オンデマンドのコンピューティング サービスで、仮想マシン (VM) の管理にわずらわされることなくコンテナーを迅速にデプロイし、自動的かつ柔軟にスケーリングすることができます。コンテナー テクノロジの常識を根本的に覆すサービスとして昨年夏にプレビュー (英語) が開始され、パブリック クラウドで革新的なサーバーレス コンテナーが初めて実現されました。また、コンピューティング サービスとして初めて秒単位の課金制度を採用しています。さらに、サーバーレスのコンテナー サービスが一般提供されるのも、Azure が初となります。

今回、料金も値下げされ、単一コンテナーをクラウドにデプロイする際のコスト効率がさらに向上します。

詳しくは Azure Container Instances に関するブログ記事をご覧ください。

Azure Container Registry Geo レプリケーションの一般提供

新しい企業向けライフサイクル管理機能を、全世界でご利用いただけるようになります。このサービスの一部の機能をご紹介します。

  • Geo レプリケーションがすべてのパブリック リージョンでご利用いただけます。
  • Azure Container Registry Build のプレビュー: OS やフレームワークに自動的に修正プログラムを適用するなど、コンテナーのライフサイクル管理をサポートするネイティブなコンテナー ビルド サービスです。現在、米国東部で一般提供を開始しており、今後西ヨーロッパでの提供を開始する予定です。
  • 検疫パターンのプレビュー: 安全性の向上のため、脆弱性スキャナーの承認を受けたイメージ以外のイメージのレジストリでのプルが既定で禁止されます。マイクロソフトは、Aqua および Twistlock と提携し、このエクスペリエンスの作成と普及に継続的に取り組んでいきます。

Azure Stack での Azure IoT Hub の使用

マイクロソフトは、Azure Stack での Azure IoT Hub 実現に向けて取り組んでいます。これは、IoT ワークロードをお客様の自社データ センターで実行できるようにするための重要な開発であり、これが完成すれば、オンプレミス環境での IoT デバイスの接続、監視、管理が実現します。これは、マイクロソフトが推進するインテリジェント エッジの取り組みの一環です。詳しくは、//BUILD ブログ (英語) をご覧ください。

Azure Event Grid Cloud Events 標準のプレビュー

Azure Event Grid Cloud Events のプレビューの提供を開始します。Cloud Events は、Cloud Native Computing Foundation (CNCF) の一部としてマイクロソフトと GoogleIBMOracle、およびクラウド ベンダー各社が共同開発した、イベントのオープン スタンダードです。これにより、複数のクラウドにまたがるイベント主導型シナリオのアプリケーションを開発できるようになります。

詳しくはこちらのブログ記事 (英語) をご覧ください。

Azure Functions Durable Functions の一般提供

Azure Functions の拡張機能である Durable Functions の一般提供を開始します。この機能を使用すると、サーバーレス環境で長期間実行されるステートフルな関数のオーケストレーションを C# で構築することができます。これにより、複雑なチェーン シナリオ、ファン イン/ファン アウトのパターン、ステートフルなアクター、長期間のコールバックなど、これまで不可能だったさまざまなシナリオを実装できるようになります。

これは Azure Functions 独自の機能であり、競合他社のサーバーレス FaaS サービスでは提供されていません。

詳しくはこちらのブログ記事 (英語) をご覧ください。

Azure SignalR Service のプレビュー

Azure SignalR Service は、開発者がキャパシティのプロビジョニング、接続の信頼性、スケーリング、暗号化、認証などを気にすることなく、リアルタイム Web エクスペリエンスの開発に集中することができる、フル マネージド型サービスです。このサービスは .NET SignalR ライブラリや Visual Studio ファミリと緊密に統合しており、チャット、インスタント ブロードキャスト、IoT ダッシュボードなどのエクスペリエンスを容易に開発することができます。

詳細を確認して (英語)今すぐお試しください (英語)

Azure Blockchain Workbench のプレビュー

Azure Blockchain Workbench のプレビューをリリースします。これは、Azure でのブロックチェーン アプリケーションの構築を容易にする新しい開発者ツールです。実用的なブロックチェーン アプリケーションを作成するには、通常 Azure Active DirectoryKey VaultSQL Database などのクラウド サービスが必要ですが、これらが事前に統合された Azure Blockchain Workbench では、Azure がサポートするブロックチェーン ネットワークをわずか数クリックでデプロイすることができます。このサービスは、Azure Marketplace (英語) で入手できます。概念実証開発にかかる時間が約 10 分の 1 に削減され、インフラストラクチャのスキャフォールディングを短縮できるため、ユース ケースの改善やアプリケーション ロジックの組み込みなどの作業に注力できるようになります。

詳しくはこちらのブログ記事 (英語) または Microsoft Mechanics デモ (英語) をご覧ください。使用を開始する場合にはコード サンプルやチュートリアル (英語) をご利用ください。

Azure App Service での Web App for Containers のマルチコンテナー (プレビュー)

Azure App Service でマルチコンテナーをサポート

複数の Docker コンテナーで構成される Web アプリを、キャパシティ プロビジョニング、負荷分散、基盤インフラストラクチャのメンテナンスを必要としない Linux App Service にデプロイできるようになりました。これにより、Docker Compose Kubernetes Pod の定義を容易に App Service に適用し、組み込み済みの CI/CD、自動スケーリング、インテリジェントな診断などの強力な App Service 機能を使用することができます。

詳しくはこちらのブログ記事 (英語) をご覧ください。

Azure Media Services Media Services API Video Indexer の更新

Azure Media Services Video Indexer の最新版をリリースします。これにより、高度なメディア処理と AI に基づくメディアのメタデータの抽出を、アプリやワークフローに容易に統合できるようになります。

最新の Azure Media Services API では、開発モデルがよりシンプルになり、Event Grid Functions などの主要な Azure サービスや、人気の高い開発言語向け SDK の統合エクスペリエンスが改善されています。また、AI に基づいてメディアのメタデータを抽出する Video Indexer サービスもリリースしました。これにより、試用版のリソース制限を超えて、Web API から Azure サブスクリプションに接続できるようになります。

詳しくは Azure Media Services および Video Indexer のページをご覧ください。

Linux App Service 向け App Service Environment のプレビュー

Linux App Service Virtual Network に対応

App Service Environment Linux App Service のプレビューを開始しました。これにより、App Service Environment を使用して容易に Linux Web アプリを Azure Virtual Network にデプロイし、仮想ネットワークや VPN 接続全体のリソースにアクセスすることができます。

詳しくはこちらのブログ記事 (英語) をご覧ください。また、使用を開始する際にはクイック スタート ガイドをお読みください。

Azure App Service のライブ デバッグ、診断、EasyAuth のプレビュー

Azure App Service の更新により、診断、デバッグ、認証が容易に

日々の開発タスクを簡素化する新機能をリリースします。

  • Linux ベースのアプリのサポートおよび App Insights との統合を App Service Diagnostics に実装し、分析機能を強化しました。
  • コンテナー ベース アプリのリモート デバッグのプレビューでは、お好みの SSH クライアントを使用することができます。
  • EasyAuth の拡張により Linux App Service で利用できるようになります。

詳しくはこちらのブログ記事 (英語) をご覧ください。

Azure Cosmos DB の一括実行ライブラリの一般提供

Azure Cosmos DB .NET 用および Java 用一括実行ライブラリ

Azure Cosmos DB で一括実行ライブラリをご利用いただけるようになりました。.NET 用は NuGet から (英語)Java 用は Maven から (英語) ダウンロード可能です。このライブラリでは、Azure Cosmos DB コレクションへの大規模データセットのインポートや移行を、数分で効率的に実行することができます。また、Azure Cosmos DB に格納されている既存データの更新 (修正プログラムの適用) を一括実行する場合にも使用できます。各サンプルについて、.NET 用はこちら (英語)Java 用はこちら (英語) からお試しいただけます。

Azure Cosmos DB でのマルチマスターのサポート (プライベート プレビュー)

Azure Cosmos DB でマルチマスターをサポート

Azure Cosmos DB で、プライベート プレビューとしてマルチマスター機能をグローバルにサポートします。これにより、低レイテンシ、高可用性、調整可能な整合性モデル、柔軟で包括的な競合解決などが可能になります。

詳しくはこちらのブログ記事 (英語) をご覧ください。

Azure Cosmos DB のデータベース レベルのスループット プロビジョニング (プレビュー)

複数のコレクションで Azure Cosmos DB を使用する際に、データベース レベルでスループットをプロビジョニングし、データベース全体で共有できるようになりました。これにより、大規模なコレクションでデータベースの使用を開始、運用する際にコストを抑えることができます。

詳しくは、データベース レベルでのスループットのプロビジョニングに関するドキュメントをご覧ください。

Azure Cosmos DB Virtual Network サービス エンドポイントのプレビュー

Azure Cosmos DB Virtual Network サービス エンドポイント

Virtual Network サービス エンドポイント (英語) を利用して、お好みの Virtual Network のサブネットから Azure Cosmos DB にアクセスできるようになりました。これにより、手動で IP を変更する必要がなくなり、Azure Cosmos DB エンドポイントのアクセス管理が容易になります。

詳しくは、Virtual Network サービス エンドポイントに関するドキュメント (英語) をご覧ください。

Azure Search Cognitive Search のプレビュー

Azure Cognitive Search のプレビューを開始

現在提供中の Azure Search で、新しい Cognitive Search (英語) のプレビューを開始します。これに含まれる強化パイプラインでは、ドキュメントから豊富な構造化情報を検索して、Azure Search のインデックスとして使用することができます。Cognitive Search には、自然言語処理機能や Cognitive Skills と呼ばれる組み込みの強化機能が含まれており、テキストからのエンティティの抽出、画像分析、OCR 機能などのさまざまな強化タスクを実行することができます。また、この機能は拡張可能で、お客様がカスタマイズしたスキルと組み合わせることができます。

詳しくはこちらのブログ記事 (英語) をご覧ください。

Azure Key Vault の透過的なデータ暗号化の一般提供

Azure SQL Database/Data Warehouse でユーザー管理キーを使用して透過的にデータを暗号化

Azure SQL Database および Azure SQL Data Warehouse の透過的なデータ暗号化機能が Azure Key Vault と統合し、Bring Your Own Key (BYOK) を利用できるようになりました。FIPS 140-2 レベル 2 の検証済みハードウェア セキュリティ モジュール (HSM) で保護された RSA 暗号化キーを備えた Azure Key Vault は、可用性と拡張性に優れた安全なストレージを提供します。キーの管理プロセスが合理化され、暗号化キーを完全に制御しながらキーへのアクセスを管理および監査することができます。

詳しくは Azure ブログの記事をご覧ください。

Azure Maps (旧称 Azure Location Based Services) の一般提供

Azure Maps (旧称 Azure Location Based Services) は、一般提供の開始に伴い SLA の完全な保証対象となります。このサービスでは、地図、経路案内、交通情報、タイム ゾーンなどの機能をエンタープライズ アプリケーションにシームレスに統合することができます。位置情報を利用するには、以下の機能をアプリケーションに実装します。

  • 検索 – 連絡先情報、営業時間、地図上の厳密な地点、経路案内など、目的地 (POI) の詳細情報を提供するアプリを作成可能です。名前、カテゴリ、ユーザーからの距離などの条件で企業を検索することができます。
  • 地図 JavaScript Map Control API Render API を使用して、わかりやすく見やすい地図をソリューションに統合することができます。地図は動的に更新されるため、常に最新情報を取得できます。
  • ジオコード化 – アプリで緯度経度を住所に変換したり、住所を緯度経度に変換したりできます。顧客、商品、ドライバーが時間どおりに目的地に着くように案内するのに役立ちます。
  • 交通情報 – 移動時間の短縮や渋滞回避に役立つモバイル ソリューションを開発することができます。渋滞の回避経路のオプションや、渋滞の距離と所要時間の把握を可能にすることで、ラッシュ時間帯の移動時間を短縮できます。
  • 経路案内 – 目的地までの最短距離と最速の経路を提示する機能で、複数の目的地への経路を同時に示すことができます。また、徒歩、自転車、公共交通機関の利用に最適化した経路や状況を提供することもできます。

こちらのドキュメント (英語) を確認し、ぜひお試しください。

Azure SQL Database .Net/ODBC および SSDT のプレビュー

多要素認証を使用した Azure Active Directory の対話型認証が .NetODBCSSDT をサポート

SQL Database Azure Active Directory (AD) の新しい対話型認証をリリースします。この機能では、2 種類の Windows 向け通信ドライバー (最新の .Net ODBC) Azure AD の多要素認証をサポートします。詳しくは、最新バージョンの .NET4.7.2 (英語) および ODBC17.1 のドライバーをダウンロードしてご確認ください。

API のドキュメントについては、.NET SQL クライアントのサンプルはこちら (機械翻訳).NET のコード サンプルはこちら (英語)ODBC のコード サンプルはこちらからダウンロードできます。

この新しい認証方法は SQL Server Data Tools (SSDT) でもサポートされており、Visual Studio の最新リリースで使用することができます。

Visual Studio 2017 の更新

Visual Studio 2017 の最新版をリリースしました。今回の更新では、バグの修正とパフォーマンス強化を実施したほか、以下の新機能を無料でご利用いただけます。

  • クラウド開発 Azure Container Services Visual Studio Connected Environment に、コンテナー化されたアプリケーションを直接起動する機能を追加しました。また、プロジェクトのスキャフォールディングやユニット テスト機能も強化されています。また、Azure Container Service Helm Chart を直接発行できるようになりました。Kubernetes コンテナーに .NET アプリケーションを直接発行することもできます。さらに、ASP.NET および ASP.NET Core のアプリケーションで、IDE から Key Vault Connected Service を直接構成できるようになりました。
  • MSVC C++ 17 への適合 – これまで、MSVC C++ 17 標準準拠に向けて取り組んできましたが、このたび、Visual Studio 2017 バージョン 15.7 MSVC C++ 17 の標準に完全に準拠しました。
  • Xamarin による .NET モバイル開発 Xamarin を使用するモバイル開発者向けの機能強化を実装しました。XAML の編集エクスペリエンスを大幅に改善し、IntelliSense を完全にサポートしました。開発用 iOS デバイスを 1 クリックでプロビジョニングできるようになり、開発時間や手間を大幅に節約することができます。最新のナビゲーション パターンに対応するために、Android iOS のプロジェクト テンプレートを作成し直したことで、管理性と検索性が向上しました。
  • Hyper-V Android エミュレーターの互換性 (プレビュー) Google Android エミュレーターは Intel HAXM のハードウェア アクセラレーションを使用しているため、Hyper-V の機能を無効化する必要がありました。今回のリリースでは、プレビューとして Hyper-V Android エミュレーターの互換性を追加し、Google Android エミュレーターで Hyper-V をハードウェア アクセラレーション プラットフォームとして使用できるようになりました。開発者は、高速なエミュレーターで実行した最新の Android エミュレーター イメージを、Docker などの Hyper-V 対応ツールと併用することができます。

詳しくはリリース ノートをご覧ください。

Visual Studio 2017 の更新版は、Visual Studio インストーラーまたは VisualStudio.com からダウンロードすることができます。

Visual Studio Team Services Azure DevOps Projects

Microsoft Azure DevOps Projects では、Azure App Service Virtual Machines のホストでアプリケーションを起動し、Visual Studio Team Services の完全な CI/CD パイプラインをわずか 3 ステップで活用することができます。

このたび、DevOps Projects のサポート範囲を拡張しました。新たに、.NET/Java/Node.js 向け Azure Kubernetes Service Web アプリ パイプライン、および .NET 向けの Azure Service Fabric をサポートします。

詳しくはこちらのブログ記事 (英語) をご覧ください。

Visual Studio Team Services Release Management リリース ゲートの一般提供

Visual Studio Team Services は、アジャイル計画、Git のソース管理、クラウド開発、リリース管理 (CI/CD パイプラインを含む)、テスト、パッケージ管理などの機能を備えた、クラウド DevOps サービスです。

Visual Studio Team Services Release Management で、リリース ゲート機能をご利用いただけるようになりました。ユーザー エクスペリエンスの改善に加え、ゲートの拡張をサポートしたことで、お客様自身で開発したゲートを Visual Studio Marketplace から配信できるようになりました。

詳しくはこちらのブログ記事 (英語) をご覧ください。

Visual Studio for Mac の更新

Visual Studio for Mac バージョン 7.5 をご利用いただけるようになりました。バグの修正とパフォーマンス強化に加え、以下の新機能を無料で提供します。

  • RazorJavaScriptTypeScript での Web 開発 Web 開発者の皆様からのご要望の多かった、RazorJavaScriptTypeScript のエディター サポートを実現しました。今回のリリースでは、各言語向けのエディターを追加しています。
  • Azure Functions でのサーバーレス ソリューションの構築 – 昨年 Azure Functions でのサポート プレビューを開始し、C# および .NET Mono ランタイムをベースとするフル機能のデバッガー ツールを使用しながら Azure Functions を開発できるようになりました。今回の更新では、新しい Functions テンプレート ダイアログを追加し、.NET Core をサポートしました。
  • .NET Standard Xamarin.Forms Xamarin.Forms ソリューション構築における複数プラットフォーム間でのコード共有に、.NET Standard ライブラリ プロジェクトを活用いただけるようになりました。ぜひモバイル アプリ開発にお役立てください。
  • Team Foundation バージョン管理のサポート (プレビュー) Team Foundation Server および Visual Studio Team Services Team Foundation バージョン管理のサポートのプレビューを開始しました。これにより、コードを管理する際に、従来の Git のソース管理を統合するか、新しい Team Foundation のバージョン管理機能を利用するかを選べるようになりました。

詳しくは Visual Studio Team Services ブログ (英語) およびリリース ノートをご覧ください。

Visual Studio for Mac バージョン 7.5 は、組み込みの更新機能または VisualStudio.com からダウンロードいただけます。

.NET Core 3.0 のリリース

.NET Core の次期メジャー バージョンに向けたロードマップに沿って、.NET Core 3.0 をリリースしました。このリリースでは、Windows デスクトップ用ワークロード サポートを拡張し、Windows Presentation Foundation (WPF)Windows Forms (WinForms)、ユニバーサル Windows プラットフォーム (UWP) の各アプリ フレームワークが .NET Core に対応します。

これにより、Windows デスクトップ開発者はアプリを共存インストールして、.NET システム全体の更新がアプリケーションに影響するのを回避することができます。

また、主要な Windows デスクトップ フレームワークでの UI コントロールの共有や統合が容易になり、最適なコントロールをアプリに組み込んだり、UI の刷新を段階的に実施したりできます。たとえば、Edge やメディアなどの WPF アプリケーションや WinForms アプリケーションで UWP コントロールをホストすることができます。

今回の更新により、すべての Windows デスクトップ開発者が .NET プラットフォームで優れた最新技術を利用できるようになります。なお、.NET Framework での WinForms WPF のサポートについては、変更はありません。

詳しくはこちらのブログ記事 (英語) をご覧ください。

.NET Core 2.1 Release Candidate のリリース

.NET Core 2.1 Release Candidate の「Go-Live」ライセンスをご利用いただけるようになりました。運用環境での使用をマイクロソフトがサポートします。.NET Core 2.1 Release Candidate には、Web アプリケーション用の ASP.NET Core およびデータ用の Entity Framework Core が含まれます。最新版には、SignalR とのリアルタイムでの Web 通信のサポート、Web 機能やデータ機能に関する機能強化、.NET Framework との互換性の改善、パフォーマンス強化、最新版 Visual Studio 2017 のツールのサポートなどが実装されています。

詳しくはこちらのブログ記事 (英語) をご覧ください。

Xamarin.Forms 3.0 の一般提供

このたび、Xamarin.Forms 3.0 をリリースしました。この新しいライブラリは、安定性、パフォーマンス、役立つ機能を備えており、多様なデバイス向けの魅力的なアプリ開発をサポートします。

これは .NET Standard 2.0 とマルチターゲットで構築されていますが、PCL プロファイルや他の .NET Standard バージョンも引き続きサポートします。.NET Standard プロジェクトを使用している場合、プロジェクトの読み込み速度を大幅に向上することができます。

また、Xamarin.Forms 3.0 には、開発効率を高める機能強化や新機能を実装しています。UWP WPF での XAML 開発に利用される Visual State Manager も追加しました。さらに、Xamarin.Forms FlexLayout CSS 2 つの機能を追加しました。最新バージョンでは、従来の XAML エクスペリエンスを損なうことなくどちらの機能も利用できます。この機能の追加に伴い、サポート範囲が拡充し品質が大幅に改善しました。

詳しくは、こちらのブログ記事 (英語) およびリリース ノート (英語) をご覧ください。

Azure Lab Services のプレビュー

Azure Lab Services のプレビューを開始しました。これは、クラウドでシンプルかつ容易にコンピューター ラボを作成できるサービスです。Azure DevTest Labs の拡張版である Azure Lab Services を利用すると、共有可能で安全な完全カスタムのラボを作成することができます。請求、ガバナンス、コンプライアンス、セキュリティを一元的に設定できるほか、ラボでリソースを作成、使用するための分散機能も備えています。Azure Lab Services のラボの原型を使用して、一般的なユーザー シナリオ (クラスルーム、試用、開発/テストなど) 向けのラボを簡単に作成することができます。さらに、シンプルな Web インターフェイスで、簡単にラボをセットアップしたり使用したりできます。

詳しくは Azure Lab Services のページ (英語) をご覧ください。

Team Foundation Server 2018 Update 2 の一般提供

Team Foundation Server は、お客様の環境にインストールして、クラウドの Visual Studio Team Services の機能をオンプレミスで使用できるようにする、DevOps ツール スイートです。

Visual Studio Team Services 3 週間ごとに更新されます。オンプレミスのサーバーを Team Foundation Server でホストしている場合、年 4 回の更新により、新しい機能を利用できるようになります。

このたび、Team Foundation Server 2018 Update 2 のダウンロードを開始しました。今回の更新には、以下のような新機能やバグ修正が含まれています。

  • Release Management のリリース ゲート機能のサポート
  • Wiki 検索
  • プル リクエストのメンション
  • Not In クエリ演算子のサポート

これ以外にも多数の機能強化を実施しています。最新版をダウンロードする場合には、まずリリース ノートをご確認ください (英語)

コンピューティングに最適化された Azure SQL Data Warehouse Gen2 の一般提供

Azure SQL Data Warehouse Gen2 パフォーマンス レベルの一般提供を開始しました。高パフォーマンスに最適化されたこの製品は、業界トップ レベルのコスト パフォーマンスを誇り、個々のクエリの実行速度を約 10 倍に向上させることが可能です。パフォーマンス向上に加えて、5 倍のコンピューティング能力と無制限のストレージ容量をプロビジョニングできるようになり、非常に高負荷な分析ワークロードにも最適です。この新しいパフォーマンス レベルは、コンピューティングとストレージのスケーラビリティを大幅に向上させる最新の Azure ハードウェアを採用しています。まず 22 のリージョンで段階的にリリースを実施し、その後他のリージョンに展開する予定です。

プレビュー割引料金の適用は、2018 6 1 日までとなります。最新の料金については、SQL Data Warehouse の料金ページでご確認ください。

Azure Database Migration Service の一般提供

Azure Database Migration Service の一般提供を開始します。このサービスでは、オンプレミスの SQL Server Oracle などのリレーショナル データベースを Azure のデータ プラットフォームに移行するための、シームレスなエンドツーエンド ソリューションを提供します。移行元と移行先の環境が同じ場合または異なる場合のどちらもサポートしており、ガイド付き移行プロセスにより、わかりやすく容易に実装することができます。

詳しくは製品ページをご覧ください。

SQL Server 2016 Service Pack 2 (SP2) の一般提供

このたび、SQL Server 2016 Service Pack 2 をリリースしました。SP2 Microsoft ダウンロード センターから入手可能で、近日中に Visual Studio サブスクリプション、MBS/PartnerSourceVLSC でも提供を開始する予定です。多くのお客様に優れたソフトウェアをご利用いただくために、今回のアップグレードは SQL Server 2016 をご利用中のすべてのお客様を対象としています。

SQL Server 2016 Service Pack 2 (SP2) には、これまでにリリースされた修正プログラムのロールアップに加え、お客様や SQL コミュニティのフィードバックを反映した、パフォーマンス、スケーラビリティ、サポート性などの機能強化を実装しています。これにより、SQL Server 2016 のパフォーマンスが向上し、幅広いサポートや診断機能をご利用いただけます。このリリースは、SQL Server チームが継続的に取り組んできた、価値提供の取り組みの成果であると言えます。

詳しくは、SQL Server 2016 SP2 に関するブログ記事 (英語) をお読みください。

Azure API Management の中国での一般提供

中国で Azure API Management の一般提供を開始

Azure API Management は、API の発行、管理、保護、測定を行うための包括的なソリューションです。すべての API をカタログ化して 1 か所で表示できるほか、Azure や外部バックエンド サービスへの接続、API の最適化や保護、API のライフサイクル管理など、ハイレベルな開発者エクスペリエンスを実現します。

詳しくは製品ページをご覧ください。

Azure Container Service の正常性とパフォーマンスの監視

Azure Monitor を使用すると、Azure Container Service クラスターの正常性とパフォーマンスを追跡することができます。

アプリケーションが期待どおりに動作していることを確認するには、Azure Container Service クラスターの正常性とパフォーマンスを監視する必要があります。Azure Virtual Machines などの Azure インフラストラクチャでアプリケーションを実行している場合、ほぼリアルタイムに詳細な監視データを取得できます。このたび、Azure Monitor で新たに Azure Container Service クラスターの正常性とパフォーマンスを追跡できるようになりました。各レベルの Kubernetes クラスターのパフォーマンス監視や、各コンテナー ログの確認を、すべて 1 か所で行うことができます。

詳しくは、パブリック プレビューの発表記事 (英語) をご覧ください。

Azure モバイル アプリの一般提供

このたび、iOS 用および Android 用の Microsoft Azure モバイル アプリの一般提供を開始しました。これにより、Azure リソースの正常性やステータスの監視、問題の迅速な診断および修正、Azure CLI PowerShell からのリソース管理用のコマンド実行など、Azure サービスの管理を iOS デバイスや Android デバイスで直接行えるようになります。
Azure チームのブログ記事 (英語) でも詳しく紹介されているように、Azure ポータルから Cloud Shell セッションを起動すると、中断した作業を外出先で再開することができます。これにより、開発者や管理者の生産性が向上し、いつどこにいても Azure リソースを管理することができます。
詳しくは、
ブログ記事 (英語) および Azure モバイル アプリの Web サイトをご覧ください。

Azure Content Delivery Network from Microsoft Standard レベルのプレビュー

Azure Content Delivery Network from Microsoft Standard レベルのプレビューを開始しました。マイクロソフト独自のグローバルな配信能力と Content Delivery Network サービスを Azure ユーザーの皆様にご利用いただけます。

マイクロソフトのグローバル ネットワークを利用してコンテンツを配信することで、Content Delivery Network の配信範囲内の各エッジから Azure コンテンツに直接アクセスできるようになるため、より一貫した予測可能なキャッシュ パフォーマンスが実現します。

また、Azure CDN from Microsoft Standard レベルでは、以下の新機能を利用することができます。

  • 既定で有効なリージョン単位のキャッシュにより、パフォーマンスが向上すると共に配信元の負荷を軽減します。
  • 個々のユーザーの SSL 証明書により、ニーズに応じたサービスを高度にカスタマイズできます。

他のサービスと同様、使いやすい Azure Content Delivery Network ポータル エクスペリエンスで操作することができます。

詳しくは、Azure Content Delivery Network の記事 (英語) をご覧ください。

Windows Server の更新

今回の Windows Server の更新も、お客様のフィードバックを優先的に反映し、サイズとダウンロード時間を削減することでサーバー コア ベースのコンテナー イメージを最適化しました。また、アプリケーションの互換性の向上、パフォーマンス強化、Kubernetes のサポートの強化、Hyper-V の分離によるネイティブな Linux コンテナーの最適化なども実装しています。

Windows Subsystem for Linux (WSL) などのツールにより、Windows Server 管理やスクリプト作成のエクスペリエンスが大きく改善したという声も多くお寄せいただいています。コマンド ライン ツール ブログでも、バックグラウンド タスク、DriveFSWSLPath など、Windows Server に関するさまざまなヒントをご紹介していますので、ぜひそちらもお読みください。このほか、tarcurlOpenSSH などの主要なオープン ソース ツールの Windows ネイティブ バージョンも提供しています。

詳しくは製品ページをご覧ください。

Azure Storage Explorer の一般提供

Azure Storage Explorer の一般提供を開始しました。この機能は LinuxmacOSWindows に対応しており、1 か所でさまざまなストレージ エンティティを容易に管理することができます。

Azure Storage Explorer には、以下のようなメリットがあります。

  • AzureAzure Stack、国営クラウドの複数のアカウントやサブスクリプションにアクセスできます。
  • Blob、キュー、テーブル、ファイル、Data Lake (プレビュー)Cosmos DB (プレビュー) などのストレージ リソースを作成、編集、閲覧、アップロード、ダウンロード、削除できます。
  • SAS URL や直接リンクを使用してストレージ リソースを共有できます。

今回のリリースには新しい認証ライブラリが含まれており、Visual Studio でのアカウント情報の共有、強化されたアクセシビリティ サポート、GitHub のオープンな共同開発やフィードバック チャネルなどをご利用いただけます。

詳しい情報やダウンロード方法については、Azure Storage Explorer のページをご覧ください。

Azure Active Directory の開発者向け Managed Service Identity の一般提供

Managed Service Identity を利用すると、Azure Active Directory (Azure AD) で自動管理されている ID Azure サービスに付与することができます。この ID は、コードに資格情報を含めずに、Azure AD 認証をサポートするあらゆるサービスで使用することができます。

クラウド サービスの認証処理では、コード内の資格情報を管理および保護することが非常に重要です。理想的なのは、開発者のワークステーション上に資格情報を一切表示しないように、ソース制御の中で処理することです。Managed Service Identity では、この問題を解決するために、Azure AD で自動管理される ID Azure サービスに付与します。

詳しくは製品ページをご覧ください。

 

 


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