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[宛先] フィールドの入力上限について

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こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。
今回は、メールを送付する際の [宛先]、[CC]、[BCC] フィールドの上限についてご紹介します。
一度に送付できる宛先数に対してプログラム上の制限はないのですが、名前解決が行われていない状態 (宛先に下線が引かれていない状態) での入力文字数には 32000 バイトという制限があります。
この制限は、名前解決を行うことにより、緩和されます。
また、この制限は Outlook バージョンでの差異はなく、Outlok 2007、2010、2013、2016 共通となります。
32000 バイト (文字) の制限についてもう少しわかりやすくご説明いたします。
例えば、下のキャプチャのように、test01@contoso.com というアドレスを使用した場合、18文字としてカウントされます。
before
test01@contoso.com を名前解決し、test01@contoso.com (宛先に下線が引かれる状態) といった状態にすると、これは 1 バイトの文字数としてカウントされます。
(名前解決の後のセミコロンやスペースも 1 バイト (文字数) とカウントされます)
after]
Outlook にはプログラム上の送信数制限もなく、入力もかなりの数が可能ではありますが、大量のアドレスを扱う場合にはクライアントの作業用メモリ (使用可能メモリ) に依存した限界値が存在します。
この限界値については、個々のクライアント環境に依存するため、具体的な数値を算出することはできません。
また、たくさんの宛先に送付する場合には、誤送信を予防するための確認も大変な作業となるので、配布グループを作成したり、分割して送付したりすることをおすすめいたします。
本情報の内容 (添付文書、リンク先などを含む) は作成日時点でのものであり、予告なく変更される場合があります。

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